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今日の朝日新聞夕刊の1面、
左端「コロナを生きる言葉集」で、
僕のことを取り上げて頂きました。

記者の方が、Facebookとブログを見て、
取材を受けました。

20210430

毎日掲載される記事で、
これまで著名な方ばかりなので
僕で大丈夫なのかと
思いましたが。

朝日新聞デジタルで
もう少し詳しく書かれています。

「精いっぱい生きている妻の顔は #コロナを生きる言葉集

https://www.asahi.com/articles/ASP4R4VPKP4PULZU006.html

精いっぱい生きている妻の顔は、とても美しい

(高齢者施設で暮らす妻とオンライン面会を続ける三橋良博さん)」

とのタイトルで書いていただきました。


(「花子」はハンドルネームです。スリブリも。
 最近、バレバレです )


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 今日もタブレット面会

顔色が良い。
ちょっと太ったかな。
僕が行う、ハードなリハビリもないし。

僕を見つけてくれた。
何度も目が合う。

20210423-1

そして、
最近、決まって、泣き始める。
僕がわかって、声を聴いて、会いたくなって、
泣いている。
と、思うことにしている。

20210423-2

今日の泣き声は今までで一番大きい声だった。

その声が聴けて嬉しい。

花子さんが話せなくなったのはいつからだろう。
最後の言葉は、何だったのか。

ブログに、「声」と入れて検索してみた。
花子さんが認知症の確定診断を受けて、
もう、16年。
ブログもその年から始めたので、16年経つ。

2015年1月24日、6年前に
「おはなし」(←クリック)
というタイトルで記事を見つけた。

入院中、
花子さんに、おしぼりを見せて、

顔を拭いてもいい?

と聞いたら、

うん、いいよ

と言った。
その時も、
久しぶりに話せた感動が書いてある。

気持ちいいね

と言うと、

うん

それが、最後に聞いた言葉かもしれない。

同部屋の女性がその様子を見て、

奥さんは、幸せだね~

と言う。
花子さんが笑っているときは、

旦那さんは、幸せだね~

と言う。

「これまでの大変な状況もあったので、
今は、幸せかも」と結んでいた。

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今日は結婚記念日

調べたら、
45年目、サファイア婚
サファイアの石言葉は、「誠実、慈愛」らしい。

僕と花子さんの45年間は
あらゆることが起こり、
凝縮された人生と思う。

19歳で付き合い始め、
大学を中退。
23歳で結婚。
30歳で独立。
44歳の時花子さん、発病。
52歳で確定診断。

今、お互い68歳。

長い人生なので、二人の間にもいろいろあった。
でも、今、ようやく「慈愛」に近づいてきた気がする。
この病になったからこそ、愛情が深まった気がする。

辛くて悲しいことばかりだが、
そうでもないことが、ほんの少しだけ、ある。

2年前に載せた写真をもう一度。

結婚写真
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神奈川県では
緊急事態宣言が解除されたが、
まだ面会はOKにならず
タブレット面会のままだ。

リアルに会えなのは残念だけど、
週に一度は行っている。

時々、
こっちを驚かせる反応を
見せてくれる。

最近はタブレットから
少しでも声がわかるようにと
イヤホンを付けてくれている。

タブレットの面会も5分間。
その間、ずっと話しかける。

花子ちゃん、元気だった。
お父さんだよ!
わかる!
会いたいね!


きょろきょろと、さ迷う目が
僕を探しているよう。

タブレットに映る僕を
なかなか認識できない。
でも、声は聞こえている様子。

20210401-1

しばらくすると、
眉間にしわを寄せて、
泣き顔になる。

声も出す。

20210401-2

お父さんがわかるんだ。
なに泣いてんの?
笑ってみなよ。


と言いながら、
アハハハ
と僕の笑い声を聞かせる。

ますます、
泣いている。

感情を表してくれたのが
とても幸せで、
嬉しい。

アッという間に終わる面会。

部屋でタブレットを向けていた
ケアマネージャーが戻ってきた。

花子さん、
よくわかってましたよ。

私が行ったときは目を閉じていましたが、
ご主人の声を聴いたら、
体を、ビクッとして、
目を開けました。

探しているようでした。

声も聴けました。


最近僕が行くと泣くのですが、
いつも泣き顔を見せていますか。


大きく首を振って、

私達が行っても、泣いたり、
目を大きく開けたりすることは
ありません。

ご主人のことをわかってるんです。
喜んでいますよ。


お話を聞いて胸がいっぱいになった。

また来て声をかけてくださいね。

玄関を出て、
一人になり、
また泣いてしまった。

会いたい。

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今日、福島に住む叔父さんに電話をした。

これまで、何度も何度も電話をしているが、
なかなか繋がらない。

半年ぶりぐらいだろうか。
ようやくお話しができた。

叔父さんは、僕たち夫婦の仲人。

いつも心配してくれていた。

今日も電話で、

俺も90歳になってしまった。
だけど元気だぞ。
花子さんはどうしてる?
太郎は元気か?


元気な声で安心した。

10年前、
叔父さんは大変な状況だった。

今日は、どうしても叔父さんの声を聴きたくて
電話をしたら、運よく繋がることができた。

一人住まいで、自分が大変なのに、
僕たちのことを心配してくれる声を聴いて、
話しながら、涙が出てきた。

10年前のブログを読み直した。

その時、花子さんは入院をしていた。
3.11の翌日、3月12日の日記。


花子さんの実家。
兄さんたちに、電話してるんだけど、
全く、通じない。
 
茨城県・霞ヶ浦の近くで、
海からは離れているから、
大丈夫と思うが・・・
 
もっと心配なのは、
以前、法事に行った、
福島の、叔父
 
海の近くの、高台。 
80歳代の、夫婦二人住まい。
 
原発近くで、避難命令が出た。
連絡は、取れていない。
大丈夫だろうか・・・
 
花子さんの病院には、
今日の午前中に、見舞いへ行ってきた。
 
元気で、大丈夫。
でも、
 
  (今、仲の良い、おばあ様がいる。
  花子さんより、20歳は上だろう。
  いつも、手を繋いで、歩いてる。
  見た目は、花子さんが、介護している様子。
  でも、実際は、介護されている)
 
その方に、
 
地震は、大丈夫だったですか?
 
と聞いたら、
 
みんな、びっくりしてたよ。
この子は、(花子さんのこと)
お父さんがいない。って
泣いてたよ。
 
花子さんは、昔から、
地震が、すごく嫌いだ。
 
ちょっとした揺れでも、
耳をふさいで、しゃがみ込む。
 
今回の地震は、すごく不安だったろう。
 
実は、地震の当日、
19時ごろ、心配になって、病院へ行った。
病棟では、もう晩御飯も終わって、寝る準備の時間。
 
病院に入るつもりは、なかった。
ただ、様子を知りたくて、
外から、病院を見てみたかった。
 
担当の看護師さんが、
ちょうど帰るところだった。
 
出口で数人の方と、笑顔で話している。
それを見て、安心した。
 
周りは、穏やかな空気が流れている。
面会はせずに、帰った。
 
今日、花子さんに会ったら、
地震のことは、忘れていた。
もちろん、泣いたことも。
 
でも、これは、心の奥に、残っている。

今回の地震で被災された方、
また、そのご家族、お知り合い。
 
すべての人のために、
 
落ち着ける日が、
早く来ますように。

と書いていた。

当日の11日は、
親父、お袋が不穏になり、
一緒に住んでいた姪が
帰宅困難になって
車で迎えに行った。

車は動けず、
その横には、電車が止まって
歩く人の列。

帰ってから、
花子さんが心配で、
外から見るだけでもいいと思って
病院まで行った。

走馬灯のように思い出す。


今日は、
叔父さんの声が聴けて良かった。

コロナ禍の中で、
横浜から福島へ行くことはできない。


少し落ち着いて、
状況が変わってきたら、
会いに行く。


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 3月3日がひな祭り
だということも忘れて、
日々、流されている。

面会に行ったら、
写真を渡された。

玄関にある
雛飾りの横で
花子さん、
着物を着て、
記念写真。

20210303

こういった心遣いが
とても嬉しいんです。

写真を見せられ、
家族が嬉しくなる。

家族が嬉しいと、
本人に喜びを伝える。

着物を着て、お雛様の横にいたのは
忘れたかもしれない。

でも、家族が満面の笑みで話しかけると、
喜びが伝染する。
ちゃんと伝わるんです。

タブレット越しの面会でも。

今日も、
驚いた顔から、
ほんの少しの微笑み、
泣き顔。

たくさんの表情を見せてくれました。

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僕は、花子さんに寄り添いながら、
家族会の電話相談、
定例会の参加、
講演等々を行なっているが、
まだ、現役で仕事をしています。

今日は本業。
横浜の山下埠頭まで
輸出向けの製品の納品。

途中、ガンダムがいました‼️😊✌️
  (実物大、動くんです)
クレーン車が横について、診察中。
大迫力です。

202103041
埠頭の最先端の倉庫に行きました。
横浜ベイブリッジがすぐ横。

202103042
振り返るといつも見ている、
みなとみらいのビル街を、
海側からのぞめました。

202103043 

(Facebookより)

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タブレット面会には、
週に一度、行っている。

呼びかけながら、
ビデオを回す。
その時々の表情を残しておきたい。

いろんな顔を見せてくれる。

先週の面会は、
ブログに載せられなかった。

表情も良くなかったが、
口の周り、
頬、髪形。
皆さんに見せるのには、躊躇。

今日は、顔つきがはっきりしていた。
呼びかけで、どこにいるのか目が動く。
タブレットでは、なかなか見つけてくれない。
何度か見たが、わかってくれたのか。

20210216 

今の状態をブログに載せると、

気〇ちが〇るい。
見てられなくてつらい。
そんな写真を見せて、奥さんかわいそう。

というコメントが時々ある。

僕は、花子さんの今の顔は、
精一杯生きている。
その、あかし。

とても美しいと思っている。

ちょっとした表情の変化で、
こんなにも、家族を喜ばしてくれる。

これまで危ないこともたくさんあったが、
いつも乗り越えてくれる。

こんな状態でも、感動させてくれる。
会うと幸せになる。
 
支えられているのは、僕だと思う。

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緊急事態宣言が発出され、
面会ができなくなってしまった。

これまでは、アクリル板越しの、
5分間の面会。

それが、タブレット面会に戻った。

LINEを使って、
家からも面会はできるが、
やはり、すぐ近くに行きたい。

施設の人にも、
家族の想いを知ってほしい。

それで、
洗濯物交換に行く、
週に一度、
タブレットで面会をしている。

いつもの面会室で待機。
花子さんと繋がるのを待つ。

顔が出てきた。
わかるかな~

認知症が進行した人にとっては、
平面に映るタブレットでは
認識が難しい。

でも、声は聞こえる。
分かってくれるか。

映し出された花子さんは
元気そう。
髪もちゃんと、とかしてくれている。
離床はできていなく、
ベッドから。
でも、ギャッチアップしてくれていて、
体が起きている。

20210126-1 

花子ちゃん、
お父さんだよ。
わかる?
会いに来たよ。

 
何度も声をかける、
そうしたら、
一瞬、体がビクッとして、
目を開いて、僕を見た。
 
20210126-2 

介護士が二人ついているらしい。
少し遠い声で、話しが聞こえた。
 
わかってますね~
 
そうだね!

 
と聞こえた。
 
急に、僕を見ながら、
泣き顔になる。
うわずった声も聴こえる。

  
20210126-3 
 
花子ちゃん、
なに泣いてんの。
泣くことないでしょ。
 

と言いながら
嬉しくなった。
 
今日は表情が豊かだった。

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昨日、神奈川県で、
緊急事態宣言が発出された。
それに伴い、
面会が禁止になってしまった。

予想されていたとはいえ、
やはり、ショックです。

5分間のアクリル板越しの面会でも
できる限りのリハビリを行っていたが、
すべてできなくなってしまった。

面会の時は、
呼びかけ、手をたたいて
少しでも僕を意識させる。

音楽を流し、
気持ちを穏やかにする。

そして、ここに時々載せているように、
僕と目を合わせる。

うめき声かもしれないが、
ほんの少しの声を聴く。

実は、リハビリは他にもあると思っています。

花子さんは、
週に2回の入浴以外は
ベッドに寝たきりだ。

褥瘡予防の体位変換はあっても、
ベッドから離れることはない。

でも、僕が面会予約をすれば、
面会の一時間くらい前から、
ベッドを離床し、
車椅子に移乗する。

そして、エレベーターのそばの
デイルームに連れてきてもらい、
待機をする。

僕が行くと、車椅子に揺られながら、
面会室。

5分経つとタイマーが鳴り、
介護士が来る。
玄関前まで先に行き、
僕の見送り。

その間、介護士が、

ご主人が帰りますよ。
また来てもらいましょうね。


と話しかけてくれる。

エレベーターに乗り、デイルームへ。

担当の介護士の手が空くまで、
デイルームにいる。
皆さんの声、テレビの音が聞こえる。

部屋に連れて行ってもらい、
抱えられながらベッドへ。

これが、すごいリハビリだと思っている。
僕が行かなければ、
寝たきりで一日過ごす。
行くことによって、体を動かし、
たくさんの人と触れ合う。

僕が面会に行くことで
介護士の皆さんの手を煩わせてしまう。

でも嫌な顔を見せることなく、
笑顔で対応してくれて、
コミュニケーションも取れる。

このリハビリがなくなるのは、
花子さんに会えないのと、
同じくらい辛い。

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