先月末に、介護者サポートネットワークセンター「アラジン」の
牧野さんからお電話を頂いた。

スリブリさん、5月19日に「連合」主催の
パネルディスカッションがあるので
出てもらえませんか。

医療と介護についての大会があります。


手帳を見ると予定が入っていないし、
お世話になっている牧野さんからの紹介なので

大丈夫です。
その日は空いています。


と、気軽に返事をした。

翌日、「連合」の局長から、
メールと趣旨が添付された書類を受け取った。


「安心と信頼の医療と介護」2018中央集会 
エッ!

日本教育会館一ツ橋ホール 定員800名 
エッ!!

10時から16時 パネルディスカッション 
エッ!!!

コーディネーター、
看護師、医療ソーシャルワーカー、サービス提供責任者、
ケアマネジャー、患者・利用者(僕)  5名
 
エッ!!!!


あまりのスケールの大きさに、驚いてしまった。


軽く受けてしまったものの、
僕で丈夫なのかな???


講演は、ようやく慣れてきている。
手作りの台本があるので、
どうにかこなしている。

でも、フリートークは苦手。


不安の中で悩んでいた。

プレッシャーがあった。



翌週打ち合わせの時間をもらった。


連合の人がこちらまで来るというが、
落ち着いたところで話したい。

僕の方から、
お茶の水にある「連合会館」へ行くことにした。


部屋に通され、担当の局長、部長、次長、係、
4名の方と打ち合わせ。

説明を受ける。


1997年から途中、震災で1回休みがあったが、
「安心と信頼の医療と介護」と言うテーマで
22年間続けている、中央集会。

全国から組合員が参加する。

今年は、診療報酬と介護報酬の同時改定があり
そのことについて議論したいそうだ。

これまで、毎年、専門職の人たちで
労働条件の改善を求める、
パネルディスカッションをしていた。

患者や利用者の、
意識の受け止めと、理解を得るために、
今年初めて、介護家族が参加する。


それが、僕だそうだ (@_@;)


僕から、

介護保険の改正で、
本人と家族は大変な思いをしている。

ヘルパーさんが来てくれていることで
在宅介護が成り立っている人が、多くいる。
そのヘルパーさんの回数に抑制がかかると、
在宅介護は難しくなる

施設から在宅への流れがあるが、
受け皿ができていなく、
介護家族は戸惑うばかりだ。

今の制度での病院は、
治療よりも、期間が優先されている。
まだ診療中でも、
期間が来ると、出ないといけない。

直接お話しする介護職員は、
真面目で一生懸命仕事を入しているのに、
なんで、こんなにも報酬が低いのか。


いつも思っていることを話した。


話し始めると、
家族会で、悩んでいる人、
困っている人、
辛く悲しい思いをしている人の
顔が浮かぶ。

1時間半も話しあってしまった。


最後に、

スリブリさんが、今日話したことを
そのままパネルディスカッションで話してください。


と言われた。


急に、気持ちが軽くなった。


どうも、でっかい雰囲気に
飲み込まれないように、
カッコをつけようとしている自分がいた。


だから、緊張するんだな。

いつも話していることなんで、
気が楽になった。



打ち合わせで話したことを
手元の資料でまとめておいた。


当日、
早めに会場に行き、
下調べ。

大丈夫そうだ。

開会前、
まだ、人はまばら。

20180519b 

基調講演で、
石巻市包括ケアセンーター長
長 純一先生の講演。


そのあと、午前、午後にわたって
パネルディスカッションが始まった。


始めに、
自己紹介を兼ねて、
花子さんの介護体験と、
地域、行政、専門職、医療、家族会に
助けられて介護をしている話をした。

拍手が出たのに驚いて、
気が楽になる。

マイペースで良いのを実感。


パネルディスカッションは、
各専門職から話がある。

二つのテーマで、話し合われた。

(難しくてすみません)

1. 地域で安心して暮らし続けるための
  医療と介護のあり方とは
  ~ 現場から見た同時改定の課題 ~
 
2. これでいいのか?医療・介護の
  現場の働き方
  ~ 利用者の安心と働き方改革の
    実現に向けて ~


それぞれの立場から話が出る。

介護家族の視線とは違う話で、
興味を持つ。

僕も何度か振られて、
本人、家族の立場から、話させてもらった。
 
 
勉強になった!

話す方も、聞く方も真剣。

長時間のディスカッションなのに、
会場で、寝ている人がいないのが
また、驚きだった。

20180519c 

終わってから、
参加者は、街宣活動で、巣鴨へ。
 
僕は、そこは遠慮して、帰宅。
 
 
帰りに、地元で、
ご褒美に、一人焼鳥。

生ビールが美味かった。
 
 
 
次の日の日曜は、珍しく予定のない日。

庭に出て、ニンニクの収穫。
忙しくて収穫時期を逃してしまい、
粒が開いてしまっているのが
半分くらい。
 
干す前の生ニンニクは、みずみずしくて美味い。

一粒そのままかじってみた。

やはり辛い。

次の日は、一日ニンニク臭かった。

20180520 

両端の2カゴは、
数週間前に収穫した、玉ねぎ。
新玉ねぎとして食べたので、
乾燥は、半分。

100円ショップで買った、150円のカゴ。
すごく便利だ。
 
 
夕方花子さんのところへ。
これは、僕のためでもある。

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花子さんが老健に移って1週間がたった。

ようやく落ち着いてきたかな。

生活が始まっている。


病院ではレンタルで、
つなぎのパジャマを着ていた。

その頃はなんとも思っていなかったが、
今は、昼間、持ち込んだ私服を着ている。

新鮮。

2018.5.13 

僕が行くときはベッドにいるが、
時には、車椅子に乗り、
レクリェーションの輪に入っているようだ。

胃瘻が始まり、
太ってきた。

胃瘻前は、体重28.8kgだったが、
入所時の身体測定では、
33.5kg。

こけていた頬に、
少しふくらみが。



昨日、カンファレンスがあった。
僕は出席できなかったが、
施設の、看護師、介護士、作業療法士、ケアマネ、相談員、
皆さんが集まって、これからの対応を話し合う。

施設サービス計画書。
週間サービス計画表。
栄養アセスメント・ケア計画書。

それぞれが作成された。

今日、ケアマネージャーから
説明があり、書類にサインをした。



一番懸念していたのが、
花子さんの、お楽しみゼリーがどうなるか。


先週の金曜日に、
僕がゼリーを食べさせに行った。

施設の人から見れば、
胃瘻をしていて、寝ている状態を診ると、
お楽しみのゼリーも難しく感じる。

でも、前の病院で、嚥下機能検査で
OKが出て、僕がお楽しみをしている。

説明しても、
伝わらない。

実際に、僕が食べさせるところを
診てもらった。

午前11時に施設へ行く。
ゼリーの準備ができていた。

いざ食べさせる時になると、


看護師2人、ケアマネ、相談員、OT、介護職、
9名のギャラリーに見守られた。


いつものように、ずぐ食べさせるのではなく、
口腔ケアから。

食べる前に口の中を綺麗にしておかないと、
もし誤嚥をした場合、雑菌が入る。


デイルームで、車椅子を倒した状態で寝ている。

口腔ケアをする前から、
少し、咳き込みがあった。

口を掃除して、唾液を出させると、
咳が出る。

でも、力強い咳なので
大丈夫。 ・・・なはず。

口をきれいにしているとき、
看護師さんから、

上手ですね。
綺麗になりましたね。


と言われる。

花子さんだけのケアでは、プロだ。


ただ、食べさせる前から、
小さい咳が出ていた。

ちょっと、不安。


ゼリーを食べさせる。

いつものように、口に入れる。

ゴクンと大きな音。

上手だね。
飲み込んだね。

と、声掛け。

でも、ギャラリーからは、

少し心配な飲み込み音ですね。

舌にのせたのが、食べ物と分からず、
唾液と同じように、飲み込んでるのでは。


花子さんの飲み方の説明。

1回ごとに、喉仏を動かしながら、
ゴクンをしています。

唾液では舌は動かしませんが、
味のするものがわかって、動かしています。


ゆっくりと、慎重に食べさせた。

時々、咳が出る。

なんとなく、雰囲気が伝わるのかな。
食べる意欲がなくなってきた。

僕の方から声掛けをして、
1/3で止めといた。

いつもだったら、上手に食べるのに。
皆さんに見せたかったです。



口の中のふき取りをして、終わりにした。



月曜に、カンファレンスをすることを伝えられる。


ケアマネに、

嚥下機能検査で、お楽しみのゼリーは
OKが出ました。
2年ぶりに、口から食べることが始まりました。

病気の進行から、誤嚥の危険性もあります。
リスクは、十分承知しています。
でも、口から食べることを大事にしたいです。
その責任は私が背負います。
継続を希望します。


伝えた。



そして、昨日のカンファレンス。

ケアマネから計画書の説明があった。

ご家族の意向の経口摂取ですが、
様々なリスクをご納得されたうえでのことですので、
各課で連携して、お楽しみのゼリーを行います。

月曜から金曜の毎日、11時30分ころから、
看護師がゼリーを食べさせます。

また、ご主人が希望されていた、
車椅子に乗る時間を増やし、
外に散歩ができるように行っていきます。



びっくりした。

ゼリーは、禁止になる不安があった。
食べさせても、病院と同じように、
僕が昼間行ける時間で、
家族だけと、思っていた。

毎日、看護師さんが食べさせてくれる。

毎日食べることで、刺激は大きくなります。


と、言われた。

他の施設では、まず、食べさせないだろう。
危険性があることは行わない。


でも、家族の希望を大事にしてくれた。

ありがたいです。


計画書には、
経管栄養、経口摂取、褥瘡予防、行事やレクリェーション、
外への散歩等、きめ細かく書かれていた。



新しく始まった生活に、
希望が持てた。


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今日、無事に病院退院、老健入所が済んだ。

息子のお嫁さん、
星子さんが休みだったので、
付き添ってくれた。


8時50分に病院に着き、退院手続き。
介護タクシーのストレッチャーに乗せられ、
病室を出る。

エレベーターの前では、
看護師さんと、介護職の人たちに見送られた。
ナースステーションの奥に主治医がいたので、
声を掛けて挨拶。

胃瘻に結び付けてくれたことを感謝した。


星子さんは介護タクシーに乗ってもらい、
僕は、自家用車で老健へ行く。


ストレッチャーから車椅子へ移乗。

リクライングになり、足も上がる、
大型の車椅子に移される。
寝たままの角度に近いが、
ベッドではなく、車椅子。

まずはじめに、
病院との違いを感じた。


久しぶりに見る車椅子に乗る姿。



ケアマネージャー、相談員、管理栄養士からの説明。

部屋に移り、ベッドへ。


介護職員、看護職員、そして、各責任者から説明。
バイタルチェック。


職員の方がいる間は、おとなしく
きょろきょろしていた。

寝た状態で、見慣れた天井が違う様子で、

ここはどこ?

と言っているよう。


たまに、笑顔も出た。


一通りの説明を受けて、
持ち込んだ衣服等を棚へ。


3人になった。


おしぼりを借りて、
話しかけながら、顔を拭く。

時々目が合う。



花子さん、今度は泣き出した。

それも、涙を流しながら。


泣き声を聞くのはいつものこと。

でも、涙を見ることはない。

驚きだ。



頬をなでながら、なだめる。

今度は、笑顔。

表情が、いくつも変わる。


感情を表すことができたのが嬉しい。


疲れたのだろう。
目を閉じた。

老健を出たのが、12時30分。



施設の雰囲気、職員の方たち、
好印象だった。

星子さんも、

良いところですね。


と言ってくれた。


明日、10時にもう一度行き、
施設長、Dr.と面談し、
嚥下について打ち合わせがある。

お楽しみのおやつは続けたい。
 
 
状態を診てもらう。
 
 
窓からは外の景色が見えた。

2018年5月7日 

泣き出しそうな雲。
 
木々の緑が見えるところで良かった。


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療養型病院の退院。


そして、老健(介護老人保健施設)入所


の日が決まった。


5月7日月曜日


老健から、先週末に部屋が空いたとの連絡。
連休明けの希望を出し、
病院と日程調整があり、
7日になった。



前向きに受け止める。



これまで、病院へ入院している安心感はあった。

突発的な病気になったとき、
すぐに対応してもらえる。

認知症の症状以外にも、
たくさんの病気、怪我に襲われた。

誤嚥性肺炎、疥癬、帯状疱疹、大腸炎、
膀胱炎、感染症、
打撲、誤飲、嘔吐、高熱、酸素療法、、、
等々々・・・


体力低下から、色々な病気にかかってしまう。

異変があれば、すぐに、
CT、レントゲン、検査で
治療が始まる。

病院で良かったと思う瞬間だ。



でも、やはり病院は生活の場ではない。
治療のために、色々と規制がある。



1月にDr.から


療養型病院はゴールと言われた。


その時は突然だし、
次の行先も全く決まっていない。


不安が多かった。


特養、老健、在宅・・・


考えながら、色々な思いを持つことができた。



療養型病院はゴール。
それは、卒業でもある。


1年8か月前に、余命1ヶ月と言われたのが、
病院から卒業し、
生活、リハビリ、在宅復帰の場でもある、
老健に入所。


嬉しいことだ。



僕はこれまで、
流れに任せている。

考えて行動したことも、
すべて、花子さんの力に
頼っている。

花子さんが表わす、
わずかな反応に応えて、
向き合って、
できることをしている。


これからも、流れのままに。


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昨日まで、とても忙しかった。

仕事が重なり、
毎日夜中まで処理。

年度初めで、
やることがたくさん。

花子さんのことも気がかりだし、
家の片づけもあるし。


今日の日曜日は、
久しぶりに、
18時過ぎに花子さんのところへ
行くだけの予定。
昼間は用事がなく、外に出ない日。


でも、昨日までの仕事の整理をしたり、
机に重なっている書類の処理。

頼まれごとのメール送信で、
15時までかかる。


昨夜から吹き荒れた、
午前中までの嵐も去って、
午後から晴れた。

隙間を縫って、庭に行く。


昨年10月に植え付けた、
ニンニクと玉ねぎは順調に育っている。

畑


隣のジャガイモは、植え付けが遅れたんで、
ようやく、芽が出始めた。


度重なる強風で、
雑草対策と保温で張っていた
黒マルチが飛ばされたので、
もう一度かぶせた。


隣のスペースに、
これから植える予定の、
ピーマン、ナス、トマトのために
耕して、酸化防止の石灰をまく。

2階からも写真。

畑2 

ジャガイモの生育が気になる写真。
3列で植えた、ニンニク、玉ねぎは
嵐に耐えてくれた。
耕した黒い土には、
GWの頃、夏野菜を植える。

他にも、窓の横に植える、
ゴーヤ、キュウリのために耕す。


2時間の慣れない作業。
腰が痛い。


土をいじっていると、
余計なことは考えず、
無心に、向き合えて嬉しい。


久しぶりの休息でした。


終わってから、
花子さんのところへ。



先週半ば、
外出先での仕事終わりに、
なんとなく、気が重かったんで、
帰りに、一人飲み。

始めてのお店に入ってみた。


鯖、鮭、帆立の自家製燻製。

燻製 

お酒のメニューを見たら、
大好きな、神奈川の相模灘があったので、
傾ける。
旨い。

相模灘 


息抜き。



今日の晩飯は、
ボクシングを見て、
スポーツニュースで
横浜ベイスターズ8連勝を喜びながら、
ピザとハイボール。
 
ピザは、出来合いのに、
ピーマン、玉ねぎ、ナス、椎茸をのせ、
更にチーズをまぶして、
こんがり焼く。
 
食べ終わったら、
前歯に、チーズが張り付いている感覚。
いくら指でかいても、取れない。

鏡を見たら、
下の前歯が欠けていた。
 
僕は、親知らずも含めて、
歯は、一本も抜いたことがない。

すべて、自分の歯。


根っこも強く、
虫歯にも負けないのに、


ピザに負けた。

少し、沁みる。

カルシウム不足??
年???


歯医者に行かないと。


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今日も14時に、花子さんのところへ行ってきた。


週末に、翌週の予定を病院へ伝える。
1時から4時の間に行ける日を出して、
ゼリーの準備をお願いしている。


本職の仕事もあるが、
最近は、週に2回、
他にも、仕事を掛け持っている。


予定を組みながら、
昼間行けるのは、
2~3回。

口から食べる大切さを感じているので、
多く行きたいのだが。



ゼリーのお楽しみはないが、
夕方以降は、
口腔ケア、リハビリもあるし、
出来るだけ行っている。


行って、
会いたいからね。




今日は、
ゼリーを食べたのは、
三分の一程度だった。


三口目から、
咳が出た。


時々、
看護師さんが立ち会う。

そんな時に限って、
咳をする。


少し喉に引っかかると、
強く咳をして、
唾液、ゼリーを戻す。


口の中、喉の動きを確認して、
咳ができれば、、
できているうちは、大丈夫。



と思うが、


看護師さんから、

今日はこの辺で

と言われ、
終わりにする。



もう少し食べさせたい。



と思いながら、
今は、
慎重に、
我慢。



ゼリーを食べる前に、
いつも口の中を掃除する。

100均で買った、
ミニライトは必需品。

汚れをとる。

食べる前の、
軽いマッサージも。



ゼリーが終わった後は、
念入りに、
唾液腺、顔の周りの筋肉を緩めるための
マッサージをしながらながら、
口腔ケア。


次は完食できますように。


と、願いながら。


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病院から1月末に、

療養型病院はゴールなので、
暖かくなる頃までには、
次の行先を考えてください。

 
と言われていた。
 
 
そして、新年度を迎える3月始め、
医療・介護報酬の変更から
病院から、強く次を求められた。
 
 
病院の相談員とも
何度も話している。
 
 
 
 
今と同じ、医療療養型病院は、
医療行為が少なくなったので転院は難しい。
 
 
 
介護療養型医療施設も、
条件が厳しい。
 
 
 
特養(特別養護老人ホーム)と、
老健(老人保健福祉施設)がある。
 
 
 
特養は、介護を受けながら、長く生活をする場だ。
だが、申し込んでもなかなか順番が回ってこない。
また、夜間は看護師がいないため、
痰の吸引ができない。

施設職員でも研修を受ければ
痰の吸引ができるが、
そこまでのスタッフが揃っている特養はあまりない。

以前、痰の吸引ができないということで、
何か所も断られた。
 
 
 
老健は、介護を受けながら、リハビリをして、
在宅復帰を目指す施設だ。
長期の入所は難しい。

花子さんは、寝たきりの状態なので、
車椅子移乗までのリハビリを望んでいる。

今の花子さんには、一番合っているところと思う。



3月初めに、病院から老健に診断書を送ってもらった。
 
 
8か所
 
 
すべての事業所に伺い、
面談、説明を受け、見学をさせてもらった。

やはり、伺って、面談・見学をしなければ
花子さんに合っているかわからない。
 
これまで、すべて同じようにしている。
 
 
 
1か所目、在宅復帰強化型老健。
集中してリハビリを行い、3ヶ月を目途に
退所、在宅に戻る。
 
ここは、面談の段階で断られた。
今の症状では、受け入れられないとのこと。
 
 
 
2ヶ所目、今の病院のグループ施設。
病院もここを勧めていた。

Dr.、理学療法士も一緒だ。

施設へ伺って、説明を受けたのち、
花子さんの面会に来た。

そしたら、 
なんと、
 
断られてしまった。

老健は在宅復帰を目指すが、
今の花子さんの状態を診ると、
在宅は非常に厳しいので、
受け入れられないとのこと。
 
病院の相談員も、
これまで次の引受先として 
断られたことがないので、
驚いていた。
 
 
療養型病院からの退院支援もそうだが、
老健も、「施設から在宅へ」と言う、
介護保険の改定に、
もろ、影響されている。
 
 
 
他の2ヶ所は、
嚥下機能検査でOKが出たとしても、
胃瘻の人には、口からの食べ物は
一切だめ。
お楽しみの、ゼーリーも出来ないとのこと。
 
胃瘻は口から食べれない人のための
栄養補給方法なので、
口から食べることは、
誤嚥性肺炎のリスクがあるので
認められないらしい。



もう2ヶ所は、見学させて頂いて、
花子さんには合わないように感じた。
 
 
 
1ヶ所、ここはリハビリスタッフに、
ST(言語聴覚士・食べることに障害
   のある人に、嚥下リハビリを行う)
がいる。
PT(理学療法士)
OT(作業療法士)
STが揃っている老健はあまりない。

お楽しみゼリーが始まったことを伝えると、
積極的にリハビリをしてくれるという。

だが、胃瘻の人が入れる枠は三人で、
一人は、長くいる人、
二人は3月初めに入所したばかりで、
当分空きは出そうにないとのことだ。
 
入所待機の申し込みをした。
 
病院から退院を迫られているので
いつまでも待つのは、
難しいかもしれない。
 
 
 
最後に行った1ヶ所は、
リハビリスタッフが少ないので、
回数は少ないと伝えられた。
 
でも、施設内を見学させてもらったら、
なんとなく、温かい雰囲気があった。

ここも、入所待機の申し込みをした。
 
 
 
 
色々、色々、 
考えながら、
 
 
これからのことも、
 
 
自分のことも、 


考慮しながら、
 
 
動いている。
 
 
 
 
今日は、息子のお嫁さん、
星子さんを連れて、
花子さんのところへ行った。
 
いつになく、目も開いて表情が豊かだった。
 
僕が行っている口腔ケアと、
お楽しみゼリーを見せた。

口も大きく動かし、
ゴクンもできて
驚き、喜んでいた。

食べているところを
スマホでビデオを撮ってもらった。


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今日も、13時30分に病院へ行き、
お楽しみの、ゼリー。

そして、歯科医師との面談、
相談員との打ち合わせも入っていた。
 
 
 
病室に入ると、
ちょうど、PT(理学療法士)が、
リハビリを行うところだった。
 
 
この病院では、
始めて、リハビリをしているところに、
立ち会う。

僕の方からも、たくさんの話をしながら、
今行っているリハビリについて
説明をしていただいた。

ベッドの横に座る、端座位まで行った。

前の病院では僕もやっていたが、
今は、OKが出ていないので、
ベッド上で、背中を75度まで上げる
ギャッチアップだけだ。
 
半年ぶりに座っている姿を見る。


2018.329   

PTから、

少し手を添えれば座位を保てます。

 
 
びっくり!!

肩に手を添えるだけで座っている。

以前は、
枕や座布団で周りを固めないと
座ってられなかったが、
 
座れるじゃないか。
 
 
今度Dr.にお願いして、
僕が行う許可をもらおう。

(専門職の人が見ると、
 あれ?つなぎを着てる。
 と、気づかれたかもしれない。
 寝ているときに足を動かすので、
 ズボンがずり落ち、胃ろうのボタンが
 出てしまう恐れがあるらしいので
 今は、つなぎのパジャマ)
 
 
  
リハビリが終わってから、
お楽しみのゼリー。
 
慎重に食べさせている。

手のひらに乗るような
小さなカップだけど、
時には途中で止めることもある。


医療、専門職向けのメールマガジンを見ているが、
その中に、興味深い記事があった。
 (長くなりますが、とても参考になるので、
  一部を貼り付けます)


江別すずらん病院の宮本Drの
話したことが書かれていた。

口から食べることの重要性が認知されてきているが、
「食事介助に問題がある」 と宮本氏は指摘する。
「口を開けない患者に、口を無理やり開けて食べ
させるような食事介助もある」 と現状を語る。
 
宮本氏の病棟では、眠っているとき、
食事にむせるとき、口を開けないとき、
食事を嫌がるときには
食事介助を行わない。
 
「この当たり前のことを行うだけ、で誤嚥性肺炎を生じる
患者は激減した」 と言う同氏は、「誤嚥性肺炎は、医療と
介護の現場が作り出している」 とも指摘する。

無理に食べさせない食事介助を徹底したことで、患者が
食べ物を喉に詰まらせることもなくなったという。

「認知症が進行すると次第に食べられなくなるが、
それは安らかな死に向けた準備と受け入れ、
患者を苦しめない介護をすることが大切」 と宮本氏は
強調する。



以前だったら、せっかくゼリーが始まったし、
少量だから、何とか食べさせようとしたが、
あくまで、お楽しみ。
少しでも反応が悪かったら、途中で止める。



歯科医師との面談もあった。


一週間ほど前に、口腔ケアをしようとしたら、
かぶせた前歯の1本が取れて、
金属の根元が出ていた。

 
すぐに看護師さんに知らせる。


レントゲンを撮ったが、体の中にはないそうだ。

気が付かず、掃除の時に捨ててしまったのか。


金属が見えて見栄えが良くない。
先端が、やや尖っているので、
舌を噛んだときに、出血しそう。

前と同じように、かぶせの歯を頼んだ。


DR.からの説明。

1本の歯をかぶせるだけだと、
また、はずれてしまうことがあります。
はずれた歯を外に吐き出せばよいのですが、
飲み込む恐れがあります。
胃に入れば良いのですが、
誤嚥から肺に入ることが考えられます。

そうなると大変なことになります。

今は前歯で食べ物を噛むこともありませんし、
見栄えだけを考えるのなら、
リスクがあるので、歯を入れることはお勧めしません。

 
 
色々なことを想定しながら、
質問をし、答えて頂いた。


了解し、今回は歯をかぶせるのは
行わないことにした。
 
 
 
長くなってしまったので、
相談員との話はまた今度。
 
 
今は、これが一番大変。 


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 先週から今日まで、
法事の連続だった。


15日(木)16日(金)は、福島の叔母の一周忌
父の弟の奥様。

僕達にとっては、仲人のご夫婦だ。
 
 
23日(金)、午前中は、お彼岸で菩提寺の御住職が
家までお経をあげに来ていただいた。

午後は、母の弟の叔父のお通夜。

24日(土)は、告別式。

そして、 
25日(日) 明日は、母の三回忌。



福島の叔母の一周忌では、父方の親戚が集まった。

叔父の御通夜・告別式では、母方の親戚。

お袋の三回忌では、スリブリ家の親族が集合する。
 
 
短い間で、何年も会っていない、
親父お袋の、両家のいとこ達とも
再会することができた。
 
  
子供時代、チャン付けで呼び合っていた従兄弟も
50~70代。
いまだに、○○チャンだ。
 
 
一月は花子さんのお兄さんが他界し、
茨城へ行った時も、
久しぶりに兄弟、従兄弟、親戚の人たちに会うことができた。




葬儀、法事は辛く悲しいことだ。

でも、故人に関わる人が皆集まる場でもある。

その時にだけしか会えない人もいる。

故人が、再会の場を作ってくれたと思う。
たまには、

みんな集まれ、
その場を作ったぞ!


と言っているように思う。


昔を懐かしみ、
お互いに歩んできた歴史を知り、
励ましあう場だと感じる。
 
 
 
親戚に久しぶりに会う。、
会った人は、皆さん、親父の偉大さと、
お袋の優しさを褒めてくれる。


そして、誰もが、花子さんのことを
心配してくれる。

親戚の人には、
以前、2013年に
僕と花子さんが、
新聞連載になった記事をまとめた
小冊子を渡している。

涙して読んでくれた方も多い。
 
状況を知っているからこそ、
気にしてくれる。
 
 
 
でも、その冊子は、
5年前までの経緯。

今思うと、それは序章であって
そこから、怒涛のような年月を過ごした。


皆さんに、今の状況と、
僕の思いを伝えた。
  
 
 

今日、告別式が終わってから
花子さんのもとへ行った。
 
 
いつものように、
僕の独り言のように
今日のあったことを伝えた。

そして、桜が満開のことも。
 
 
花子さんの旧姓には、
「桜」の字が入っている。

この季節になると、
なおさら、強い思いになる。
 
  
これが、小冊子。
 


 
家に帰って、僕の晩御飯。
メインは、近所の畑の人から頂いた、
菜の花。
辛し和えにした。

初めて作ったけど、美味い。
まだ、大量にある。

サブは、鮭のムニエル。
お酒は、焼酎 黒霧島
 
菜の花の辛し和え 

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花子さんのゼリーは順調。

回数が増えるごとに
食べようとする意欲が見られる。
 
口を開け、唇にスプーンを当てると、
催促するように、
口をとがらす。

スプーンに少量のゼリーを乗せる。
せりー味見1 

ゼリー味見2 

ゼリー味見3 

この後、口を開けて
舌で送り込みながら、
ちゃんと、モグモグする。

そして、口を閉じ、
大きな音を立てて、

ゴクン。

喉の動きを見ながら
次の一匙。

今日は、初めて完食だった。

ゼリー 

とても、2年近く、
口から食べたことのない人とは
思えない。


感激してしまう。
 
 
 
 
でも、前回の日記から、
まだ5回だけ。


僕が行った時だけだ。
 
 
看護師さん、Dr.が見守れる、
月曜から金曜の、
1時から3時の間。


毎日のお楽しみは、
難しい。


仕事もあるので、
昼間の時間が取れない。

夕方以降なら、
毎日行けるのだが。


でも、これは了解した上でのことで、
仕方ない。


嚥下機能検査をして頂いた、
歯科医師は、
可能性を診てくれた。

でも、現場を預かる医師は、
誤嚥の危険性を感じている。
 
 
 
誤嚥だけは絶対に防がないと。
一度でも、誤嚥から熱が出ると、
すぐに中止になってしまいそう。
 
 
 
今日は看護師が見守らず、
僕一人で食べさせた。
 
 
まだ始まったばかりなので、
徐々にだな。
 

では、僕の晩御飯。

特売の国産牛が更に半額だったんで、
ステーキと野菜バター焼き。
隣は、ケールとキュウリを肉味噌。

お酒は、頂き物(^.^)
新潟、上善如水!

ステーキ

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