花子さんを連れて、
デイサービスの見学に行ってきた。 
 
始めての体験だ。
花子さん、、、想像した通りの行動だった。
 
 
デイサービスとは言わずに、車で出かける。
施設に着く。
 
今回行ったところは、
社会福祉法人が運営する、特別養護老人ホームがあり、
その敷地内に併設された、認知症対応型のデイサービスだ。
 
 
駐車場に入った頃から、顔が、きつくなる。
車から、降りた。
 
なに?  ここ?
 
お父さんと、お母さんのことで
相談に来たんだよ。

 
ちがうでしょ!
いかない!
 
綺麗で、立派な建物の前で、
警戒しながら、立ちすくむ。
 
大丈夫だよ。
いつものように、隣に座って、
話を聞いてなよ。

 
いやだ。
かえる。

 
中から、施設長と、ケアマネさんが
迎えに来てくれた。
 
いらっしゃいませ。
どうぞ、中へ入ってください。

 
いいです。
 

外に立っててもしょうがないんで、
中に入ろう。
 

いやだ。
車にいる。

 
車で待ってるか?
 
いやだ。
帰る。

 
何度も、同じことの繰り返し。
 
押し問答をしても、しょうがないので、
僕は、建物の方に、向かった。
花子さんもついて来る。
 
 
玄関から入った。
でも、手前で立ち止まって、入ろうとしない。
僕は、花子さんが見えるところのテーブルに座る。
花子さんも、少しずつ前に進んで、横に来た。
 
施設長と、ケアマネ、僕の3人で
テーブルを囲んだ。
 
大丈夫だよ。
座って、聞いていればいいよ。

 
いい。
 
花子さんは、立ちっぱなしだ。
 
 
フロアーでは、12人の利用者と、
6人のヘルパーさんがついて、
歌を、歌っている。
歌に合わせて、体操も始めた。
 
年配の人が多いが、若い人も数人いた。
花子さんと、同じくらいの年齢の女性もいる。
男性2人は、60代前半か。
 
なんとなく安心する。
 
 
花子さんは、目がつりあがって、
怖い表情のまま。
僕の腕を、ずっと突付いてる。
 
かえろう。
 
話を聞くから、ちょっとだけ待っていて。

 
施設の概要と、デイサービスの内容を聞く。
僕からも質問をした。
良い雰囲気だ。
 
花子さん、しびれを切らして、
大きな声を出そうとしたので、
今回は、ここで、退出。
 
 
また来てくださいね。
 
もうきません!

 
しっかりと、意思表示をした。
 
お二人の見送りを受け、
お礼を言って、帰る。
 
 
僕は、ため息をつきながら、
無言状態。
 
花子さんも、不機嫌モードを、撒き散らす。
椅子を、蹴飛ばされた。
 
しばらく走った後、ランの話を振って、
笑顔を取り戻す。
その後、
 
今日、行ったところで、
お父さんが退院した後、
風呂の入り方について、
相談したかったんだよな~

 
どこへ行ったの?
 
もう、忘れていた。
嫌だった印象も、
綺麗さっぱり、忘れてほしい。
 
 
 
 
花子さんが、なぜデイサービスを嫌がるのかは
想像できる。
 
デイサービスが、どういうものか知らない。
何をして、どの位で、帰ってくるのかも。
 
花子さんは、施設=病院 に、
入れられると思っている。
 
僕から離され、一人で過ごすことに、
強い不安と、恐怖がある。
 
 
これは、2回の入院が、
トラウマ(精神的外傷)になっているのだろう。  
 
第1回目の入院は、平成17年6月3日から39日間。
この入院は、病になってから、
始めて、別々に過ごすことになり、
花子さんの寂しさは、計り知れないものだった。
 
途中、花子さんのお母さんが亡くなった事もあって、
非常に辛かった。
 
帰りたい。
 
もう少しの我慢だよ。
 
二人で、いつも泣いていた。
 ( 入院中のことは、「さかのぼります 8」から12に書きました)
 

そして、2回目。
 
昨年11月27日からの、
総胆管結石の入院
 ( 横にある、カテゴリーの「総胆管結石」に
   詳しく書いています )
 
この時も、入院をして、僕と離れる生活に
辛さから、怒りになってしまった。
 
 
花子さんにとって、デイサービスと、入院は、
同じ感覚だ。
別のものと言う意識がない。
 
また、あの恐怖を味わうことになる。
 
デイサービスは、楽しいところなんだよ。
 
これを分からせないと、
いつまでたっても、
デイサービスに対する
強い拒否反応は、なくならないだろう。
 

 
少しずつ、前向きに。
 


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昨日、10時に、ケアマネージャーがみえた。
 
一階の、居間に上がってもらう。
お袋と3人で、堀コタツに座った。
 
隣は、事務室。
花子さんは、僕の机の横に座ったままで、
来ようとしない。
 
これから、お父さんとお母さんが
お世話になる人だよ。
挨拶だけでもすれば。

 
いい。
 
花子さん、何かを感じ取っている。
これまでも、介護に関係する人がみえると、
会おうとしない。
閉じこもってしまうことも、たびたび。
 
 
ドアを開けっ放しにして、
声だけは、聞こえるようにした。
 
親父のこと、お袋のこと、
そして、小声で花子さんのこと。
「介護認定調査」の時に作った、
それぞれの、経過説明書を見せながら、話す。
 
 
大変な状況を、理解してくれた。
 
これからのことを、相談する。
 
 
親父は、退院後、リハビリを兼ねた、
デイサービスに行かせたい。
 
Dr.からは、一人での外出、自立は
難しいだろうと、言われている。
 
でも、いまだに、現役と思っている親父は、
プライドが許さないだろう。
 
話(自慢話ばっかりだが)が好きで、
体力に自信がある。
上手にデイサービスに、繋げたい。
 
ケアマネージャーは、早速、
その日の17時に病院へ行って、
親父に面会し、
Dr. 看護師、 ソーシャルワーカーと
打ち合わせてくれた。
 
 
お袋も、大変だ。
足が悪くて、家の中では、はいずっている。
 
最近は、うつ状態も見られる。
毎日のように、涙ぐんでる。
お袋も、家を抜け出して、
外の空気を吸った方が良い。
 
  
そして、花子さん。
デイサービスが、一番必要だ。
本人のためにも、
そして、僕のためにも。
 
拒否反応は非常に強いが、どうにか行かせたい。
  
早速、明日、デイサービスの見学を入れた。
さあ、どうなるか。
 
 
ケアマネさん、
話が終わって、花子さんのところに行った。
 
また、今度来ますから。
ランちゃんの話も、聞かせてくださいね。

 
「ラン」という言葉は、花子さんをニッコリさせる、
殺し文句。
笑顔を引き出せば、大丈夫と、教えておいた。
 
ところが、
 
こなくても、いいです。
 
目を吊り上げて、
はっきり言った。
 
帰ってから、 

親父とお袋が、世話になる人に、
あんな言い方は、だめだろう。

 
ほかの人じゃないの。
 
自分のことだと、わかってるんだ。
しっかりしている。
なかなか、手強い。
 

 
 
前回の日記で、書き漏らしたこと。

 
 
僕が、ベッドから起き上がり、
力を振り絞って、花子さんを、
寝させる仕度。
 
トイレに連れて行き、寝る前の用足し。
いつものように、ウォシュレット。
 
下着を取り替える時に、
 
風呂に入ろうか。
 
花子さん、何も言わない。
言わないのは、OKの返事。
 
そのまま風呂に連れて行った。
お湯は沸かしていたけど、
花子さん、入りたがらなかったので、
僕も、入るのを止めようとしていた。
 
一週間ぶりの、風呂だ。
 
体を洗って、洗髪。
ゆっくり、風呂に浸かってもらう。
気持ちよさそうだ。
 
体を拭きながら、
 
どうだ。
久しぶりで、気持ちいいだろう。

 
さっぱりした。
 
なんで、入りたがらなかったの?
 
わかんない。
 
風呂から出たのが、1時半を過ぎていた。
入れて良かった。
 
 
さすが、男の涙は、効果てき面。
 
 

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たくさんの方の、応援、アドバイス
ありがとうございます。
元気をもらえました。

 
 

昨日も、風呂に入る時間になると、
急に調子が悪くなり、入浴拒否が始まった。
 
優しく言いながら、いくら説得しても、
入ろうとしない。
 
もういい。
入りたくないなら、やめときな。

 
説得を、あきらめる。
 
別に、風呂に入らなかったからって、
病気になるわけじゃない。
下半身は、ウォシュレットと、
便座に一緒についている、
ビデで洗ってるんで、
膀胱炎は、大丈夫だろう。
 
顔も、石鹸で洗うか、
嫌がるときはタオルで拭いている。
 
花子さんは、相変わらず、
廊下にしゃがみこんでいるが、
僕は、脱力感で、ベッドに横たわった。
 
 
組んだ手を、顔の上に置く。
ため息・・・
 
何だろう??
 
しばらくすると、
 
 
 
 
 
涙が出てきてしまった。
 
 
 
 
 
悔しいわけでも、悲しいわけでもない。
うっ憤を晴らしたくて、
声を張り上げる涙でもない。
 
気力が折れつつ、
知らない間に、出てくる涙だ。
目じりから耳元に伝わる涙は、
なぜか熱い。
 
泣いている感覚は、全くない。
勝手に、流れてくる。
 
 
まずいな~
疲れてるな~
壊れかけている??
 
 
花子さんだけでなく、
親父のことで、駈けずり回ってるからな~
 
 
最近頂くコメントで、
たくさんの方から
一人で背負い込まないように、
支援を受けるようにと、
アドバイスをもらう。
 
 
「親父の事故」 の日記と、前後してしまうが、
今、脳神経外科と、リハビリ科では、
退院OKが出ている。
  (この話しは、時間があるときに、
   経過をたどって、詳しく書きます)
 
ただ、ソーシャルワーカー (社会福祉士。患者の退院の援助、
                 社会復帰の援助をしてくれます)
からは、
 
家での受け入れ態勢が、整ってから退院にしましょう。
 
と言われている。
この受け入れ態勢とは、
ベッド導入、手すり、入浴設備等と
感じていた。
 
ソーシャルワーカーに、
 
退院させても大丈夫です。
 
と、伝えた。
 
スリブリさんが、大丈夫ですか。
奥様と、お母様と、お父様を見ることになって、
負担が増えないですか。

 
地域包括センターで、
相談されたらどうですか?
まだ、介護認定は出ていませんが、
認定が出れば、申請時からさかのぼれます。

自費になる恐れもありますが、
ヘルパー、デイサービスを
使えるようにしてから
退院を決めても、構いません。

  
受け入れ態勢とは、
僕が介護できなくなった時、
頼れるところを、作ってから
と言うことだった。
 
 
 
ここに来て頂いている方達を始め、
友人、知り合い。
たくさんの方が心配してくれる。
本当に、ありがたい。
 
親身になって、アドバイスをしてくれるコメントには、
とても感謝をしています。
 
 
 
 
公的支援について、
本気で考える。
 
今まで、他人に任せるより
自分で介護をしたほうが、楽だった。
 
これまでの、生活習慣。
当人の好み、
今、してほしいこと。
嬉しいこと。
 
それを一番知っているのは、僕だ。
 
なんでも出来るのは、
当人にとって、一番求めることを
言わせなくても、わかるからだ。
 
でも、そろそろ、限界かな。
3人は、とても無理。
仕事をしないで、介護だけならできるかもしれない。
でも、食べていけない。
その前に、壊れるかも。
 
 
 
今日、地域包括支援センターに紹介していただいた、
大勢のケアマネがいる事務所に、行ってきた。
 
要介護4の妻。
要支援2から、今月更新をむかえる母。
介護申請をしたばかりで、
まだ、介護度が出ていない父。
 
3人を一緒に見てくれる、ケアマネージャーを、お願いした。
 
明日、ケアマネージャーが来てくれる。
花子さんをはじめ、
良い方向を、導き出したい。
 
 

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花子さんに、入浴拒否が出てきてしまった。
もう、5日間、風呂に入っていない。
 
昼間は、一日中僕の横にいて、
ご機嫌は、悪くない。
じっと、座っているだけだが、話しかければ、
ニコッとする。
 
親父が入院してから、毎日見舞いに行っている。
その時も連れて行き、
帰り際、親父に、
 
がんばってください
 
など、声かけをする。
 
毎日遅い夕食になってしまうが、
 
おいしい
 
と言って、食べてくれる。
 
片づけが終わって、ようやく、くつろぐ。
その頃から、なぜか、機嫌が悪くなる。
 
風呂に入るのは、いつも11時過ぎだ。
 
さあ、風呂に入ろうか。
 
いい、はいらない

 
なんで??
 
腰が痛くて、入れない。
 
だって、さっきまで大丈夫だったろう。
ランを、抱いてたじゃないか。
最近、腰痛は、なくなったんじゃないの。

 
だって、痛いんだから!!
 
その繰り返し。
いくら言っても、入ろうとしない。
激しい腰痛は、ないはず。
 
僕も、キレかかるが、
深呼吸をして、我慢。
 
じゃあ、いいよ。
一人で入ってくるよ。
入らない?

 
はいらない。
 
そのまま、僕も入らない日もあるが、
少し、間を取るために、一人で入る。
 
以前、花子さんが入院した時、
一人で風呂に入って、
ゆっくりとした気持ち良さを、味わったことがある。
 
でも、今回の一人は、全然くつろげない。
 
なんで、拒否するんだ。
 
親父のことを、どうするか。
 
仕事が、停滞して来た。 
どうしよう。
 
これからどうなるんだろう。
 
色々なことが、頭の中を駆け巡り、
悲しくなるばかりだ。
 
僕が風呂から出ると、
花子さん、機嫌が直っているときがある。
 
そんな時は、顔だけ洗ってあげて、
トイレに連れて行き、便座に座らせて、
ウォシュレットで、お尻を洗う。
着替えさせて、歯磨き。
 
機嫌が悪いときは、着替えもせず、
すべてを拒否。
 
僕が、声を荒げる時もある。
でも、こうなると、火に油を注ぐような物で、
成り行き任せ。
 
薬を飲ませ、眠くなるまで付き合い、
そろそろかなと言う時に、
うまく誘導すると、
ベッドに入る。
着替えなくても、構わない。
 
昨日は、全然だめだったな~
廊下に、横になる。
ランと、話しをしている。
 
先に寝るぞ。
 
と言って、ベッドに入った。
不覚にも、そのまま寝てしまった。
 
3時ごろ、目を覚ます。
リビングに行ったら、
花子さん、寝ていた。
 
その周りには、お菓子の袋の山。
時々やる、夜中のお菓子のドカ食い。
 
起こして、着替えさせる。
機嫌が悪かったことは、忘れているので、
 
すみませんね~
 
と言う。
お菓子をたくさん食べているので、
歯磨きをする。
 
口を開けさせ、磨いてあげていると、
 
いたい!!
 

と、叫んだ。
 
強く磨いているわけではないので、
口の中を見たら、
なんと、
下の歯の、奥から2番目の差し歯が取れていて、
ぽっかりと、穴が開いていた。
 
そのまま口をゆすがせて、寝かせた。
 
今日の朝、掃除をしながら探したけど、
取れた歯が出てこない。
 
明日から、歯医者の通院か~~
 
また一つ、仕事が増えてしまった。 




 

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5月12日

3日間ICUに入り、
4日目に、一般病棟6人部屋に転室した。
 
ICUは、テレビドラマで見た通り。
毎日、救急患者が運ばれ、たくさんの計器をつけて、
治療が行われている。
 
一晩中、明かりが点灯し、
各患者の心音、計器音が響く。
Dr.、看護師の大きな声かけも、聞こえている。
 
親父の怪我の症状は、安定してきた。
心配された、頭蓋骨と脳の間に血液が溜まることはなく、
血の塊も、広がることはなかった。 
 
ただ、見当識障害 (自分の置かれている場所、時間、人が
わからなくなる症状です) が強く出ている。
まだ、ホテルに泊まっていると思っている。
 
昔から親父は神経質で、明かりがついていたり、
雑音がするところでは、寝れなかった。
 
自宅の静かな部屋から、騒々しい病院と言う
環境変化に、追いつけないでいるんだろう。
混乱症状が、続いている。
 
Dr.に面会をした。
 
CTを撮ったところ、傷は落ち着いてきました。
これ以上広がることは、ないと思います。
引き続き、経過観察をします。
 
ただ、環境の変化から、
精神的に、落ち着かない状態が続いています。
 
このまま経過観察が続くようでしたら、
今週中に退院して、家に帰ったほうが良いかもしれません。
病院の中だと興奮するので、慣れた環境に戻して、
家族が介護をしたほうが良いです。
 
今は、会話が成り立っていない状態。
駅からの落下は覚えていなく、記憶が抜け落ちている。
一般病棟に移ったが、ベッドへの抑制は続いている。
認知症の症状も出てきている。
回復は、難しい様子。
 
親父は92歳だが、
これまで、介護認定はされていなかった。
今後のことが不安なので、
その日のうちに、地域包括センターへ行き、
介護認定の申請を行った。


 
 

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5月9日 10時に電話が鳴った。
 
こちらは、○○消防署救急隊です。
スリブリ○夫さんは、ご家族ですか。

 
ハイ、父です。

 
駅のホームから落ちて、救急車が呼ばれました。
頭を打って、出血をしています。
命に別状は、ありません。
意識も、しっかりしています。
駅まで、来れますか。
 
すぐに、伺います。
 
お袋に知らせる。
びっくりして、言葉も出なかった。
 
花子さんを、置いていくのは心配だったけど、
何とか、頑張ってもらうしかない。
緊急事態というのは、理解したようで、
見送ってくれた。
 
 
その日、親父は、月に一度の
趣味の会の集まりに、行く予定だった。
 
大正6年生まれの、92歳。
耳が聞こえ辛く、目も衰えている。
病院などは、付き添いが必要だが、
足は元気で、一人で出かけられる。
 
この日も、9時半に家を出て、
楽しみにしていた。
 
 
親父は、9年前に、両目の白内障の手術を行った。
最近、右目のレンズの裏に、汚れが付き、
治療をしている。
右目はほとんど見えず、左右のバランスが違っている。
 
両耳に、補聴器を入れている。
それでもあまりよく聞こえず、感覚が鈍っている。
家の中で、僕達とすれ違っても、
気がつかないことが多い。
 
多分、ホームの端を歩いて、
踏み外してしまったんだろう。
 
 
駅に着くと、救急車が止まってた。
 
中に入る。
興奮した様子で、話しをしていた。
服は脱がされ、頭と胸に、包帯を巻いていた。
 
救急隊の人から、受け入れ病院を探していると聞く。
診察券を出し、今通院している大学病院に、搬入を頼む。
 
受け入れOKで、すぐに出発した。
 
 
病院に着いて、救命救急に運ばれ、
応急処置。
その後、脳神経外科の、Dr.も入り、
検査、治療が始まった。
 
処置が終わるまで、2時間くらいかかった。
その間に、2回説明がある。
家でも心配していると思い、
何度も、電話をした。
 
 
すべてが終わり、Dr.に呼ばれる。
 
今治療が終わりました。
頭に大きな怪我をして、
12針縫いました。
 
CTを撮って調べましたが、病名は、
 
 頭蓋骨陥没骨折、
 脳挫傷、
 左4、5助骨骨折、
 左前腕部挫傷   
です。
 
他に、
 一部記憶喪失があります。
家を出てから、現在までの記憶がありません。
 
CTの画像を見せてもらった。
 
この部分の頭蓋骨が、陥没しています。
陥没部が脳を押して、脳挫傷もあります。
また、この白い点が、血の塊です。
 
ホームから線路に落ちた割には、
幸い、陥没が浅いです。
 
治療としては、特に手術や、ギプスなどは行わずに、
経過観察になります。
92歳と言う高齢から、全身麻酔を行うリスクの方が
大きいです。
 
明日の午前中に、もう一度CTを撮り、
変化がないようでしたら、このまま経過観察を続けて、
1週間ほどで退院になります。
 
高齢なので、入院中に、認知症の進行、感染症、
下肢筋力低下の恐れがあります。
 
 
外には、警察の鑑識官が待っていた。
事情聴取を、行われる。
  
人に押されて、落下した可能性を調べられる。
事件性はないと、判断された。
 
 
ICU(集中治療室)に入院したので、面会に行った。
話しをすることができた。
 
今、どこにいて、何が起きたのか
全く、理解していない。
 
3時に病院を出た。
昼食を取っていないのに、気がつく。
駅に車を止めて、立ち食い蕎麦を食べて、
家に戻った。
 
お袋と、花子さん、ランが、1階で待っていた。
病状を説明し、入院の仕度をして、
3人で、病院へ行く。
 
 
車の中で、お袋、
 
花子さんが心配して、ランを連れて、下に来てくれたのよ。
本当に助かった。
もし一人だったら、落ち着いていられなくて、
心配ばかりしていた。
心が休まったわ。

 
それは、良かった。
 
でも・・・・おそらく・・・・違うな。
 
花子さんは、親父が救急車で運ばれたのは
覚えていなかったと思う。
 
僕がいないので、ランを抱いて、外をうろうろしていた。
首輪がついていなかったから、
抱きっぱなしだったんだろう。
 
そこに、お袋が外に出て、
花子さんを見つけ、部屋に入れた。
 
部屋に入ってからは、花子さん、聞き役で、
話をあわせ、
お袋を、慰めた。
 
多分、当っているだろう。
 
 
 
5時に、病院に着いた。
ICUのままだ。
 
かなり混乱している。
法事に出席のため、
ホテルに泊まっていると思ってる。
 
挨拶に行かないといけない、と言って
立ち上がろうとする。
体は拘束されているので、
自由が利かず、いらつく。
声を張り上げた。
 
ICUには長時間居られないので、
病院を出る。
 
 
これから、どのようになっていくのか。
不安で一杯になる。 
 
  
 
認知症に関係ない記事です。
このブログは、僕のための、
覚え書きでもあります。
ご勘弁を。
 
 
救急車で運ばれ、経過観察の間、
どうなることか、心配でした。
 
でも、今は元気になっています。
奇跡の、復活です。
安心して、読んでください。
 
 

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ずいぶん、間が空いてしまいました。
毎日、覗いていただいた方、
本当に申し訳ありません。
 
少し、落ち着いてきたので、再開です。
 
再開の話題は、やっぱり楽しいことから。

と言うことで、今さらですが、
ゴールデンウィークの話しを ^_^;
 

今年のGWは、楽しかったな~
仕事もしたけど、十分遊ぶこともできた。
大体は、午前中が仕事と、雑用。
午後に、出かける。
 
花子さんだけでなく、
お袋も連れ出した。
足が悪くなったお袋は、
車でないと、出かけられない。
 
いつも、部屋にこもってるんで、
できるだけ誘い出す。
 
出かけた時の、
決まり文句は、
 
私は出かけるのが好きで、
お父さんが、定年になったら、
二人で、いろんなところに行くのが、
楽しみだったの。
 
でも、辞めてから、また仕事を始め、
旅行や花や、食事に、全く興味がないんで、
あきらめていた。
 
こうやって連れて行ってくれると、嬉しいわ。

 
食事でも、花でも、観光でも、
どこへ行ったときも、
必ず出る言葉。
 
半日の旅なんで、近場ばっかりだけど、
外に出るのを、楽しんでいる。

ささやかな、親孝行です。

まず、
 
4月29日
 お袋を連れて、
 横浜公園へ、チューリップを見に行ってきた。
 横浜スタジアムがある公園。
 明治9年に開園した、
 横浜では、2番目に古い公園。

 春になると、ここの広場に、
 色取り取りのチューリップが、16万本咲く。
 チューリップって、こんなに種類があるのかと、
 びっくりする。
 
 お袋は足が悪いんで、入り口近くのチューリップだけしか
 見れなかったけど、
 大満足。
 
 チューリップ
  
4月30日
 花子さんと、僕の定期診察。
 色々話しているうち、
 Dr. 花子さんより、僕の心配をしだした。

 ご主人、大丈夫ですか?
 私は、あなたの方が心配なんです。
 

 危なっかしく、見えるんだろうな~
 まあ、見た目通りだが。

 昼は近くの商店街で食事。
 今回行った店は、テレビの
 「きたなミシュラン」で、星2つのところ。
 美味かった。
 
5月1日
 九州から、弟家族が遊びに来た。
 弟は、このブログを見ているので、
 色々心配して、様子見。
 息子のタロウも呼んで、
 10人で、宴会。
 
5月3日
 川崎に、つつじ寺として有名な
 等覚院がある。
 境内に、2,000本のつつじが、
 植えられている。
 ちょうど満開で、見事だった。
 
つつじ寺 
 
 お寺なので、どうしても階段が多い。
 花子さん、こういう時は、
 お袋の腕に、手を添える。
 とても認知症とは思えない、自然な仕草。

5月4日
 友人から、野球のチケットを2枚もらった。
 なんと、バックネット裏。
 
 いつも、外野か、内野自由席で、
 応援を楽しんでいるが、
 バックネット裏だと、球筋もちゃんと見える。
 選手の、表情までわかる。

 面白かったな~
 なんたって、ベイスターズが勝ったから。
 
 昨年一緒に見たときは、
 席が遠かったので、集中できていなかった。
 飽きた様子が見えたので、
 何度も売店まで、気晴らしに行った。

 今年の方が病気は進行しているけど、
 楽しんで、見れていた。

 もっとも、僕が楽しんでいるので、合わせたかな。

 野球
 
5月6日
 家族会の散策があった。
 「認知症の人と家族の会 神奈川県支部」
 には、本当に感謝している。

 若年期認知症の、本人と家族への取り組みが
 とても熱心だ。
 
 花子さんは、最近楽しんで出席している。
 同じ病を持った方たちと
 唯一の触れ合いだ。

 今回は、公園を散策。
 園内に、ちびっ子動物園がある。
 
 花子さん、ランにそっくりなモルモットを抱いて、
 満面の笑み
 
 笑顔
 
5月9日
 タロウから届いた、母の日のカーネーション。
 花子さん、大喜びだ。
 
 タロウは優しいね~
 
 このセンスは、お付き合いしている、星子さんだな。

 黄色のカーネーションと薔薇に、
 蝶が飛んでいる。
 
 母の日
 
 
  
さて・・・・
 
 
このGWの前後、
事件が、二つあったんだな~

どうしても、ブログ更新の時間がなかった。
 
間が空きながらも、ぼちぼち更新します。
 
お付き合い、宜しくお願いします。

 
 

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