最近の花子さんは、出来ることと出来ないことが
はっきりしている。

 

このことは何度か書きました。
たとえば・・・

 

文字を書くことは出来ない。
平仮名も。
自分の名前も書けなくなっている。

 

時計、カレンダー、本も読めない。

 

洗濯が好きで、
しょっちゅう、洗濯機を回している。
でも、干すのが、いまいち。
うちは2階なので、テラスがあるが、
そこの太い手すりに、靴下、パンツ、シャツ
ずらりと並べて、掛けている。
洗濯バサミのついたハンガーを使えない。

 

あんなに好きだったテレビを見ることがなくなった。 
見ても、すぐ飽きてしまう。
リモコンを使えないので、自分でつけることがない。

 

一人で、外に出ることがない。
買い物、散歩、庭掃除、
僕が一緒でなければ、
部屋に入ったまま。

 

服は、自分で選べない。
ベルト、ひも、ボタンがあると、
迷って着ることが出来ない。

 

他にも、書けばきりがない。

 

でも、出来ることはもっとある。

 

書こうとすれば、出来ないことの、何倍も。
ちょっとしたサポートがあれば、
不自由がない。

 

もっと嬉しいのが、
穏やかなこと。
優しさを、取り戻している。

 

僕が仕事で外に出ると、
3分おきに電話がかかってくる。
  この電話の使い方だけは、忘れない。
一日に、50回以上は、かかってくる。
出ても、無言か、体の不調を訴えることが多い。

 

先日も、車で出たと同時に電話がかかってきた。

 

もしもし、なに?

 

体の調子どう?
大丈夫?

 

ひえ~~
びっくり!
いつも、自分の調子悪さを訴えるだけなのに、
僕の体を心配してくれた。

 

前の日に、晩酌で飲んだ酒が、
ちょっと、体調との相性が悪かったみたいで、
朝まで気持ち悪さが残ってた。

たいして飲んでないんだけど、
最近、抜けが悪い。

 

大丈夫だよ。
もう、元気。

 

花子さんの優しさを感じることが多い。
これまでは、かみさん、自分のことで、
いっぱいだった。
僕も、ギリギリのことが多かった。

 

でも、お互いの、何気ない一言を
素直に受けいれられている。

 

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