花子さんの診察について、もう一つ。
何度か書いていることなんですが。


花子さんが今のD病院に行き始めたのは、
「C」クリニックからの紹介でした。


紹介をいただいた「C」クリニックの前に
長年通っていた「B」心療内科があった。


病気の始まりは、もう11年も前のことです。
夜中に急に息苦しくなり、
救急車で運ばれる。
「A」救急病院に着いたら、容体も落ち着き、
自律神経失調症の診断だった。


自律神経失調症って何だろう?
あまり納得がいかなかった。
新聞の折り込み記事に、パニック障害という病気のことが
書かれていた。
その頃は、あまり知られていない病気。
思い当たる症状があり、
その筆者の「B」心療内科へ行ってみた。
そして、パニック障害の診断を受ける。


しばらくしてから、鬱病へと変わって行った。
もしかしたら、それはアルツハイマーの初期だったのかもしれない。


「B」心療内科に長年通院をしていたけど、
一向に良くならず、
病院を変わろうと思う。


インターネットで調べて、信頼できそうな病院を探す。
「C」クリニックは、初診の予約が、3ヵ月後。
でも、普通じゃない症状と、
どこかに頼りたいという気持ちから、
ずっと待つことにした。


3ヶ月たって、ようやく診察を受ける。
3、4回目の診察のとき、
Dr.が、

どうも、鬱病だけではないと思われます。
MRIの検査を勧められ、、「F」脳神経外科で検査をしてもらう。


MRIの検査後、その場で写真を見て頂いたが、
脳神経科の医師は、

脳に異常はないでしょう。
とのことだった。


「C」クリニックに写真を持っていく。
C医師も、異常はなさそうとの診断。
でも、どうしても症状が腑に落ちないと言うので、
専門医の診察を勧められ、
今通っているD病院を紹介された。


そこで、今のDr.にめぐり合う。
始めは、検査だったんで、おっかない雰囲気。
かみさんも、しばらく後までDr.を怖がっていた。


長谷川式認知症スケールでは、半分以上が
答えられなかった。
かみさんが診察室を出て、Dr.と二人になる。
Dr.はしばらくMRIの写真を見ていた。


脳のここの部分を、海馬と言います。
ここに、ほんの僅かですが萎縮が見られます。
なかなか見つけにくい部分です。
先ほどの検査で、立方体の絵を書いていただきました。
こんなにゆがんだ形になっています。
認知症の、アルツハイマーでしょう。


ここで始めて、本当の病が分かりました。
平成17年3月のことです。


徐々に進行していると思われるけど、
極端な変化はない。


2年半前に長谷川式認知症スケールの検査をしてから、
その後、一度も同様な検査をしていない。
MRIは持ち込んだ脳神経外科の写真だけで、
D病院では撮り直さなかった。
もちろん、CT、認知症スケール、血液、心電図、萎縮検査も。


Dr.に一度、検査をしないのか聞いたことがある。


患者さんをわざわざ不安な状態に置かなくても良いでしょう。
費用もかかります。


初めの頃は、本当に認知症なのかと心配だった。
進行はどうなのだろう。
僕の、性格か、仕事柄か、
どうも、数字や、具体的な証明をほしがるんです。


今は、Dr.の言う通り、わざわざ不安がらせることはないと思う。
僕が、数字や写真の違いを見て納得しても、
それは介護者側の気持ちであって、
かみさんの心配を増やすことになる。


昔のことを思い出しながら書いていたら、
経過説明が長くなってしまいました。
始めてアルツハイマーの診断をされてから、
その後、一度も検査を受けていないことを
書きたかったんです。


これを書こうと思ったのは、
コメント、メールでたくさんの方たちから
同じような心配の書き込みを頂いたからです。
 (返事を書けなくて、申し訳ありません)


アリセプトの量が増えることによって、
心配されている方がたくさんいます。
僕も、介護者の一人なので、詳しいことはわからない。
でも、自分が信頼できるDr.と相談しながら、
良い方向に持っていきたい。


悩んだり、迷ったりするのは、
僕も同じです。
ちょっとした変化があると、
すぐに、あせってしまう。
パソコンの前に座っている時は、落ち着いてる時だけど、
その場では、嘆いたり、悲しんだり、声を荒げたり・・・


でも、ブログからたくさんの励ましとヒントを頂いて
落ち込みも少なく、
前向きにいられるかな。
ほんの少しですけど。



元気を出しましょう。




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