平成17年6月30日

病院に戻る日。

昼過ぎまで寝ていた。
午後になってようやく起きる。
食事を用意したけど何も食べない。


もう、絶対に病院へ行きたくない。
そればっかり。
まだ治療の途中なんだから。
食べられるようになったらすぐ出れるから。


入院3週間で体重は増えたかと思っていたら、
さらに1kg減っていると知らされました。
少しでも増えるまでは、病院で見てもらわないといけない。

夕方、6時に病院へ連れて行きました。
病棟のロビーで、戻ってきたことを伝えると、
担当の先生、看護婦さんも出てきてくれました。
先生は、泣きはらしたかみさんの顔を見て、

お母さんがなくなって、辛かったんですね。
と言ってくれた。
でも、本人は母が亡くなったことではなく、
また始まる入院生活の辛さで泣いている。

かみさん、

もう入院したくない。
と言って、僕の手を握り離さない。
看護婦さんから、

家に一人でいても、寂しいでしょ。
ここにいれば気がまぎれるよ。
食べれて元気が取り戻せれば、すぐに退院だから。

励ましてもらうが、泣いたまま。

僕も、

大丈夫だから、
また来るから。
寂しかったらいつ電話をかけてきてもいいから・・・

そんなことを言ってるうちに、
涙が出てきてしまった。
先生と看護婦さんを前にして、二人で泣いている。
醜態をさらしてしまった。

しばらくすると、ようやく落ち着いてきたので、
病室に連れて行く。
すれ違った、患者さんから、

お帰りなさい。
大変だったね。

と声をかけてもらう。
その人たちの前では、少し微笑んだ。

いつものように、病棟の入り口で見送ってもらい帰る。
この日は、かわいそうで、車の中で号泣してしまった。


平成17年7月1日

昨日の様子が気になり、19時に見舞いに行く。
始め、看護婦さんに会って様子を聞いてみる。


どうでしたか。
今日は元気でした。
3食とも食べれましたよ。


ロビーで、他の患者さんと話をしていた。
珍しい。

どう?
大丈夫。
頑張って食べるようにする。

意外な答。
顔つきも明るかった。
安心して、嬉しくなってしまった。


ブログランキングから訪れてくれる方が多いです。
訪問していただける方が多いと励みになります。
良かったらクリックお願いします。
    ↓
banner_03.gif