この前の日曜日、
家族会の
「若年期認知症家族・本人のつどい」があり、
花子さんと、参加してきた。
 
 

 
11時から、3時まで。
  
始め、全員が一部屋に集まり、
名前と、どこから来たかの、自己紹介をする。
 
それから、家族と本人は、別の部屋へ移動。
本人達には、一人ずつ、サポーターが
ついてくれる。
 
本人達のグループは、散歩をしながら、
昼食のお弁当を買いに、スーパーへ。
 
家族は、一人ずつ、今の状況、悩みなどを話し、
支部長の、杉山Dr.(家族会副代表)始め、
皆さんから、アドバイスを受ける。
 
僕にとっては、
同じ境遇の方達の、お話を聞け、
たくさんの、アドバイスをもらえる、
とても、貴重な時間。
 
花子さんを、安心して任すことができ、
めったにない、別行動だ。
 
 
 
会場に着いた時、
花子さんは、不安そうな表情をした。
 
どこへいくの?
 
いつもの、家族会だよ。
 
事務局の、知った顔の方が、
笑顔で、迎えてくれたので、
表情は、すぐに和んだ。
 
一部屋に集まり、自己紹介までは、
問題なし。
 
本人達が、散歩に行くので、
サポーターさんが、誘いに来てくれた。
 
花子さん、天気が良いので、
お散歩しながら、買い物に行きましょう。
 
いやです。

 
外は、気持ちがいいですよ。
 
いいです。
 
始まってしまった・・・

 
 
 
家族会の集まりは、久し振りだったので、
今の、花子さんの進行状況から、
心配があった。
その通りになってしまった。
 
不安になり、僕から離れようとしない。
 
じゃあ、僕も一緒に行くから、
散歩しよう。

 
手をつないで、部屋から出る。
 
サポーターさんは、花子さんの横に付き
一生懸命、話しかけてくれる。
 
僕は、少し後ろから、ついて歩く。
花子さんは、時々、後ろを振り向く。
 
大丈夫ですよ。
ご主人も、ついて来てくれてますよ。
 
サポーターさん、
ランの話を、振っている。
花子さんが、一番喜ぶ話題だ。
 
笑顔が見えてきたので、
僕は、気づかれないように
会場へ、戻る。
 
後は、ベテランサポーターさんに、任せる。
きっと、上手くやってくれるだろう。
 
 
 
お弁当を買って、帰ってきた。
サポーターさんを見つけ、聞いてみる。
 
どうでしたか?
大丈夫でした?

 
大丈夫ですよ。
楽しんでいます。
 
昼食は、弁当を取りに、
本人達の部屋へ行く。
 
花子さんは、テーブルを囲み、
4人で弁当を、食べていた。
 
気づかれないように、弁当を受け取り、
家族の部屋に戻る。
 
ここで顔を見せると、
せっかく、落ち着いているのに
里心を、呼び起こす。
 
 
 
すべてお任せして、3時の閉会。
玄関に行ったら、花子さんは靴を履いて、
サポーターさんと一緒に、僕を待っている。
 
ニコニコ顔だ。
 
じゃあ、帰ろうか。
 
どうもありがとうございました。
 
また来て下さいね。
 
またきます。
 
 
 
車に乗り、
 
どうだった。
 
たのしかったよ。
 
大丈夫だった?
 

ぜんぜんへいき。
みんな、いいひとだから。

 
良かった。
安心したよ。

 
車に乗ってる途中で、緊張から解放され、
具合の悪くなることがあるけど、
この日は、快調。
 
大丈夫だ。
 
 
 
 
翌日、デイサービスの、
ジョンママさんへメールする。
 
 昨日、若年認知症の家族会のつどいに
  参加してきました。
  11時から3時までで、本人と家族が別の部屋に入り、
  話をします。 
  11時に全員で挨拶をしたあと、本人たちは、
  散歩に出かけて、それからは、
  別々です。 
 
  本人たちには、ヘルパーさんが一人ずつ、つきます。
  散歩に行くとき、やはり私から離れられなくて、
  嫌がりました。 
  そこで、私も一緒に行くことにしました。 
  玄関を出て、しばらく歩いて、私は少し遅れて、
  気がつかないように、戻りました。
  
  それからは、別行動です。 
  お昼も、顔を見せると、未練が出てしまうので、
  会わずにいました。 
  機嫌はすごくよかったようです。 
  皆さん、ランの話を振って下さり、不安になることは
  ありませんでした。 
  帰りに顔をあわせたときも、ニコニコして、
  すごく楽しかったと言っていました。 
 
  始めの出だしは、難しいですが、
  僕が離れて、いなれば、そこに馴染むようです。
  これまでも同じでしたが、今回は進行をしているのと、
  久し振りでしたので、心配していましたが、
  大丈夫でした。 

 
すぐに、返事をもらった。
 
 一度ご主人と、デイサービスの責任者の
  三人で打ち合わせをしたいと、思っていました。
  メールで家族会のご様子を、お知らせ頂いて
  良かったです。
  今度、ご主人お一人で、お出かけ頂けますか?
 
 
 大丈夫です。
  お伺い致します。
  よろしくお願い致します。
 
 
 
さて、
どうなるか。 
    
: : : : : : : : : : : : 
   
今日の晩ご飯
  
晩ご飯  
 
シラス入りの玉子焼きと、
鶏のくわ焼き。
お酒は、
花子さんは、日本酒で仕込んだ梅酒。
僕は、焼酎のお湯割りだ。
 
 
 
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デイサービスへ、行けるようになるために、
近くの施設の理事長さんに、
すごく、協力していただいている。
  
  以前の日記で、理事長さんのことを、
  「フラワーさん」と、呼ぶことにしたけど、
  花子さんとダブってしまうので、変えました。
  今日から「ジョンママさん」と、呼ばさせてもらいます。
 
ジョンママさんは、散歩だけでなく、
いろんな方法で、デイサービスに繋げるために、
努力してくれている。
 
ボランティアで。
本当にありがたい。
 
 
 
メールで打ち合わせをしてから、
犬の散歩で、バッタリと会う。
 
8月末に、
 
「次回、ご自宅のそばで、ご主人だけ
 忘れ物を取りに、帰ってみて頂けませんか?
 一瞬でもご主人と離れたら
 どういう状態になるのかを、知りたいと思うのです。
 ランちゃんのリードを、奥様にお預けになって
 離れて頂けたらと考えています。」

 
と、メールをもらった。
 
さっそく、次の散歩で、やってみる。
 
いけない、携帯を忘れちゃった。
すぐ取って来るから、
ちょっと、待ってて。

 
花子さんに、ランのリードを渡して、
家に帰った。
 
5分ぐらいしてから戻る。
花子さんは、ジョンママさんと、
楽しそうに、話しをしていた。
ランは、伏せをした状態で、
僕の方を見ている。
 
ランの方が、落ち着かなかったようだ。

 
 
  
大丈夫そうなので、次のステップ。
 
花子さんはパン好きで、
散歩途中に、ジョンママさんと、
時々、話をしている。
 
9月中旬に、メールをもらった。
 
「花子さんを、外に誘ってみようと思います。
 ご一緒に、パンを買いに行きたいです。
 私が家に伺いますので、
 “ジョンママが、焼きたてパンを、
 買いに行こうって、誘いにきたよ”と
 スリブリさんが声をかけて下さいますか。
 近所の、主婦仲間のイメージで、
 お誘いしようと、思います。」
 
ありがたいお話し、
試す価値があるので、お願いした。
 
 
 
当日、玄関のチャイムが鳴る。
僕が出る。
  
ハイ。
 
コンニチハ、
これから、パンを買いに行くので、
花子さんを、お誘いに来たんですけど。
 
ちょっと待ってください。
 
ジョンママさんが来たよ。

 
花子さん、階段の上から顔を出す。
 
花子さん、コンニチハ。
 
ジョンママさんが、手を振った。
花子さんも、笑顔いっぱいで、
手を振る。
階段を、降りて来た。
 
花子さん、これからパンを買いに行くんだけど、
一緒に行かない。

 
いいですよ。

 
笑顔だ。
 
よかったな。
行っておいでよ。
昼のパン買ってきて。

 
お父さんは?
 
僕は仕事があるんで、留守番している。
 

急に、顔が曇る。
 
じゃあ、行かない。
 
行けばいいのに。

 
いい。
 
いいですよ。
また、今度行きましょうね。

 
ジョンママさん、
スッと、引き下がった。
しつこく誘うこともなく、
見事に、引く。
 
行けば良かったのに。
楽しいよ。

 
いや。

 
僕も、それ以上言うのは止めた。
 
 
 
ジョンママさんから、電話があった。
 
どうでしたか、あれから
落ち着かなくなってしまうようなことは、
ありませんでしたか。

 
大丈夫です。
少し落ち込みましたが、
昼食を用意したら、落ち着きました。
 
なかなか、手ごわそうですね。
 
想像してましたから、大丈夫ですよ。
今日は、たくさん収穫がありました。
 
突然訪れた私に
ニコニコして、手を振って下さったこと。
ご主人への依頼心が、大きいことがわかりました。
これからも、方法を変えて、続けていきましょう。
 
今日の夕方、散歩に出られますか。
先ほどの印象を、確認したいんです。
 
ハイ。
 

では、またいつもの時間に、会いましょう。
 
 
 
4時半、公園へ行った。
ジョンママさんは、もう来ていて、
僕たちを見つけて、
花子さんの名前を、大きな声で呼びながら、
手を振った。
 
花子さんも、ニコニコして、手を振っている。
 
今日ね、美味しいパン屋さんへ行ったの。
花子さんの分も買ってきたから、食べてね。

 
え~~ 
いいんですか。
ありがとうございます。
 

花子さんは、昼のことをすっかり忘れていた。
ジョンママさんも、うちに来たことは、
一言も触れなかった。
 
 
さすがだな~
やっぱり、プロは違う。
僕が、悩み、考え、
苦労しながら、やってきてることを、
鮮やかに、こなす。
 
 
 
長くなりそうなんで、続きは、次に。
 

 
 
 
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9月21日は、世界アルツハイマーデー
 
全国各地で、
認知症の理解を呼びかけ、
街頭での宣伝活動、
記念講演会を開催している。
 
テレビ、新聞等でも、
レポート、ドラマ、講演など
多く、取り上げられている。
 
僕が入会している、
「認知症の人と家族の会神奈川県支部」でも、
9月20日の午前に、
横浜 桜木町駅前広場で、チラシを配り、
午後、記念講演会があった。
 
 
 
  
花子さんと一緒に、チラシ配りに参加した。
 
会員の方達、30~50人位集まっただろうか。
皆で、「世界アルツハイマーデー」と書いてある、
緑色のたすきをかけ、
 
「認知症 ひとりで悩まず 地域でともに」
 
と書かれた
リーフレットを、配った。
 
 
 
  
朝、花子さんの体調の良さを確認して  
 
今日は、出かけよう。
 
わー
うれしいな~

 
どこに? なにしに? も聞かれることなく、
外出することを、喜んでいた。
 
桜木町駅で降りる。
ここは、横浜の観光地、
「みなとみらい」の入り口で、
日本一高いビルがある。
 
祭日だったので、
駅は、人であふれ返っていた。
 
 
 
 
皆のところへ、合流。
花子さん、ケゲンな顔をして、
 
なんなの?

 
いつもの、家族会の集まりだよ。
ここで、ビラ配りをするんだって。

 ( 昔はビラ配りって言ってたな~ )
 
不安な顔つきだったが、
知った顔を見つけ、ようやく微笑む。
 
花子さん、よく来てくれたわね。
花子さんの笑顔で、頑張ってね。

 
ハイ。

 
なんだかわからず、返事をしていた。
 
 
 
 
大勢で、チラシ配りを始めた。
ティッシュ配りの、お兄さんがいたが、
雰囲気が変わったので、
他の場所に、移ってしまった。
  
受け取ってもらうのは、なかなか難しい。
皆さん、遊びに来てるからな~
 
でも、わざわざ戻って、
受け取る人もいる。
 
若い娘達も、笑顔で取ってくれる。
 
配る僕達も、リーフレットの内容と、
認知症の理解を、深めてもらうため
自信を持って、渡すことができる。
 
本人と介護者で、参加された方が、
4組いた。
広がってくれると、嬉しい。
 
 
 
 
気になったことが、1つだけ。
 
前の方で、チラシを受け取った親子が
僕達の前を、通り過ぎた。
 
40歳前後の娘さんと、
65~70歳位かな。 
 
おかあさん、認知症だと思われて、
渡されたんだよ。
 
失礼しちゃうね。
 
こんな感じ方も、あるんだ。
 
 
 
偏見と、誤解が、いまだにある。
 

 
 
認知症は、たまたま脳に障害が起こる、
病気の一つであって、
内科的、外科的な、他の病気、怪我と変わらない。
体の一部に
具合の良くないことが、起きるのは、同じだ。
 
ぼけてしまい、
何もできなくなり、
何も、分からなくなると言う事はない。
 
周りがサポートし、
適切な治療を、行えば、
進行を遅らせ、
平穏な暮らしを、
長い間、保つことができる。
 
かかわっている僕としては
認知症は、特別なこととは
決して、思わない。
 
でも、世間の目は、
いまだに、「痴呆症」だ。  

 
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14日に、役所から電話が入った。
 
お申し込み頂いた、特別障害者手当は、
審査の結果、認定されませんでした。

 
認定されなかった理由を、
教えて頂けませんか。

 
こちらでは、結果だけで、
詳細は、わからないんです。

 
今回は、認知症で申請しました。
認知症では、認定されないのか、
または、基準に達していないのかを
知りたいんです。

  
では、市役所の担当の方から電話をさせます。
 
よろしくお願い致します。
 
 
 
 
すぐに、
健康福祉局の担当から、
電話を頂いた。
 
この、特別障害者手当は、
国の制度で、認定基準があります。
 
1つの障害だけでは、認定にならないんです。
表に書かれている(前の日記の、表1です)障害が、
2つ以上あることが、条件になります。
 
大きい障害が、2つ、
又は、大きい障害1つと、小さい障害2つでも、
認められます。
 
精神の障害の場合は、
精神障害1つと、医師の診断書の、
日常生活を、点数化して、
14点以上ですと、認定されます。
 
スリブリさんの場合は、
11点でしたので、認定されませんでした。
 
これから、病気が進行した場合、
再申請をすれば、認定されるのですね。
 

そうです。
 
認知症は、特別障害者手当の
対象にならないのか、
または、進行によって、
再申請を出来るのか、知りたかったので、
良く分かりました。

  
 
  
担当の方の、わかりやすい説明で、
納得できた。
 
認知症でも、特別障害者手当は、
受給できる。
 
診断書作成には、
Dr.に、現在の生活状況を
把握していただくことが、大事だ。
  
 
症状の変化を見て、
再申請を、してみるつもり。
  
 
 
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今、花子さんが認定されている、
公的な支援は、次の通り。
 
 
介護保険認定  要介護4
  まだ本格的に、使用していないが、
  多くの支援が、受けられる。
 
自立支援医療  
  精神通院医療で、医療費の自己負担
  は、一割ですむ。 
 
障害基礎年金 1級
  現在57歳だが、毎月障害年金を受け
  取っている。
 
精神障害者保険福祉手帳 1級
  たくさんの支援がある。 
  持っていることで、生活面の費用を節
  約できる。
 
国民健康保険限度額摘要認定証
  入院の際、月に支払う限度額が決められ、
  超えた場合は、公費負担になる。
  以前、入院をした際、大変助かった。

    ( これらの認定を、受ける方法は、
    役所に、問い合わせてください。
    ブログの中に書いた、代表的な記事は、
    上のタイトルをクリックすると、出てきます。
    取得までの経過は、このブログの横にある、
    「カテゴリー」の「公的支援」をクリックして頂くと、
    申請した状況が、書いてあります。 )
 
 
 
  
新たに、 
7月に、「特別障害者手当」の申請を行った。
 
この制度には、所得制限がある。
これまでは、所得制限に引っかかっていたが、
幸か不幸か、上限より低くなったので、
申請できるようになった。 (まあ、寂しい限りだが)
 
対象になる人の、障害の程度として、
 
  「日常生活において、常時、特別の介助を
   必要とする状態で、表1の障害が、
   2つ以上あるか、それと同等以上。」
 
となっている。 
 
       ( 表を全部書くと、カタッ苦しい、
          日記になるので、
         詳しく知りたい方は、この日の日記の、
         一番下にある、
          “【特別障害手当 1】の続きを読む”
          クリックしてください。 )
 
この、特別障害手当は、身体障害者手帳1・2級程度の
障害が、重複している人と、なっている。
もちろん、認知症でなくても、受け取る資格はある。 
 
         ( 申請の「目安」も、
           “【特別障害手当 1】の続きを読む”に、
          貼り付けました。)
 
認知症の場合は、精神障害になるので、
「目安」の「日常生活に支障をきたす」と言うところで、
該当すると考え、申請をすることにした。
 
 
  
申請して、認定されると、毎月26,440円が支給される。
経済的に厳しい今、ありがたい金額だ。
 
役所に行って、申請をしてきた。
病院の診断書が、必要。
これまで、上記の申請をするたびに、
診断書を、その都度出している。
 
今までの診断書で、代用できるか
聞いてもらうことにした。
 
数日後に、電話がある。
特別障害者手当と、他の診断書は、
項目が違うので、新たに作成する必要が、
あるとのこと。
 
病院へ行って、申請をしてきた。
診断書作成費として、また、
5,250円かかる
 
7月下旬、すべての書類を揃え、
申請した。
 
 
 
結果は、次の日記で。

  
 
 
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12日の日曜日は、
高校時代の、親友たちと、飲み会。
 (前の、「夜遊び」の日記とは別の、友達仲間) 
 
親友6人とは、夫婦同伴で、いつも会っている。
子供達も、中学生くらいまでは、
一緒に、参加していた。
家族ぐるみだ。
   
花子さんが、心を許している、友達。
 
 
幹事はいつも僕だが、
O君の、奥さんJちゃんにメールした。
 
最近会ってないね。
残暑払いでもやらない?
今なら、花子も参加できる。
 
すぐに、了解の返事が来た。
 
O君が、店を探し、
全員に、メール。
 
1組だけ都合があり、
4組の夫婦と、1人(結婚していない)
計 9名が集まることになった。
 
日曜日、仕事の人もいるけど、
一声かけると、皆、都合をつける。
楽しい連中だ。
 
 
 
花子さんに、
 
今日、これから飲み会だよ。
Jちゃん、Sちゃん、Mちゃんも来るよ。

 
わーー
うれしいな~
 
言うのは、ギリギリ。
前もって言うと、意識しすぎて、
落ち込むことがある。
 
そのままの調子で、待ち合わせ場所へ。
僕達は、遅刻の常習犯。
いつも出る前に、ドタバタがあり、
時間に間に合わない。
 
でも、その日は、10分前に着いた。
 
もう、G君が来ていた。
G君は、髭を伸ばしている。
  その代わり、髪の毛はないが・・・
 
花子さん、G君に近づき、
 
すごい
かっこいいね~
 
と言って、両手を頬にもっていき、
ニコニコしながら、
髭を触った。
 
2組の夫婦が、一緒にやってきた。
O君に、
 
ほそいね~
 
と言って、お腹、足を撫で始めた。
 
Y君には、
 
ひさしぶり~
 
と言って、ハグをする。
 
最後にやってきた、K君は、
黒い服で、まとめていた。
 
かっこいいね~
 
と言って、ハイタッチ。
 
   
 
 
どうした!
花子さん!!
この、ハイテンションは!?
 
 
 
 
いつもだと、ニコニコして、手を振るだけなのに、
再会を、心から、喜んでいる。
今までにない、反応だ。
テンション高すぎて、手を繋いで押さえたくらい。
 
みんなの顔を、ちゃんと覚えている。
 
 
 
お店に行く途中は、
Jちゃんが、手をつないでくれた。
 
お店では、Sちゃん、Mちゃんが、
気配りをしてくれた。
 
まあ、一番気配りをしたのは、
鍋奉行  ( 「コラーゲン豚しゃぶ」が出た)  の
僕だったけどね。
鍋だと、どうしても、手が出てしまう。
 
 

途中、ちょっと落ちてきたので、
店を出て、二人で、繁華街を散歩。
気を取り直して、お店に戻る。
 
それ以外は、花子さんご機嫌。
 
 
 
帰りも、皆と別れるとき、
花子さんは、皆とハグ。
 
 
楽しいひと時を過ごせた。
 
 
さりげない気遣いの、
皆に、感謝だ。
  
 
 
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9月2日の事件以来、
先週末から、今週にかけて、
平和で、穏やかな日が続いている。
 
 
 
5日の日曜日は、
花子さんの体調の良さもあり、
気分転換もしたいので、 
急に思い立って、
ブログ友達のところへ行ってみた。
 
一度も会ったことがなく、
話したこともない。
でも、お互いのブログを見て、
すごく親近感を持っている、ご夫婦だ。
 
電話もせずに、急にお邪魔をする。
もし、いなくても、
場所だけ確認できればと思い、出かけた。
 
花子さんにとっては、久しぶりのドライブ。
楽しんでたな~
すごく良い笑顔で、相手の方とも話をしていた。
 
話さなくても、通じ合うところがあり
楽しい時間を、過ごせた。
 
 
 
6日は、デイサービスに通えるための、
支援をしていただいている、
理事長のフラワーさん
 ( 理事長さんとの呼び方は硬いので、
   今日から、フラワーさんとします。 )
のお宅にお邪魔して、猫に会って来た。
 
花子さんは、他人の家に入ることは、
まずないので、お誘いを受けたとき、
多少、不安はあったが、
優しい笑顔で、嬉しそうに
猫の頭を撫でていた。
 
 
 
8日は、輸出向けの注文があり、
横浜港へ、納品に出かけた。
花子さんも、連れて行く。
 
昼ごはんは、横浜中華街。
観光気分。
ランチ定食の、八宝菜と、酢豚を
二人で分けながら食べる。
デザートに、杏仁豆腐も付いて、
600円。
美味しさと、安さで、大満足。
 
 
 
10日は、夕方5時に、
打ち合わせがあったので、
4時に出る。
花子さん、留守番。
もちろん、ベランダの鍵は開けて。
 
出かける前、留守番の用意をした。
おやつに、ヨーグルトと、梨を剥いて
食べさせた。
 
テーブルには、飲み物と、
バームクーヘン。
 
部屋の電気をつけて、
音が聞こえるように、テレビをつける。
 ( 花子さんは、テレビを見ない。
   今は、画面を、追いかけられない )
 
6時半ごろ帰宅。
ベランダへ行く。
 
大丈夫だった?
 
へいきだよ。
 
ベランダにいないで、
部屋に入ってればいいのに。

 
たのしいから、いいの。
 
笑顔で、答えた。

 
 
 

 

最近、花子さんは、いつも
 
すみません
 
ありがとう
 
いい、ひとだね~
 
と言う。
 
 
自分の中で、どうしても押さえ切れず
発散してしまうことがあるのを、
わかっている。
 
後になって、申し訳ないという気持ちがある。
 
若年認知症なんです。
 
豊かな、気持ち、優しさ、感情
  感動、思いやり・・・
 
ちゃんと残ってる。

突然表れる感情に、流されてしまう。
 
でも、落ち着いてから気がつく、
後悔をして、悩んでいるんです。
 
 
 
さっき、部屋の掃除をして、
洗濯物を取り込み、たたんでいた。
 
花子さん、横でずっと見ている。
 
すごいね~
なんでも、できるんだね。
 
たいしたもんだろう。
多分、僕みたいな人じゃないと
花子の面倒を、見切れないよ。

 
ハハハ
それはいえる。
スミマセンね~

 
明るい笑顔を、返してきた。
 
 
 
 
花子さんは、認知症の周辺症状から、
問題行動を、起こす。
 
問題行動には、必ず原因がある。
 
介護方法の、選択を間違えなければ
穏やかに過ごす。
 
花子さんは、認知症の、中核症状は進んでいる。
でも、会話が成り立つ。
こっちの言うことは、理解し、
要望も言う。
 
途中で、言葉が出てこないこともあるが、
何を言いたいか、すぐ分かる。
 
先日遊びに言った、ブログ友達も
家族会で一緒になる方たちも
そして、フラワーさんも、
 
花子さんの、優しい笑顔をほめてくれる。
笑顔が出ると、一緒になって喜んでくれる。
 
会話ができ、花子さんの笑顔で、
僕が元気をもらえるうちは、
在宅で、見て行きたい。
 
 
来週から、在宅介護につなげるために、
支援を求めていこう。
 
 
  
コメントありがとうございます。
 
今までで、一番多いコメント数でした。
一つとして、批判がない。
皆さんの、温かいアドバイスを
何度も、何度も読み返しました。
感謝でいっぱいです。
 
花子さんと、僕の人生。 
慎重で、のろのろしているかも知れない。
 
でも、たくさんのアドバイスを頂きながら、
前向きに進めます。
 
皆さんの一言が、
自分の判断の中で、道しるべになっていることは
間違いない。
 
ありがとうございます。
 
 
 
 
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    ↓
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9月2日、13時30分 
神田駅近くの取引先で、
商談があった。
家を12時前に、出ないといけない。
 
午前中は仕事をし、
花子さんに、早めの昼ごはんを
食べさせようと思い、
11時15分頃、2階に上がった。
 
花子さんを呼びに、ベランダへ。
猛暑の中、うろうろしている。
 
疲れた表情。
すぐに部屋へ入れ、
エアコンの下に座らせ、扇風機をつけた。
出した水を、美味しそうに飲んだ。
 
大丈夫か?
 
だいじょうぶ。
 
部屋に入ってないと、熱中症になって、
倒れるぞ。
 
へいき。

  
昼食を食べさせ、僕は、仕度。
時間があれば、駅で立ち食い蕎麦の予定。
   
今日、仕事で、出かけないといけないんだけど、
大丈夫?
 
だいじょうぶ。
 
僕が1階で仕事をしている時は、
1~2時間置きに、2階へ上がって、
水を飲ませ、トイレに誘導する。
体調管理もしている。
 
でも、その日は、12時前に出て、
帰ってくるのは、6時頃。
 
冷蔵庫は、開けられないが、
テーブルの上に、目に付くように
飲み物を用意しておけば
自分で飲むので、大丈夫と思う。
 
だけど、やはり心配。
外ではなく、エアコンを点けた部屋にいてほしい。 
 
ベランダに出る窓は、2箇所ある。
そこのサッシの、クレセント(回転式の錠)をロックして、
エアコンをかけて、出かけた。
 
 
 
神田駅で、立ち食い蕎麦を食べることができ
取り引き先へ。
 
商談中、携帯が鳴る。
お袋からだった。
 
3時に、1件目の商談が終わり、
家に電話をする。
 
呼び出し音だけで、電話に出ない。
もう一度電話をした。
 
受話器を取った
だが、話はなし。
 
花子さんは、受話器を取っても、
耳に当てて、話すことはない。
鳴ってるんで、受話器をとったけど
どうするかわからず、そのまま置いたと思う。
 
少し前は、僕が外に出ると
3分おきに、電話が掛かってきた。
今は、電話のかけ方がわからない。
 
受話器を取ったという事は、
倒れていない。
 
 
ひとまず、安心。
 
 
 
 
お袋から着信あったので、電話をかける。
 
なにかあった?
 

今は音が止んだけど
さっきまで、2階ですごい音がしてたんで、
大丈夫かと思って・・・

 
サッシを、ロックして出たから
多分、窓を叩いてたんじゃないかな。
割れることはないから、大丈夫だよ。
 

なんだか、大工さんが入っているような
すごい音だったよ。

 
今は?
 
静かになっている。
 
さっき電話に出れたから、大丈夫だよ。
 
なら、いいけど。
 
僕が家にいる時も
あまりに、暑いときは、
クレセントをロックする。
花子さんは、出れないので、
ドアを、ドンドン叩く。
そのうちに、振動ではずれて
窓が開く。
 
今回も、多分同じだろう。

 
 
 
もう1件回り、帰宅。
6時頃に、帰れた。
 
家に近づいてきた。
道路から、ベランダが見える。
 
おーーい。
 
呼んでみた。
花子さん、ベランダから顔を出す。
ニコニコして、手を振る。
 
大丈夫そう。
 
 
 
 
玄関前まできたら、
食堂テーブルの、椅子が一脚
バラバラになって、落ちていた。
 
玄関を開ける。
ランが、下駄箱の下の隙間に
縮こまって入っていた。
 
花子さんが、大きな音を出した時の
避難用指定席だ。
 
階段を上がって部屋を見たら、
 
 
 
 
 
壊れていた。
 
 
 
 
 
寝室のベッドは、布団がはがされ、
厚いマットが投げられて、横になっている。
マットの下のベニヤ板は、踏みつけられて、
大きな穴が開いている。
 
カーテンは、はずれて散らかっている。
引っ張って外したらしく、プラスチックのフックは
すべて折れていた。
レースのカーテンは、引きちぎれている。
 
居間の座椅子が、折れてベッドの上に。
 
お金を入れているコーヒー瓶が
粉々に割れて、散らかっている。
 
掛けてあった服は、丸めて転がってる。
 
居間に行くと、ステレオのスピーカーが
落ちていた。
カバーは、外れてる。
 
電話が、電話線の元から、引きちぎられていた。
 
椅子は、転がってる。
 
本が、何冊も投げられた跡。
 
外に回ったら、サッシの網戸が
一枚、枠が曲げられ、網が破けていた。
 
ベランダ干し用の物干し台は、バラバラ。
 
他にも、色々・・・
 
  
 
 
 
サッシの錠に、ロックをしたのが失敗だった。
 
 
 
いつものように、ベランダに出ようとしたんだろう。
鍵を回そうとしても、動かない。
ドアを叩いても、誰も助けてくれない。
 
監禁状態になった、恐怖。
 
自分の家という意識が、なくなったので
周りは、まったく知らないところ。
 
不安で、不安で、押しつぶされそうになり、
パニックになった。
 
泣きながら、恐怖心をなくすために、
物にあたる。
 
周りにあるものは、なんだかもわからず
そこから逃げたいために、
すべてを、どかす、投げる、壊す。
 
 
 
僕は、呆然となったが、片づけ始めた。
掃除機を掛けているうちに
情けなくなり、涙が出てしまった。
 
洋服をしまう元気はなく、
使っていない息子の部屋に入れる。
 
7時から片付け、終わったのが9時。
ぐったり疲れた。
 
 
 
花子さんは、下を向いて、
ずっと椅子に座ってた。
 
 
 
さあ、片付いたよ。
晩ご飯にしよう。
今日は、出かけていたので、
弁当だよ。
 
すみません
 
いいよ、
ビールでも飲むか。

 
花子さん、美味しそうに弁当を食べた。
 
 
 
 
前回の、腰椎の打撲は僕の責任。
 
今回もだ。
 
花子さんがベランダに行くのは、理由がある。
初めの頃は、両親が介護認定を受けたので
たくさんの人が、出入りするようになり
そこから逃げていた。
 
でも、今は役所の人が来ても、ケアマネージャーにも
ニコニコして、話すことができる。
 
今は、自分の居場所が、わからなくなったからだ。
今住んでいる家は、他人の家と思っている。
思い始めてから、トイレの場所、風呂場、
部屋の配置が、わからなくなってしまった。
 
階段を降りれば、外に出られると言うのも
わからない。
 
実家に帰るために、外に出るのは、
窓を開けて出かける、
ベランダだと、思っている。
 
ベランダを、行ったり来たり
歩き続ければ、家に帰れると思っている。
 
その、家に帰る出口を
ふさいでしまった。
 
不安になって、パニックになるのは
当然だ。
 
今回もまた、僕の失敗だ。
 
 
 
でも、この状態で良いのか。
この2回の事件で、
 
深く考える。
   

      
 
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背中を打った、翌30日
整形外科の、紹介状を持って、
MRIを撮りに、脳神経外科へ行って来た。
 
 
磁気をあてて検査するので、
体内に、ペースメーカー、ボルトなどの
金属類はないか。
刺青はないか。 (変色するらしい)
狭い空間に、長時間横たわるので、
閉所恐怖症はないか。
などの、問診があった。
 
すべて、問題なし。
 
診察服に着替え、装置の前に。
以前、CTを撮ったことはあるが、
MRIは、初めてだ。
 
20分かかるらしい。
また、作動中、大きな音がするということで、
ヘッドホンをつけられた。
 
 
 
ベッドに横になり、機械の中へ移動する。
ヘッドホンをしているが、
ピー、ガタガタ、ガンガン、ゴー・・・
すごい音がする。
 
でも、なぜか心地よく、
騒音の中、寝てしまった。
 
 
 
僕は、昔は、結構神経質だった。
小学生の頃から、運動会、遠足の前の日は
寝られない。
今でも、次の日に何かがあると、興奮するんだな~
隣で、いびき、台風の雨嵐の音などでも、寝つけない。
 
だが、最近は、床屋さんで横になっても、
すぐ寝てしまう。
病院の待合室は、休憩時間だ。 
  
 
 

画像を持って、そのまま整形外科へ向かった。
 
Dr.と一緒に、見る。
 
すごい技術だ。
縦、横、上下に切り刻んだ骨が、
濃淡が付いて、鮮明に見ることができる。
 
 
この第2腰椎のところが心配だったんですが、
大丈夫ですね。
ヒビが入ると、白くなりますが、変化はないです。
 
ただ、今回とは関係ないですが、
第4腰椎、第5腰椎の、椎間板が、
減っていますね。
本来、白く写らないといけないんですが、
グレーになっています。
 
椎間板ヘルニアになる恐れがありますね。
今から、腹筋と、背筋は鍛えた方がいいですよ。
太りすぎないで下さいね。

 
 
 
良かった。
万一のことも、考えていた。
 
もし、ヒビが入っていたら、
絶対安静で、入院したかもしれない。
 
 
 
そうなったら、我が家はどうなるのだろう。
花子さん、親父、お袋の
キーパーソン(Dr.から、医療方針、治療経過を聞いたり、
判断、また費用の金銭管理等をする人)

である僕が、
不在になったら、どうしようもない。
その日から、花子さんは、生活できなくなる。
 
今のうちから、皆の安全が確保できることを
考えないといけない。
 
 
 
そして、もう一つの事件が、9月2日に起きた。
 
 
 
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10時に 
親父の病院の、予約をしているので、
車で出かけた。
 
今回は、
今まで通っていた所とは、
別の病院。
 
頭蓋骨陥没骨折をしたとき、
脳に、強い衝撃が加わり、
その影響か、
最近認知症の症状が
出てきている。
 
専門病院で、診てもらう事にした。 
 
今回で、3回目。
前回は、1時間半かけて
心理テストを行った。
その結果が出るので、
どうしても行かなければ、ならない。
 ( このことは、別の機会に書きます )
 
 
 
車を運転している間、
背中に、強い痛みはなかった。
待合室、診察室で椅子に座ったが、
大丈夫。
歩いても、痛みは広がらない。
 
安心した。  
 
 
 
12時ごろ、家に帰ってきた。
ベランダにいる、花子さんを呼ぶ。
 
今、お父さんを連れて、病院へ行ってきたよ。
 
あ、そう。
 
大丈夫だって。
 
よかったね。
 
花子さんには、
親父は、元気ということにしている。
 
いつもと変わらない、明るい応対。  
朝の大騒ぎは、すっかり忘れている。 
 
引っ張らないので、
僕が切り替えれば、大丈夫。
 
昼ごはんを作って、二人で食べる。
昼食後は、お決まりの
10分間の、昼寝。
 
 
 
起きたら、打った背骨に、
こわばりを感じる。
 
痛みが、広がってくる。
少し動かしても、
ズキーンとする。
 
まずいな~
病院へ行ってみるか。
 
痛みは、後から出てくる。
親父を、連れて行かなければいけないので
緊張してたかな。
 
花子さんと、お袋が通っている
整形外科へ行った。 
 
 
まずは、触診、前屈、後屈をして診断。
後ろに反ることが出来なかった。
待合室で気づいたが、
右手の肘が、痛みはないが、膨れている。
これも診てもらった。
 
レントゲンを撮る。
再び、診察室に呼ばれた。
 
レントゲンで見る限りでは、
骨に異常はないようです。
ただ、気になるのが、脊椎の第二腰椎が
変形しています。
皮膚の打撲の痕を見ると、
ちょうどこの部分になります。
 
通常だと、脊椎の骨は四角なんでが
この第二腰椎だけが、ややつぶれています。
 
元々、こういった形だったら良いんですけど
打撲したことで、圧迫骨折ということも
考えられます。
 
MRIを撮るとすぐに分かるんですが
どうしますか。
 
お願いします。
 
腕は、レントゲンで骨に異常はありませんでした。
「皮下組織損傷」ですね。
肘は、骨の外側がすぐに皮膚になるので
打撲すると、皮膚との間に水がたまります。
 
これは、腕を使わずに
安静にすることが必要です。
湿布をして、包帯で固定しましょう。
 

MRIとは、「核磁気共鳴画像法」のこと。
余計、分かり辛いか。
磁気を使って、体の内部を3次元で見る方法です。
 
MRIを持っている病院は少ないので
紹介状を書いていただき、
翌日、別の病院へ行くことにした。
 
腕は、包帯でグルグル巻きにされ、
サポーターで留めてもらった。
 
 
 
家に帰る。
花子さん、腕の包帯を見て
びっくりしてた。
 
どうしたの!
 
転んで、腕を打っちゃった。
病院で診て貰ったら、
なんでもないって。
湿布してるだけだよ。

 
よかったね。
 
心配した?
 
しんぱいしたよ。
 
花子さんが原因で、怪我したとは言わない。
いまさら言っても、仕方がない。
感情が戻っているので
落ち込ませるだけだ。
 
心配する気持ちを、持ってもらった方が
よっぽど、良い。
 
 
 
結論を先に。
ただの打撲でしたので、
ご心配なく。

  
 
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8月30日のことです。
 
 
 
花子さんは、落ち着きを取り戻しているが、
起床後の30分は、
自分の居場所が分からない、見当識障害。
不安な精神状態からの、せん妄。
生まれた故郷で暮らしている、記憶の逆行性喪失。
がある。
 
でも、ゆっくりと着替え、
トイレに連れて行き、
水分を補給させ、
朝のひと時を過ごさせると、
落ち着きを、取り戻す。
 
 
 
その日は、朝が慌しかった。
 
親父を病院に送り、
付き添わなければ、ならなかったので、
ゆっくりとする時間が、なかった。
 
でも、忙しい中、
花子さんを座らせて、朝食を出す。
 
おいしい。
 
大丈夫そうだ。
 
ちょっと、ゴミを出してくるよ。
 
収集に合わせ、ゴミをまとめ、
1階の玄関まで、下りた。
花子さん、ランもついてきた。
 
ゴミを置いてくるから、ここで待ってて。

 
玄関の中で、待っててもらった。
 
目の前で、外から鍵を掛けると、
興奮してしまうので、
掛けずに、そのまま。
 
ゴミ出しを終えて、戻ると、
花子さんは、玄関の外に出ていた。
 
じゃあ、うちに帰るね。
 
ニコニコして、楽しそうに言う。
 
遠くて、歩って帰れないから、
あとで、車で送ってあげるよ。
 
いいよ、だいじょうぶだから。
 
門から、出ようとした。
 
いつもだったら、ここで、
ランの話をしたり、
お土産、着替え、兄弟のどちらに行くか相談、
等々・・・
ごまかしながら、徐々に、家に連れ込む。
 
でも、親父を病院に連れて行く時間が、
迫ってきた。
 
腕を持って、
 
さあ、中に入ろう。
準備したら、連れて行って
あげるから。

 
今までの笑顔が、急に変わる。
 
やめてよ! いくんだから!!

 
 
 
 
はじまってしまった・・・
 
 
 
 
大声を出したので、
親父と、お袋も出てきた。
 
大丈夫だから
 
と言って、家の中に入ってもらう。
 
 
 
親父、お袋がいると、
余計、興奮してしまう。
以前も、親父は、
 
俺と出かけなければいけないんだから、家に上がってなさい!!
 
お袋は、

花子さんが家に入らないなら、私も入らない!!
 
なんて、見当はずれのことを言う。
 
認知症なんだから。
現時点で、
パニックになっていることを、
受け入れて、
解決してあげなければいけない。
 
逆なでるだけだ。
 
 
 
 
いくら言っても、らちが明かない。
手を離すと、駆け足で、外に逃げ出してしまう。
一度見失うと、家に戻ることは、出来ない。
もう、家の場所は、分からなくなっている。
 
後ろから両腕を掴み、
家に、引き入れるしかない。
 
 
朝から、
悲鳴と、絶叫が響く。
花子さんは、最大限の声を出し、
助けを、呼ぶ。
 
 
ようやく玄関まで、連れてきた。
でも、玄関の扉と外枠に手を掛けて、
中に引きずりこまれないように、抵抗する。
 
僕は、中に入り、背後から、
力いっぱい引く。
なかなか手を、離さない。
 
何度か引いているうちに、
花子さんの手が、急にはずれた。
 
その勢いで、僕は花子さんを抱えたまま、
背中から倒れこむ。
玄関の、上がりかまちの角に、
背中を強打した。
 
痛みで、体が動かない。
 
 
それより、もし、脊椎を骨折したら、
花子さん、両親、仕事・・
どうなるのか。
横になりながら、そのことが、
真っ先に頭に浮かんだ。
 
 
花子さんは、僕の体の上で、痛がっている。
手は、まだ離さない。
ここで離して、外に出られたら、
もう、連れ戻すことは出来ない。
 
大きく息をしても、痛みは広がらなかった。
花子さんを、降ろし、玄関に鍵を掛ける。
 
体を動かしても、打撲だけで、骨は大丈夫そう。
 
花子さんを、2階に上げ、
僕は仕度をして、親父を連れて、
車で、病院へ出かけた。
 
 
 
 
今回の花子さんの混乱は、
すべて、僕の責任だ。
 
最近の、花子さんの体調の良さから、
少し、安心していた。
 
ランの散歩に出ても、機嫌が良く、
素直に家に入り、帰宅拒否はなかった。
 
玄関までついてきても、
待っていられると、思ってしまった。
 
背中の打撲も、そう。
両腕を掴んで、後ろに引いているんだから
花子さんが手を離せば、
転ぶのは当たり前。
 
玄関の、段の上の
玄関マットの上に、転がるはずだった。
 
僕の、判断間違えだ。
 
もっと注意をして、2階で待たせておけば、
こんな騒ぎには、ならなかった。
 
 
 
花子さんに、かわいそうなことをしてしまった。
 
 
 
この話は、あと2回続きます。




 
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花子さんは、まだデイサービスを利用したことがない。
頑固に、拒否。
信頼しているDr.が勧めても、
急に、表情が変わり、
 
いらないです!
 
と言い張る。
 
 
 
7月28日の記事に書いた
デイサービス施設に、協力して頂いて、
利用するための準備が、
コツコツと、続いている。

 
もう、何回、散歩に行かせてもらったか。
週に、2~3回一緒に犬の散歩を、
させてもらっているので、
10回以上は、お願いしている。
 
4時半と言うと、デイサービスでは、
送りの時間で、忙しい時だ。
 
まだ、利用者ではないのに、
熱心に対応してくれる。
 
理事長さんには、
感謝でいっぱいだ。
  

 
花子さんは、すごく心を許してる。
いつも、バッタリ会うが、
 (もちろん、メールで、時間と場所を
  打ち合わせている)
 
また会えた。
 
という、にこやかな表情がでる。
ランも慣れてきて、
2匹並んで、おとなしく散歩をしている。
 
 
 
一緒に散歩するのは、
始めは、5分くらいだった。
今でも、15分程度。
 
入り込んでこない。
介護の、かの字も、口にしない。
犬の散歩で知り合った、
仲良しさんに、徹している。
 
前回、散歩後、
僕からお礼のメールを打った。
末尾に、
 
『 甘えてばかりで申し訳ありませんが、
  次回も宜しくお願いいたします。 』

 
と出したら、すぐに返事を頂いた。
 
『 私はこういう関わりが大好きなので、
  全く、ご心配いりません。
  慎重すぎて、イライラされるかもしれないけど、
  いつか大きく一歩踏み出しましょう。
  もう少し待ってください。 』

 

と、返ってきた。
 
イライラすることは、全くない。
ベテランの、介護専門家が、
状況を見ながら、進めてくれているので、
安心して、任せられる。
 
数回前に、
 
『 次回の散歩の時、ご自宅のそばで、
  ご主人だけ忘れ物を取りに、
  帰って頂けませんか。
  一瞬でも、ご主人と離れたら、
  どういう状態になるのかを
  知りたいと思うのですが 』
 

と頂いた。
万が一の対策も、書き添えられていた。
 
最近は、花子さん調子が良く、
待っている間、二人で話していられた。
 
ランだけが、心配そうに、
僕の方を見て、
伏せをしたまま、固まっていたが。
 
デイサービスに、繋げられることを期待して、
お任せしたい。
 
 
 
でもな~
今の段階では、お金にならないのに
本当に、ありがたいな~
 
僕は、営業もしているので、
すぐに、損得勘定を計算してしまう。
 
 
 
 
 
最近、一週間。
大きな事がらが、2件あった。
今後の介護に、かかわる事かも知れない。
 
次は、このことを。
 
 

 

 
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先日、病院の定期診察があった。
Dr.より、
 
最近の様子は、どうですか。
 
前回、診察して頂いた時と比べ、
だいぶ、落ち着いてきました。
 
朝起きて、30~40分位は、
混乱した状態が、ありますが、
その後は、落ち着いています。
  
昼間は、相変わらずベランダにいますが、
水を飲ませたり、トイレの誘導には、
拒否がなくなりました。  
  
 
 
色々と、状況を報告した後、
 
ご主人は、これからの介護環境を
どのようにしていく、つもりなんですか。
 

はい。
いまは、まだ公的支援を受けていませんが、
両親のことも考えると、
このままでは、やっていけなくなります。
 
今、デイサービスの事業所に、協力してもらって、
スムーズに使うことが出来るように、
準備をしています。

 
ご主人は、介護欝になりかけてますよ。
 
最近、頭痛がしたり、
めまいをすることがあるんです。

 
それでは、もたないですよ。  
在宅で、3人は見れません。
一人でも、大変なんですから。
 
施設に入れるなり、入院するなり、
ご両親の入所も含めて、
決断していかないと。
 
デイサービス、ショートステイでは、
限界があります。
 
ここ1ヶ月くらいの間に、
状況が、変わってきましたので、
真剣に考えています。

 
ご主人は、今も薬を飲んでますが、
薬などではなく、
環境を、早急に整えないとだめですよ。
 
入所をして頂くしかないんじゃないですか。
ご主人が、優先順位をつけて、
誰が、と言うのを決めていかなければ
ならないですね。
 

 
その間、
花子さんは、表情が険しくなり、
 
もう、いいです。
 
どうせ、死ぬんですから。
 
かえろう。
 
と言っていた。
 
診察室を出たら、
すぐに忘れていたんで、
助かる。
 

 
 
今回は、Dr.から、
厳しい話しが、多かった。
 
今の状況を、冷静に見た上での、
診断だろう。
 
 
 
判断が、難しい。
  
 
 
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