先週の9日、10日は、
「認知症の人と家族の会」の総会があり、
京都へ行ってきた。


入口で、書籍販売のコーナーがあった。

そこに、僕が感動した本の作者が、
サイン会をしていた。

「母が若年性アルツハイマーになりました」
著者 : Nicco


家族の会の千葉県支部の会報に、
7年間にわたり、
若年性アルツハイマーの母と、
主に介護をしていた父と家族の様子を
エッセイまんが」で掲載されたのを
1冊の本にまとめた。


(クリックすると詳細が出ます)

感動したことを伝えたくて、
声を掛け、お話をした。

周りに人もいたので、
遠慮して、コーナーを後にした。


僕のブログの横に、
以前から勝手に書籍の紹介をしている。
(横にリンクしています)

そのことを伝えようと思って、
もう一度、サイン会のコーナーへ。

そこに、ちょうどブログ友達
サキさんの介護日記」を書いている夫さんがいた。

花子さん、食べられるようになってよかったですね。

話しかけられる。

そうしたら、「花子さん」の言葉を聞いて、
Niccoさんが、立ち上がり、
僕のところへ来た。

スリブリさんですか?

びっくり。

名刺を持ってご挨拶をしようと思ったら、
先に声を掛けられた。

僕のブログを、ずっと以前から読んでくれていたらしい。

同じ時期に、同じように進行し、
ブログを見て、励まされたと、
言ってもらえた。

僕こそ、本を読んで、
自分を振り返ることができ、
勇気つけられた。

見送りに至るまで、
そして、最後の家族の想い。

それぞれ、いろんな気持ちで
向かい合う。

  今も、向き合っている人がいる。

考えることがたくさんあった。


花子さんの介護を通じて、
たくさんの人と知り合うことができた。

このブログから、
思いもしないところで声を掛けられることもある。

始めて会う人でも、
昔からの知り合いに感じる。

励まされることがたくさんある。

ありがたいことです。



京都に行く前に、
仕事で大阪に一泊。

4日ぶりに花子さんのところへ行った。

大阪で見つけた、
花子さんの好きな、童謡のCD。

横になっている花子さんに
ヘッドホンをつけて聞かせた。

なんと、泣き始めた。

20180612

体を起こして、
手を握り、声掛け。

今度は、笑った。

201806122

音楽の力はすごい。

花子さんの中で、
かすかな思い出が
駈け回ったのだろう。


嬉しいご対面でした。

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今日、家族の会の会員の方の
告別式に参列してきた。


このご夫婦は、僕が尊敬する人。
たくさんの思い出がある。


ご主人が認知症と診断されたのは、
花子さんと同じ、2005年。
同じ年だ。

年齢は、3歳年上。


その頃は、まだ、若年性認知症のご本人と家族の
行き場がない時期。

家族の集まれる場を作ろうということで、
家族会の中に、「木曜会」を作った。

このご夫婦を含め、数組が中心になって
つどいの場が出来上がった。


毎月第一、第三木曜に、
ご夫婦で集まり、
皆で楽しんだ。

僕達は途中からの参加だが、
これまでの家族会で楽しんだ記事は、
この木曜会が多い。

在宅の頃から、
そして、入院しても、
外出届を出して、参加をしていた。



病気が進行して、
花子さんと同じ病院へ、ご主人も入院した。

僕も、奥様も、ほとんど毎日病院へ行き、
四人で過ごせる部屋で、
食事介助をしていた。


今日、家族会を代表して、
弔辞を述べさせていただいた。

たくさんの思い出があり、
最後の挨拶は、声が詰まってしまった。


これまでも、たくさんの人をお見送りしている。

毎回、できるだけ葬儀には参列させて頂いている。


辛い別れ。

でも、
仕方ない。

いつかはやってくる。



家族、友人から温かく見守られた告別式だった。


辛いときが多かったと思う。

Tさん、どうぞ、安らかにお眠り下さい。


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昨日、午前中に打ち合わせがあり、
12時30分ごろ、
施設へ行った。
 
受付には、ケアマネージャー、相談員の部屋がある。
挨拶すると、ケアマネから

昨日は、看護師がゼリーを食べさせたので、
一緒にみました。

順調に食べていましたよ。



エッ!
食べさせてくれているんだ。

花子さんがいる4階に行く。

スタッフから、

そちらにます。


廊下のところで、
車椅子乗り、横になっている。

看護師さんが、
口腔ケアをしていた。

今、ぜりーを食べ終わりました。
今日は、部屋に入ったら、
笑顔を見せてくれました。


ぜりーを食べさせてくれたんですか。
ありがとうございます。
本当に、感謝します。


嬉しくて、何度も頭を下げた。
 

食べさせてくれているんだ。

日によって、
咳き込みがあり、
2/3くらいの時もあるらしい。

様子を見ながら食べさせてくれている。


看護師さんに、
 
 これまで2年半食べることができなかったこと。
 でも、嚥下機能検査があり、
 お楽しみがOKになったこと。

 胃瘻が外れて、口から食べることができるまでの
 回復は期待していない。
 花子さんは食べるのが好きだったので、
 お楽しみを続けたい


看護師さんに伝えた。

看護師さん、ケアスタッフは、
言い伝え、カンファレンスで僕の気持ちを
聞いていると思う。

でも、直接伝えたくて、
まだの人には、
その都度、話している。

しつこい家族と思われているかな。


廊下で、ベッドから離床した花子さん。
表情のタイミングが上手に撮れなかった。

また、見る人は、状態に驚くかもしれない。

ベッドから、車椅子。

僕にとっては、
嬉しい瞬間です。

20180601 

足を立てて、得意の「びんぼうゆすり」をしている。

9か月間寝たままだったが、
椅子に座ると、足をゆする。

良い運動だと、喜ぶ。


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なかなか思うようにいかないのが
この病気の常。


でも、今は
今の段階では、
思いだけで空回りしないように
注意してる。



前々回の日記から、
ゼリーはまだ2回だけだ。

17日から看護師さんからの
ゼリーが始まった。

だが、飲み込みに不安があるらしい。

完食できたが、
夕方に痰の吸引をしたところ、
ゼリーが出てきたそうだ。

その日の夜に、
38度代の熱が出る。

18日の昼に、ゼリーを期待しながら、
施設へ行った。

前日の話を聞く。

ショック。

熱は37.2℃まで下がったが、
中止にしているそうだ。

翌日も行ったが、
同じ状態。

唾液がすごく出ていて、
顔を横に向けて寝ていると、
タオルがびっしょりになるらしい。

痰の吸引も増えている。
痰よりも、唾液吸引だと思う。


22日の昼に行く。

熱も36度台になり、
落ち着いている。

ゼリーをお願いすると、

ご主人が食べさせてみますか。

とのお答え。

是非お願いします。


食べさせる前に、
念入りに口腔ケア。


横には看護師さんが付いて見守る。
誤嚥をするといけないので、
痰の吸引器が用意してある。


ゼリーをスプーンに乗せる。

いつものように、まずは鼻に持って行き、
匂いをかがせる。

下唇にスプーンを乗せる。

そうすると口をとがらせる動作。

口の中にスプーンを入れて、
舌の上に落とす。

噛んで、

ゴクン!

強い音を立てて、飲み込んだ。

時間をかけて、これを繰り返す。

完食できた。


ご主人お上手ですね。

しばらくはご主人が食べさせるということで
どうですか。


了解する。


今の段階では、
お楽しみの時間が限られている。

ゼリーを食べさせるのは、
月曜から金曜で、
11時30分から13時の間。

万が一誤嚥があった場合、
すぐに対応できる必要がある。


病院の時も時間が決まっていたので、
同じような状況だ。


仕事があり、
なかなか昼の時間に行けない。

面会時間は19時までなので、
18時頃にはいつも行けている。

昼は難しい。
その後まだ行けていない。



でも、まずは、
安心して食べさせることができる
というのを知ってもらいたいので、
了解する。

今日はこれから行ってきます。


さて、体調はどうか。
食べてくれるか。

20180528 
5月28日の花子さん。

参考にしている本があるので
紹介します。

知り合いの作業療法士 佐藤良枝さんがが出した、

「 ~認知症のある方の食事介助~
 食べられるようになる スプーンテクニック 」



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花子さんが老健に移って1週間がたった。

ようやく落ち着いてきたかな。

生活が始まっている。


病院ではレンタルで、
つなぎのパジャマを着ていた。

その頃はなんとも思っていなかったが、
今は、昼間、持ち込んだ私服を着ている。

新鮮。

2018.5.13 

僕が行くときはベッドにいるが、
時には、車椅子に乗り、
レクリェーションの輪に入っているようだ。

胃瘻が始まり、
太ってきた。

胃瘻前は、体重28.8kgだったが、
入所時の身体測定では、
33.5kg。

こけていた頬に、
少しふくらみが。



昨日、カンファレンスがあった。
僕は出席できなかったが、
施設の、看護師、介護士、作業療法士、ケアマネ、相談員、
皆さんが集まって、これからの対応を話し合う。

施設サービス計画書。
週間サービス計画表。
栄養アセスメント・ケア計画書。

それぞれが作成された。

今日、ケアマネージャーから
説明があり、書類にサインをした。



一番懸念していたのが、
花子さんの、お楽しみゼリーがどうなるか。


先週の金曜日に、
僕がゼリーを食べさせに行った。

施設の人から見れば、
胃瘻をしていて、寝ている状態を診ると、
お楽しみのゼリーも難しく感じる。

でも、前の病院で、嚥下機能検査で
OKが出て、僕がお楽しみをしている。

説明しても、
伝わらない。

実際に、僕が食べさせるところを
診てもらった。

午前11時に施設へ行く。
ゼリーの準備ができていた。

いざ食べさせる時になると、


看護師2人、ケアマネ、相談員、OT、介護職、
9名のギャラリーに見守られた。


いつものように、ずぐ食べさせるのではなく、
口腔ケアから。

食べる前に口の中を綺麗にしておかないと、
もし誤嚥をした場合、雑菌が入る。


デイルームで、車椅子を倒した状態で寝ている。

口腔ケアをする前から、
少し、咳き込みがあった。

口を掃除して、唾液を出させると、
咳が出る。

でも、力強い咳なので
大丈夫。 ・・・なはず。

口をきれいにしているとき、
看護師さんから、

上手ですね。
綺麗になりましたね。


と言われる。

花子さんだけのケアでは、プロだ。


ただ、食べさせる前から、
小さい咳が出ていた。

ちょっと、不安。


ゼリーを食べさせる。

いつものように、口に入れる。

ゴクンと大きな音。

上手だね。
飲み込んだね。

と、声掛け。

でも、ギャラリーからは、

少し心配な飲み込み音ですね。

舌にのせたのが、食べ物と分からず、
唾液と同じように、飲み込んでるのでは。


花子さんの飲み方の説明。

1回ごとに、喉仏を動かしながら、
ゴクンをしています。

唾液では舌は動かしませんが、
味のするものがわかって、動かしています。


ゆっくりと、慎重に食べさせた。

時々、咳が出る。

なんとなく、雰囲気が伝わるのかな。
食べる意欲がなくなってきた。

僕の方から声掛けをして、
1/3で止めといた。

いつもだったら、上手に食べるのに。
皆さんに見せたかったです。



口の中のふき取りをして、終わりにした。



月曜に、カンファレンスをすることを伝えられる。


ケアマネに、

嚥下機能検査で、お楽しみのゼリーは
OKが出ました。
2年ぶりに、口から食べることが始まりました。

病気の進行から、誤嚥の危険性もあります。
リスクは、十分承知しています。
でも、口から食べることを大事にしたいです。
その責任は私が背負います。
継続を希望します。


伝えた。



そして、昨日のカンファレンス。

ケアマネから計画書の説明があった。

ご家族の意向の経口摂取ですが、
様々なリスクをご納得されたうえでのことですので、
各課で連携して、お楽しみのゼリーを行います。

月曜から金曜の毎日、11時30分ころから、
看護師がゼリーを食べさせます。

また、ご主人が希望されていた、
車椅子に乗る時間を増やし、
外に散歩ができるように行っていきます。



びっくりした。

ゼリーは、禁止になる不安があった。
食べさせても、病院と同じように、
僕が昼間行ける時間で、
家族だけと、思っていた。

毎日、看護師さんが食べさせてくれる。

毎日食べることで、刺激は大きくなります。


と、言われた。

他の施設では、まず、食べさせないだろう。
危険性があることは行わない。


でも、家族の希望を大事にしてくれた。

ありがたいです。


計画書には、
経管栄養、経口摂取、褥瘡予防、行事やレクリェーション、
外への散歩等、きめ細かく書かれていた。



新しく始まった生活に、
希望が持てた。


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今日、無事に病院退院、老健入所が済んだ。

息子のお嫁さん、
星子さんが休みだったので、
付き添ってくれた。


8時50分に病院に着き、退院手続き。
介護タクシーのストレッチャーに乗せられ、
病室を出る。

エレベーターの前では、
看護師さんと、介護職の人たちに見送られた。
ナースステーションの奥に主治医がいたので、
声を掛けて挨拶。

胃瘻に結び付けてくれたことを感謝した。


星子さんは介護タクシーに乗ってもらい、
僕は、自家用車で老健へ行く。


ストレッチャーから車椅子へ移乗。

リクライングになり、足も上がる、
大型の車椅子に移される。
寝たままの角度に近いが、
ベッドではなく、車椅子。

まずはじめに、
病院との違いを感じた。


久しぶりに見る車椅子に乗る姿。



ケアマネージャー、相談員、管理栄養士からの説明。

部屋に移り、ベッドへ。


介護職員、看護職員、そして、各責任者から説明。
バイタルチェック。


職員の方がいる間は、おとなしく
きょろきょろしていた。

寝た状態で、見慣れた天井が違う様子で、

ここはどこ?

と言っているよう。


たまに、笑顔も出た。


一通りの説明を受けて、
持ち込んだ衣服等を棚へ。


3人になった。


おしぼりを借りて、
話しかけながら、顔を拭く。

時々目が合う。



花子さん、今度は泣き出した。

それも、涙を流しながら。


泣き声を聞くのはいつものこと。

でも、涙を見ることはない。

驚きだ。



頬をなでながら、なだめる。

今度は、笑顔。

表情が、いくつも変わる。


感情を表すことができたのが嬉しい。


疲れたのだろう。
目を閉じた。

老健を出たのが、12時30分。



施設の雰囲気、職員の方たち、
好印象だった。

星子さんも、

良いところですね。


と言ってくれた。


明日、10時にもう一度行き、
施設長、Dr.と面談し、
嚥下について打ち合わせがある。

お楽しみのおやつは続けたい。
 
 
状態を診てもらう。
 
 
窓からは外の景色が見えた。

2018年5月7日 

泣き出しそうな雲。
 
木々の緑が見えるところで良かった。


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療養型病院の退院。


そして、老健(介護老人保健施設)入所


の日が決まった。


5月7日月曜日


老健から、先週末に部屋が空いたとの連絡。
連休明けの希望を出し、
病院と日程調整があり、
7日になった。



前向きに受け止める。



これまで、病院へ入院している安心感はあった。

突発的な病気になったとき、
すぐに対応してもらえる。

認知症の症状以外にも、
たくさんの病気、怪我に襲われた。

誤嚥性肺炎、疥癬、帯状疱疹、大腸炎、
膀胱炎、感染症、
打撲、誤飲、嘔吐、高熱、酸素療法、、、
等々々・・・


体力低下から、色々な病気にかかってしまう。

異変があれば、すぐに、
CT、レントゲン、検査で
治療が始まる。

病院で良かったと思う瞬間だ。



でも、やはり病院は生活の場ではない。
治療のために、色々と規制がある。



1月にDr.から


療養型病院はゴールと言われた。


その時は突然だし、
次の行先も全く決まっていない。


不安が多かった。


特養、老健、在宅・・・


考えながら、色々な思いを持つことができた。



療養型病院はゴール。
それは、卒業でもある。


1年8か月前に、余命1ヶ月と言われたのが、
病院から卒業し、
生活、リハビリ、在宅復帰の場でもある、
老健に入所。


嬉しいことだ。



僕はこれまで、
流れに任せている。

考えて行動したことも、
すべて、花子さんの力に
頼っている。

花子さんが表わす、
わずかな反応に応えて、
向き合って、
できることをしている。


これからも、流れのままに。


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今日も14時に、花子さんのところへ行ってきた。


週末に、翌週の予定を病院へ伝える。
1時から4時の間に行ける日を出して、
ゼリーの準備をお願いしている。


本職の仕事もあるが、
最近は、週に2回、
他にも、仕事を掛け持っている。


予定を組みながら、
昼間行けるのは、
2~3回。

口から食べる大切さを感じているので、
多く行きたいのだが。



ゼリーのお楽しみはないが、
夕方以降は、
口腔ケア、リハビリもあるし、
出来るだけ行っている。


行って、
会いたいからね。




今日は、
ゼリーを食べたのは、
三分の一程度だった。


三口目から、
咳が出た。


時々、
看護師さんが立ち会う。

そんな時に限って、
咳をする。


少し喉に引っかかると、
強く咳をして、
唾液、ゼリーを戻す。


口の中、喉の動きを確認して、
咳ができれば、、
できているうちは、大丈夫。



と思うが、


看護師さんから、

今日はこの辺で

と言われ、
終わりにする。



もう少し食べさせたい。



と思いながら、
今は、
慎重に、
我慢。



ゼリーを食べる前に、
いつも口の中を掃除する。

100均で買った、
ミニライトは必需品。

汚れをとる。

食べる前の、
軽いマッサージも。



ゼリーが終わった後は、
念入りに、
唾液腺、顔の周りの筋肉を緩めるための
マッサージをしながらながら、
口腔ケア。


次は完食できますように。


と、願いながら。


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病院から1月末に、

療養型病院はゴールなので、
暖かくなる頃までには、
次の行先を考えてください。

 
と言われていた。
 
 
そして、新年度を迎える3月始め、
医療・介護報酬の変更から
病院から、強く次を求められた。
 
 
病院の相談員とも
何度も話している。
 
 
 
 
今と同じ、医療療養型病院は、
医療行為が少なくなったので転院は難しい。
 
 
 
介護療養型医療施設も、
条件が厳しい。
 
 
 
特養(特別養護老人ホーム)と、
老健(老人保健福祉施設)がある。
 
 
 
特養は、介護を受けながら、長く生活をする場だ。
だが、申し込んでもなかなか順番が回ってこない。
また、夜間は看護師がいないため、
痰の吸引ができない。

施設職員でも研修を受ければ
痰の吸引ができるが、
そこまでのスタッフが揃っている特養はあまりない。

以前、痰の吸引ができないということで、
何か所も断られた。
 
 
 
老健は、介護を受けながら、リハビリをして、
在宅復帰を目指す施設だ。
長期の入所は難しい。

花子さんは、寝たきりの状態なので、
車椅子移乗までのリハビリを望んでいる。

今の花子さんには、一番合っているところと思う。



3月初めに、病院から老健に診断書を送ってもらった。
 
 
8か所
 
 
すべての事業所に伺い、
面談、説明を受け、見学をさせてもらった。

やはり、伺って、面談・見学をしなければ
花子さんに合っているかわからない。
 
これまで、すべて同じようにしている。
 
 
 
1か所目、在宅復帰強化型老健。
集中してリハビリを行い、3ヶ月を目途に
退所、在宅に戻る。
 
ここは、面談の段階で断られた。
今の症状では、受け入れられないとのこと。
 
 
 
2ヶ所目、今の病院のグループ施設。
病院もここを勧めていた。

Dr.、理学療法士も一緒だ。

施設へ伺って、説明を受けたのち、
花子さんの面会に来た。

そしたら、 
なんと、
 
断られてしまった。

老健は在宅復帰を目指すが、
今の花子さんの状態を診ると、
在宅は非常に厳しいので、
受け入れられないとのこと。
 
病院の相談員も、
これまで次の引受先として 
断られたことがないので、
驚いていた。
 
 
療養型病院からの退院支援もそうだが、
老健も、「施設から在宅へ」と言う、
介護保険の改定に、
もろ、影響されている。
 
 
 
他の2ヶ所は、
嚥下機能検査でOKが出たとしても、
胃瘻の人には、口からの食べ物は
一切だめ。
お楽しみの、ゼーリーも出来ないとのこと。
 
胃瘻は口から食べれない人のための
栄養補給方法なので、
口から食べることは、
誤嚥性肺炎のリスクがあるので
認められないらしい。



もう2ヶ所は、見学させて頂いて、
花子さんには合わないように感じた。
 
 
 
1ヶ所、ここはリハビリスタッフに、
ST(言語聴覚士・食べることに障害
   のある人に、嚥下リハビリを行う)
がいる。
PT(理学療法士)
OT(作業療法士)
STが揃っている老健はあまりない。

お楽しみゼリーが始まったことを伝えると、
積極的にリハビリをしてくれるという。

だが、胃瘻の人が入れる枠は三人で、
一人は、長くいる人、
二人は3月初めに入所したばかりで、
当分空きは出そうにないとのことだ。
 
入所待機の申し込みをした。
 
病院から退院を迫られているので
いつまでも待つのは、
難しいかもしれない。
 
 
 
最後に行った1ヶ所は、
リハビリスタッフが少ないので、
回数は少ないと伝えられた。
 
でも、施設内を見学させてもらったら、
なんとなく、温かい雰囲気があった。

ここも、入所待機の申し込みをした。
 
 
 
 
色々、色々、 
考えながら、
 
 
これからのことも、
 
 
自分のことも、 


考慮しながら、
 
 
動いている。
 
 
 
 
今日は、息子のお嫁さん、
星子さんを連れて、
花子さんのところへ行った。
 
いつになく、目も開いて表情が豊かだった。
 
僕が行っている口腔ケアと、
お楽しみゼリーを見せた。

口も大きく動かし、
ゴクンもできて
驚き、喜んでいた。

食べているところを
スマホでビデオを撮ってもらった。


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今日も、13時30分に病院へ行き、
お楽しみの、ゼリー。

そして、歯科医師との面談、
相談員との打ち合わせも入っていた。
 
 
 
病室に入ると、
ちょうど、PT(理学療法士)が、
リハビリを行うところだった。
 
 
この病院では、
始めて、リハビリをしているところに、
立ち会う。

僕の方からも、たくさんの話をしながら、
今行っているリハビリについて
説明をしていただいた。

ベッドの横に座る、端座位まで行った。

前の病院では僕もやっていたが、
今は、OKが出ていないので、
ベッド上で、背中を75度まで上げる
ギャッチアップだけだ。
 
半年ぶりに座っている姿を見る。


2018.329   

PTから、

少し手を添えれば座位を保てます。

 
 
びっくり!!

肩に手を添えるだけで座っている。

以前は、
枕や座布団で周りを固めないと
座ってられなかったが、
 
座れるじゃないか。
 
 
今度Dr.にお願いして、
僕が行う許可をもらおう。

(専門職の人が見ると、
 あれ?つなぎを着てる。
 と、気づかれたかもしれない。
 寝ているときに足を動かすので、
 ズボンがずり落ち、胃ろうのボタンが
 出てしまう恐れがあるらしいので
 今は、つなぎのパジャマ)
 
 
  
リハビリが終わってから、
お楽しみのゼリー。
 
慎重に食べさせている。

手のひらに乗るような
小さなカップだけど、
時には途中で止めることもある。


医療、専門職向けのメールマガジンを見ているが、
その中に、興味深い記事があった。
 (長くなりますが、とても参考になるので、
  一部を貼り付けます)


江別すずらん病院の宮本Drの
話したことが書かれていた。

口から食べることの重要性が認知されてきているが、
「食事介助に問題がある」 と宮本氏は指摘する。
「口を開けない患者に、口を無理やり開けて食べ
させるような食事介助もある」 と現状を語る。
 
宮本氏の病棟では、眠っているとき、
食事にむせるとき、口を開けないとき、
食事を嫌がるときには
食事介助を行わない。
 
「この当たり前のことを行うだけ、で誤嚥性肺炎を生じる
患者は激減した」 と言う同氏は、「誤嚥性肺炎は、医療と
介護の現場が作り出している」 とも指摘する。

無理に食べさせない食事介助を徹底したことで、患者が
食べ物を喉に詰まらせることもなくなったという。

「認知症が進行すると次第に食べられなくなるが、
それは安らかな死に向けた準備と受け入れ、
患者を苦しめない介護をすることが大切」 と宮本氏は
強調する。



以前だったら、せっかくゼリーが始まったし、
少量だから、何とか食べさせようとしたが、
あくまで、お楽しみ。
少しでも反応が悪かったら、途中で止める。



歯科医師との面談もあった。


一週間ほど前に、口腔ケアをしようとしたら、
かぶせた前歯の1本が取れて、
金属の根元が出ていた。

 
すぐに看護師さんに知らせる。


レントゲンを撮ったが、体の中にはないそうだ。

気が付かず、掃除の時に捨ててしまったのか。


金属が見えて見栄えが良くない。
先端が、やや尖っているので、
舌を噛んだときに、出血しそう。

前と同じように、かぶせの歯を頼んだ。


DR.からの説明。

1本の歯をかぶせるだけだと、
また、はずれてしまうことがあります。
はずれた歯を外に吐き出せばよいのですが、
飲み込む恐れがあります。
胃に入れば良いのですが、
誤嚥から肺に入ることが考えられます。

そうなると大変なことになります。

今は前歯で食べ物を噛むこともありませんし、
見栄えだけを考えるのなら、
リスクがあるので、歯を入れることはお勧めしません。

 
 
色々なことを想定しながら、
質問をし、答えて頂いた。


了解し、今回は歯をかぶせるのは
行わないことにした。
 
 
 
長くなってしまったので、
相談員との話はまた今度。
 
 
今は、これが一番大変。 


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花子さんのゼリーは順調。

回数が増えるごとに
食べようとする意欲が見られる。
 
口を開け、唇にスプーンを当てると、
催促するように、
口をとがらす。

スプーンに少量のゼリーを乗せる。
せりー味見1 

ゼリー味見2 

ゼリー味見3 

この後、口を開けて
舌で送り込みながら、
ちゃんと、モグモグする。

そして、口を閉じ、
大きな音を立てて、

ゴクン。

喉の動きを見ながら
次の一匙。

今日は、初めて完食だった。

ゼリー 

とても、2年近く、
口から食べたことのない人とは
思えない。


感激してしまう。
 
 
 
 
でも、前回の日記から、
まだ5回だけ。


僕が行った時だけだ。
 
 
看護師さん、Dr.が見守れる、
月曜から金曜の、
1時から3時の間。


毎日のお楽しみは、
難しい。


仕事もあるので、
昼間の時間が取れない。

夕方以降なら、
毎日行けるのだが。


でも、これは了解した上でのことで、
仕方ない。


嚥下機能検査をして頂いた、
歯科医師は、
可能性を診てくれた。

でも、現場を預かる医師は、
誤嚥の危険性を感じている。
 
 
 
誤嚥だけは絶対に防がないと。
一度でも、誤嚥から熱が出ると、
すぐに中止になってしまいそう。
 
 
 
今日は看護師が見守らず、
僕一人で食べさせた。
 
 
まだ始まったばかりなので、
徐々にだな。
 

では、僕の晩御飯。

特売の国産牛が更に半額だったんで、
ステーキと野菜バター焼き。
隣は、ケールとキュウリを肉味噌。

お酒は、頂き物(^.^)
新潟、上善如水!

ステーキ

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一昨日、病院で花子さんの嚥下機能検査が行われた。

僕が行くたびに行っている口腔ケア・リハビリで、
嚥下は良くなっていると感じていた。

それを、専門職の検査でどの程度
改善されているのか知りたかった。



今の病院へ転院した時にもお願いした。
でも、その時は、
「口を開けてください」「飲み込んで」等の
指示が入らないということで
行なわれなかった。

飲み込みも悪いとの事だった。


でも、僕の感覚では、
半年前より、
明らかに良くなっているのを感じていた。

再度、お願いする。


今のDr.は患者と家族の思いを大切にしてくれる。

一昨日、嚥下機能検査が行われた。


1時の予約時間より少し早めにいく。

口の中の、痰の塊を取り除く。
口腔ケアをして、
綺麗にしてから検査に臨む。


部屋には道具がセットされていた。

嚥下検査  

ゼリーと、トロミの付いた飲み物がそれぞれ4種。


歯科専門医.が入ってくる。

一緒に、ST(言語聴覚士・飲む、食べるの専門家)、
PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、SW(ソーシャルワーカー)
看護師、他にも数人が入ってきた。
 
嬉しい。
皆さんで見守ってくれる。
 
 
 
これまでの経過と、家族の思いを話す。
 
Dr.は熱心に聞いてくれた。
説明もあった。



嚥下機能検査開始。


機械、パソコン、がセットされて、
鼻からカメラを入れる。

喉の動きをみる。

 嚥下検査2

唾液のたまり具合を見る。

とろみの付いた飲み物を口に入れた。

ゴクンをする。

飲み込んでますね。
ゼリーを試してみましょう。


スプーンに少量のゼリーがのせられ、
口に入れた。

嚥下検査4

花子さん、ちゃんと噛んで、
喉の方にずらし、ゴクンをした。

1年9か月ぶりの口からの食べ物だ。

それだけでも喜びだ。

嚥下検査3

鼻から入れられたカメラで見ながら。

もう一口、二口。

大丈夫そうですね。

鼻からのカメラを抜く。

鼻から管を入れて痰の吸引。
ゼリーは出てこなく、
胃まで落ちていた。

Dr.から説明があった。

食べようと思えば、食べれます。
ただ、リスクは大きいです。

口から食べようという目的ではなく、
ある程度のお楽しみと言うことであれば
可能です。

ただ、低空飛行の状態ですので、
どこかでバランスが崩れると、
誤嚥性肺炎や、窒息と言うことが
起こる可能性はあります。

ご主人の熱意も感じます。

食べるのをすべてやめるという
状態ではありません。

少しでも食べて、生活の水準を
落とさないのも大事です。


ありがとうございます。
私も、すべて口からの食事が
できるとは思っていません。

元気な頃は食べるのが
大好きだったんです。

ほんの少しの味見程度でも、
口の中に入れて、
食べさせてあげ・た・い・・です。


嬉しくて、感動して、
最後は言葉が詰まってしまった。



僕が食べさせることになる。
上の写真の、ゼリー半分から。

いつも行く夕方だと、
もしもの場合、Dr.がいなく、
詰まった時、看護師の吸引もできないので、
14時前後に予約して行くことになる。

STも同席してくれるとのこと。



ようやく、ようやく、、、
念願だった、口から食べ物を入れることが
出来る。



2016年7月には、誤嚥性肺炎から、
何も食べられなくなり、
8月には、余命1か月の宣告があった。

その時、どうせだめなら、
リスクがあっても構わないので、
味見だけでもお願いできないかと
Dr.にお願いした。

その時、
医師として危険がわかっていることはできない。
と言われ、口に食べものを
入れることはできなかった。

そこから、二十一ヶ月、何も口に入れてない。



でも、僕は食べられるようになる可能性を信じ、
その時から、口腔ケアと、マッサージを
ずっと続けた。

NPO法人 口から食べる幸せを守る会 
理事長 小山 珠美看護師にメールを送り、
励ましの返事を頂いて
信じ続けてケアをしてきた。

ネットでやり方を検索し、病院へ行ったときは、
30分かけて、欠かさずおこなってきた、

唾液腺マサージ
口腔周辺筋マッサージ
口腔内ストレッチ
ガムラビング
(上記緑色は、クリックすると出てきます。小山さんも)

時には、ナースから注意され、
周りからは、無駄な行為とみられた。

転院した病院でも、
誤嚥でも一番重度な「唾液誤嚥」が
起こっているので、
壁には、

「禁食」

の紙が貼られていた。

でも、あきらめずに、ケアを行ってきた。

専門家のケアは入ってないので、
嚥下機能検査をお願いしても、
自然に良くなることはないので、
断られてきた。


でも、今回、実施していただく。


食べることができる。
努力が実った。


自分で、あまり自慢することはないのだが、
今回は、自信を持って言える。


認知症が進行して、
重度の、
終末期と言われる状態になっても、
リハビリを行えば、
可能性はある。


あきらめずに、やり続けて良かった。



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花子さんのところに行ったとき、
スマホからユーチューブを出して、
音楽を聞かせる。

  
童謡、小田和正、1970年代のヒットソング
いろいろ選びながら、
耳元に置く。

疥癬で個室の時は、大きなボリューム。
2人部屋の時は控えめ。
今は、四人部屋。
耳に近づけて、
周りに迷惑にならないように流す。
 
 
認知症専門病院にいた時から聞かせていた。
  ↑
その頃のことをリンクしようとして検索したら、
 ちょうどユーチューブを聞かせていた記事がこれ。
 その頃の写真が載っていた。
 たった、3年前。
 なんて良い表情をしてるんだ(涙) 
 クリックすると飛びます。 )



ユーチューブで聴かせる音楽を選んでいたら、
偶然、カーペンターズが出てきた。

花子さんと一緒に住んだ頃、
ステレオを買って、
花子さんが最初に買ったレコード。

カーペンターズ ←これ


懐かしく思って聴かせてみた。

そうすると、表情が変わった。

なんと、僕の方を見て、ニコッとした。

しばらくすると、泣き顔。



驚いた。

奇跡だ。



ブログ仲間の岩佐さんが、
お母様にヘッドホンで
音楽を聞かせた記事があった。


そうだ。

確か、昔、カセットに録った覚えがある。


家に帰り、カセットを見つけた。

机の中を探すと、
引出しの一番下の奥に、
カセットテープレコーダーが出てきた。


中に入っていた電池が
漏電している。

出して、よく掃除をし、
電池を入れたら動いた。
再生できる。

スマホを買った時についていて、
しまってあったイヤホンを接続。

ちゃんと音が出る。


今日病院へ行き、さっそく聞かせる。
 
300224


残念ながら笑顔は出なかったが、
目が空中で何かを探すように動く。

泣き顔は出た。
 
 
認知症の人は
音は最後まで、聴こえているという。

返事はできなくても、
こっちの言葉は伝わっている。
 
心地よい音には穏やかに反応する。


もっと早くから聞かせればよかった。
 
 
どこかに、いろんな音楽が録音された
カセットテープは売ってないかな。
 
 
では、花子さんの調子が良いので、
晩御飯。
豚の生姜焼きと、焼酎黒霧島。
ニンニクの漬物が美味い。
 
生姜焼 


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なかなか更新が出来なかった。


1月末からずっと、忙しかった。


身の回りに起きた、事故、事件。


花子さんの今後、

年度末に向かい、仕事も忙しくなる.、
家族会のお仕事、
つどいの参加、お手伝い。
地域、友人、親戚も重なる。
 
 
みんな、自分が受けたことなので、
出来る範囲でこなしている。


目いっぱいの、息苦しさもあるが、
それにも増して、充実感もある。





今日の講演を終わらせ、

ほんの少し、気持ちに余裕が。


でも、手帳を見ると、
まだ、すべの日が埋まっている。



少しはゆとりを持たないとな~



その心のゆとりが、
花子さん。


今日行ったら、
久しぶりの笑顔。

20180213 

肌もつやつやしている。
少し、太ったかな。

栄養が800kcalから、1200kcalに増えた。
水分も、1日400ccから、600ccになる。


中心静脈栄養、経鼻経管栄養の時は、
体温37.3℃が平熱だった。

いつも、氷枕をしていた。


胃瘻をしてから、まだ一度も氷枕をしていない。

36度台でキープしている。


酸素、血圧、排泄も、問題なし。
 


凄く順調。

嬉しい。



今月はバタバタしていて、
一日おきぐらいしか行けてない。

やっぱり、花子さんのところへ行くと
こころが安らぐ。



疲れているが食欲はあるので
大丈夫。
今日の晩御飯

鶏の胸肉をスパイスたっぷりで焼いてみた。
野菜炒め。
ウイスキーのお湯割り。
(シングルモルトでもったいないが
 日本酒を切らしてしまった。)
 
鶏胸肉 

作って、飲んで、だらけて、
これも、安らぎ。


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まずはお知らせ

認知症の人と家族の会 副代表理事で、
川崎幸クリニック院長の、杉山孝博Dr.の
研修講座が開催されます。

ターミナルケア研修講座 

研修テーマ:「ターミナルケア研修講座」
日時 : 2月18日(日) 10時~16時
会場 :横浜市健康福祉総合センター4階ホール
     (JR、地下鉄 「桜木町」駅1分)
参加費:一般        5000円
     家族の会会員  4000円
     学生 特別価格 2000円

テレビ、新聞でも有名な、杉山Dr.が、
昼食をはさみ、6時間みっちり、わかりやすくお話しします。

講座内容一部
これからの高齢者ターミナルケアの特長/
在宅、施設におけるターミナルケア/
告知/尊厳死/緩和ケア/訪問看護と訪問介護 等

こちらに申込書があります。
     ↓
 ターミナルケア研修講座
 
僕も勉強したい。
(多分、受付にいます)





胃瘻からの栄養も順調に入り始め、
Dr.と相談員との面談があった。

栄養も入り始め、痰の吸引も少なくなったので、
療養型病院では、ゴールと考えています。

次をどうするかを考えてください。

病院でのリハビリは限界がありますので、
老健(介護老人保健施設)などの
施設に移り、
リハビリを行った方が良いと思います。

今すぐではないので、
暖かくなる頃を目途に考えてください。



また、新たな課題が出てきた。


医療型療養病院は、医療行為がないと
入院することはできない。

医療行為は3区分に分けられている。

花子さんがこれまで該当していたのは、
医療区分3で、最も重い医療行為に当る、
中心静脈栄養だ。

また、医療区分2の
1日に8回以上の痰の吸引。
 
他に、医療区分1がある。
 

医療療養病院は、2又は3の人が
対象になる。
 
中心静脈が外れ、
痰の吸引は、1日に5回以上。
 
( 以前は10回以上だった。
 少なくなってたと思ったが、
 確認したら、まだ5回)

 

重い医療行為が無くなったのは
喜ばしい。
 

でも、次を考えなければならない。
いつも、そんなことの繰り返し。

 
色々調べながら、考えていく。



今日の花子さん。
  
20180127  

まだ頬はこけている。

今は、800kcal。
徐々に増え、
だんだん、良くなっていく。
 
 
僕も栄養とらないと。

今日の晩御飯。
煮物を作ってみた。
里芋、にんじん、大根、牛蒡、鶏肉。
まだ、鍋にいっぱいある。
3日分だ。

友達からもらった天然鮎。
冷凍したのをたくさんもらった。
お酒は、岩手県酔仙酒造の、はやぶさ紀行。

煮物 

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胃瘻造設の病院から
これまでの療養型病院へ再入院をして
2日が過ぎた。
 
 
インフルエンザの面会禁止が解除され、
今日も、病院へ行ってきた。
 
 
 
順調だ。
栄養が入り始めている。
 

顔つきも良い。
 
大きな笑顔も出た。
スマホを忘れて、
写真を撮れなかったのが残念。 
 
  
 
ようやくここまで来た。
 
 
長かった。



2年前、
2016年7月に誤嚥性肺炎から
水分だけの抹消点滴になった。

食べることが出来ず
日が経つ。

2016年8月にDr.から余命1ヶ月の宣告。

そのまま看取りをするなら、
この病院のままで迎える。

延命を希望するなら、
療養型病院への転院を勧められた。

認知症の診断が出てから12年が経っている。
延命をする意味があるのか、とまで言われた。


どうするか、


悩み、苦しみ、
ひと時も頭から離れることなく、
絶えず、考えていた。

以前は、延命は考えていなかった。
認知症は治ることはない。
精一杯生きてきたのだから、
最後は、無理をせず、
静かに迎えようと思っていた。

でも、いざその時になる。
まだ笑顔も出る。
呼びかけに反応する。


このまま死なすわけにいかない。
生きていてほしい。

強い思いが湧き上がり、

2016年9月に転院、胃瘻を決断した。


4か月間なにも胃に入っていないので、
まずは、鼻から水分、栄養へと段階を踏む。

しかし、その最中に、誤嚥性肺炎。
唾液を誤嚥して肺炎になる。


経鼻経管栄養は難しいということで、
2016年10月に、血管から栄養を入れる
中心静脈栄養に切り替わった。


このブログでも、また、周りからも、
僕の行っていることは、
介護者のエゴではないか。
花子さんは望んでいない、
と言われる。

僕の体調も崩れる。
数か月で6㎏体重が減り、
病院へ行ったら、「抑うつ状態」と
病名がついてしまった。


2016年10月には、帯状疱疹にもかかってしまった。

2017年1月、再度経鼻経管栄養
チャレンジしてもらう。

しかし、白湯を入れている段階で、
中心静脈栄養の針から、感染(MRSA)が起こり、
高熱を出す。

経鼻経管栄養、中心静脈栄養
すべてが中止になり、
抹消点滴だけになる。


2017年2月、ようやく熱も下がり
中心静脈栄養が再開した。

だが、Dr.から、
花子さんは、鼻からの栄養、
そして、胃から栄養の、胃瘻。
経管栄養は難しく、
今の中心静脈栄養がベストです。
と言われる。
 
選択肢が無くなった。


2017年3月に再びMRSAの感染。

そして、2017年5月にも。


何度も、何度も、危険な状況に遭遇するが、
花子さんは、いつも乗り越え、
笑顔が出てくる。

2017年7月には疥癬に罹ってしまった。


疥癬が治ったのもつかの間
療養型病院は入院期間が決められていて、

2017年9月に次の病院へ転院

新しい病院へ移った機会に、
これまでの経過と、僕の希望を伝える。

前の病院では、胃瘻は難しいと言われたが、
口腔機能はケアをして良くなっている。
何とか胃瘻まで結び付けたい。

Dr.はチャレンジをしてくれた。

だが、すぐに熱が出る。
また、MRSAの感染が起こってしまった。

2017年10月、感染が治まり、
経鼻経管栄養の再挑戦。

白湯から、徐々に栄養と移って行った。

朝夕、400kcalの栄養が入り始め、
順調に経過。

胃瘻を行うために、手術をする病院と
打ち合わせが入る。


期待をしたところ、
疥癬再発

前の疥癬の卵が残っていたらしい。
疥癬が出ている間は、
他に人に移すといけないので、
個室に隔離。


転院が伸びてしまった。


期待すると、すぐ反動。
こんなことの繰り返し。


そして、
2018年1月胃瘻造設手術が行なわれた。




余命1ヶ月と言われた花子さんは、
まだ生きている。

しかも、相変わらず反応は良く、
表情は豊かだ。



たくさんの障害を乗り越えた、
花子さんの、強い、
生命力に感謝をする。


僕たち家族に、元気を分けてくれる。


ありがとう。 



(今日の日記は、僕のメモとして、
 これまでの経過をまとめたので
 長くなってしまいました。
 また、各日付にはリンクを貼り
 戻れるようにしたので、読み辛くなり、
 申し訳ありません)



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昨日、胃瘻造設手術のために転院。
本日、手術が行なわれた。

両日とも、息子夫婦が休みを取り
付き添ってくれた。


手術は無事に終わった。



昨日、9時に病院へ行く。

退院手続、精算を終わらせ病棟へ。

インフルエンザで面会禁止なので、
息子夫婦は外で待っていて、
僕一人中に入った。


前の日に、
インフルエンザに罹っていないか、
容態はどうなのか。

気になって、面会はできないのは承知で、
病院へ行った。

やはり会うことはできなかった。

ナースステーションで、
状況だけを聞く。

元気な様子を聞き、一安心した。



病棟に入り、花子さんに会うのは
5日ぶり。

元気だった。

僕が呼んだら目を向けた。

花子ちゃん、お父さんだよ。
元気だった?


じっと見ている。
わずかに微笑んだ気がする。


ストレッチャーに移し、
介護タクシーに乗って次の病院へ。

以前までは僕が後ろから車でついて行ったが、
自家用車は息子に任せ、
僕は花子さんの横の補助席に同乗。

ずっと手を握っていた。

久しぶりの車。
外の景色と、太陽。

遊びに行くのなら、どれほど楽しいか。



すぐに新しい病院へ着き、
病室に移された。


こちらの病院も、
インフルエンザで全病棟面会禁止。

許可をもらって、病室へ入った。

翌日(今日)の手術について看護師さんから説明を受ける。

予定は10時30分になっていますが、
外来の状況により、午前中、どの時間に
なるか分かりません。

今は面会禁止になっていますので、
立ち会わなくても大丈夫です。


立ち合いを希望します。
是非お願いします。


看護課長に聞いてもらい、
了解が出た。



今日、息子夫婦と3人で
10時に病院へ行く。

病室に入った。
手術用のパジャマに着替えていて、
点滴をされていた。


呼びかけると、良い反応。

話しかけると、一度だけ、大きな笑顔が出た。

もっと話しかける。

今度は、泣き顔。
涙をためた。

手術が始まるまで、部屋を出て、
談話室で待つ。


11時45分にようやく呼ばれた。

花子さんはストレッチャーに乗っている。

皆で励まし、見送った。



手術は15分程度で終わると、
前もって話があった。

でもなかなか連絡がない。

トラブルがあるとは思えないのだが。


13時に看護師さんが、

手術は無事に終わって、病室に戻りました。
面会どうぞ。


胃瘻の処置を見せてもらう。
お腹に、キャップのついたボタンがある。

鼻についていた管が外れていた。
1年半ぶりにすっきりした顔。

まだ痛みがあるらしく、
手足を、強く動かし続ける。

顔も、しかめっ面。


今日は点滴で
明日から白湯を入れます。
明後日、栄養を入れて、様子を診ます。
異常がなければ、19日の金曜日に
退院して、前の病院へ戻ります。


5日間で戻るのか。
すごく早い。

手術をしたDr.は、
週に一度元の病院へ来るので、
連携が出来ているのだろう。




退院の日まで花子さんの面会は出来ない。

面会禁止もあるが、


突然、訃報が入った。

花子さんの実家、茨城から。

花子さんは4人兄弟で、
上3人が男の、末っ子一人娘。

3人の兄さんからは、
愛情をたくさんもらっていた。


長男宅から電話だ。

2番目の兄さんが亡くなった。

12日に肺炎で入院し、
病状が悪化し、14日に急逝された。


花子さんのことをかわいがっていた兄さんだ。

高校生の時は、車で駅まで送り迎えしたらしい。

結婚前、二人で茨城に行った時、

どういうつもりで来ているのか。

と、怒られたこともある。

妹のことが心配で、
病気になってからも、いつも気にしてくれていた。


明日、お通夜に行ってくる。
明後日の告別式にも参列する。



たくさんの思い出があり、
涙が出てくる。


不義理をしていた
親戚の人達にも会ってくる。


可愛くて、誰からも愛された花子さんだ。
皆さん気にしてくれている。

今の状況をお知らせしてくる。



次の日が退院だ。

花子さんに、茨城の報告をする。



15日に、花子さんの入院、手術、療養中に
お通夜、告別式、翌日退院。

不思議に、
重ならず、
隙間の中で、
花子さんにかかわる、
大事な用事が進む。

行ってきて。

という
花子さんの意思を感じる。


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昨日、病院へ行ったら、入り口に貼り紙がしてあった。

インフルエンザ発生のため
全病棟、面会禁止になります。
ご理解よろしくお願いいたします。



一昨日までは面会制限だった。
制限は、

 マスクをして手の消毒。
 熱がある人、
 小学生以下は
 面会を控える。


翌日(昨日)、病院内でインフルエンザが発生したらしく、
面会出来なくなった。


ナースステーションへ行く。
顔を見るだけの許可をもらって、
病室に行った。



花子さんは穏やかだった。





しばらく会えないのかと思いながら
声をかけた。
 
 
顔を見て、
話しかけるのが、
僕の心の安らぎなのだが。




口腔ケアと、手足のリハビリが大事な時。
出来ないのを不安に思う。
 
 
でも、もっと大きな心配。


3ヶ月前に、主治医と胃瘻について話し、
造設の方向で進めていた。

そこで、疥癬の再発。

治らないと検査、手術する病院への
移動ができないということで
完治するのを待った。


ようやく治り、
CT画像、触診、胃腸の働きを見て、
手術することになった。

ただ、年末年始にかかるというので、
1月15日に延期。

再チャレンジから1ヶ月待った。

そして、インフルエンザの流行。


もし、ここで花子さんにもうつると
また延期になる。


インフルエンザに罹ることは
何としても避けたい。



今日、面会ができないことを承知で
病院へ行った。

花子さんがインフルエンザに罹っていないか。
今の状況はどうなのか。
元気でいてくれるているのか。

転院の時に、
病院のレンタルパジャマを返すので、
私服のパジャマと下着を届ける。

届けるのを口実にしながら、
ナースステーションへ行き、
状況を聞く。



看護師さんに
よ~くお願いをした。

お願いしても、
防ぐことができないのはわかっている。

患者、すべての人に気配りをしてくれているのは
知っている。
 

無事に転院の日を迎えられますように。


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昨年末から新年にかけて、
何通も手紙が入る。


生命保険の見直し。
年金の選択と、申請。
銀行、郵便局から口座開設新規取引のお知らせ。

 
一番驚いたのは、



青い、

「介護保険被保険者証」が
送られてきたことだ。


僕の。


区分・認定記入はされていないが、
花子さんの更新で、何度も見てきた証書。





自分にも!!



1月5日で65歳になった。




ビックリ!!


自分がそんな年齢になるなんて。



でもな~


周りからは、
年に見えないと言われる。


若いつもりでいる。


だが、体力は
確実に落ちている。
精神力も、自分に叱咤激励をしている。



いつも、花子さんにかけた言葉。



まだまだ!!


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昨日息子のタロウ、お嫁さんの星子さんと
3人で飲んだ。


飲みに行く前に
花子さんのところへ行きたいと言うので、
面会に行った。

タロウは仕事だったので、
帰る時間に合わせて、駅で待ち合わせ。
星子さんは休みで、一緒に行った。


花子さんは元気だ。


僕がいつもおこなっている口腔ケアを見せた。

一緒に行くことも多いので、
何度も見せているが、
花子さんのできることに合わせて変えている。


一通りケアが終わって、
ここからが初めて。

ガーゼを細長く丸め、
奥歯まで入れる。

力強く噛む。
ガムを噛むように繰り返す。


食べれそうな気がする。
(でも、今は挑戦しない)

出てきた唾液も、
ゴクンと飲みこむ。

時々むせる時もある。

でも、咳をして出そうとする。
「ゴホン」が出来れば大丈夫。


2人はこれまであまり見たことがない反応に
驚いている。

星子さん、
お母さん、噛むことができて、
あごのラインが変わりましたね。
しっかりしてきました。


唾液誤嚥から誤嚥性肺炎になっていたが
唾液は流れ込まない。
痰の吸引も少なくなった。


快復という表現は、程遠い。
わずかな好転
ほんの少しだが
以前より良くなっている。

それが何よりの喜びだ。


まだまだ。



病院を出て、
車を家に置き、
3人で忘年会。

タロウのリクエストで、
焼肉にした。


色々な話をした。

2人の仕事、
僕の状況、

そして、何より、花子さんのこと。


年が明けて、1月15日の転院、
16日の胃瘻の手術の日は、
2人とも休みを取って付き添うそうだ。


胃瘻造設後のことまで話が及ぶ。

その後どうなるのか。
どうするか。


具体的に、いくつも例を出す。

それぞれを考える。


話しているうちに、
僕は涙が出てきた。


本当に最近、涙もろい。


これまで僕がすべて一人で背負ってきた。
花子さんが認知症と診断されて、13年。
鬱病の時も含めれば21年だ。
そして、同時に始まった親父、お袋の在宅介護。


2人が支えてくれると言う。





美味しい酒だった。



さて、
焼肉の写真を撮り忘れ。
肉だけで9種類も頼んだ。

他にもいろいろ。

唯一写真を撮ったのが、

「ニンニク揚げ」

これ

ニンニク揚げ 

トレーの中に油が入って、ニンニクたっぷり。

とても食べきれないと思ったが、
炭火でほどよく揚がってホクホク。

タロウは2、3個で、
僕と星子さんで完食。

残ったニンニク油を持って帰りたかった。
料理に使えば絶対に美味い。

僕は、白ホッピーで、中3杯
(ホッピー好きでないと通じないか)


今年はこれで終わりかな。

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