親父は、自分の病気に対する意識(病識)が、
欠けている。
  
自分に自信があり、何でも出来ると、
思い込んでいる。
認知症の、自覚もないし、
どこへでも、出かけられると思っている。
 
でも、その前向きさで、
今年5月、92歳で起こした、
頭蓋骨陥没骨折と、
脳挫傷の怪我を、治してしまった。
 
 
 
お袋は、自分を犠牲にしてまで、
他の人に、気をつかう。
 
僕は、いつも、
 
人への気づかいより、
自分への、気づかいをしないとだめだ。
まず自分の体を、第一に考えることによって、
他の人に、迷惑をかけないですむ。
それが、一番の気づかい。
 
と、言っている。
だがすぐに、自分の体を痛めても、
他の人が、楽になればと思って、
行動してしまう。
 
そのお陰で、円満に進むこともあるが。
 
 
 
良いところでもあり、
悪いところでもある。
 
 
 
昨日は、二人の悪いところが重なり、
最悪に、なってしまった。
 
 
 
 
昨日、僕と花子さんは、
親友夫婦が、運営している、
保育園の、運動会に呼ばれ、
朝早くから、出かけた。
 
15時ごろ帰ると、親父が居なかった。
お袋に、
 
お父さんは?
 
ちょっと前に、買い物があるからって、
横浜へ行くって、出かけたよ。 
 
エッ!電車で?
無理だよ、歩くのだって、ふらついてるのに。
電車に乗って、遠出なんて!
また、ホームから、落っこちるよ。
 
何度も、止めたんだけど、
「大丈夫だ」って言って出かけちゃった。
しょうがないよ、大丈夫でしょ。
  

 
 
夕方、僕は、下の弁当を買いに出かけた。
親父と、お袋は、毎週土曜は、弁当と決めている。
買い出しは、僕が行く。
ついでに、うちの食材調達も。
 
18時頃、お袋から電話があった。
 
お父さんから、電話があったので、
迎えに行ったんだけど、
クリーニング屋さんの前で、
足が痛いって言って、
歩けなくなったんだけど、
来れる?

 
エッ!
お母さんが、
迎えに行ったの?
タクシーで帰ればいいのに。

 
今、弁当が出来上がるのを、待ってるんで、
それから、向かっても、15分位かかるよ。

 
じゃあ、ゆっくり帰ってみる。
 
クリーニング屋さんから、家までは、
僕の足で、1、2分のところだ。
すぐ近くまで来ている。
 
 
 
 
なんで、親父より、足の悪いお袋が、
迎えに行くんだ。
杖をついて、やっと歩ってるのに。
 
まさか、荷物を持ってあげてるんじゃないだろうな。
手を引いたりしたら、二人で、倒れる。
 
駅から家まで、タクシーでワンメーターだ。
タクシーに乗れば、楽なのに。
 (親父は、タクシー嫌い。
  もったいながる )
 
だいたい、親父が出かけるのが、間違ってる。
僕がいれば、絶対に出さなかった。
 
家の中でも、しょっちゅう、
後ろに倒れてるのに。
出来もしないのに、過信してる。
 
情けなさと、苛立ちで、
怒りが、出てきた。
 
 
 
15分位したら、
また、お袋から電話。
 
クリーニング屋さんの前で、
転んじゃったんで、迎えに来てくれる? 
 
 
 
 
 
案の定・・・ 
 
 
 
 
 
 
家の目の前にいたので、すぐに向かう。
道路で、二人が呆然として、立っていた。
 
お袋は、右目の上が、握りこぶし大に腫れ、
血を流していた。
 
どうしたの!?
 
お父さんが、尻もちをついたので、
手を出そうとしたら、
そのまま、顔から転んだの。

 
親父が、
 
すぐに、家に行ってくれ。
 
それどころの、傷じゃないだろう。
救急車を呼んでも、いいくらいだ。

 
家で、様子を見てからだ。

 
だめだ! すぐ救急病院へ連れて行く。
 
一度、家まで戻り、親父だけ降ろし、
お袋は乗せたままにして、
僕は、診察券と、保険証を取りに、
家に入った。
 
戻ると、まだ親父は車の前にいる。
 
俺も行くか。
 
いい! 足手まといだ!!!
 
僕の怒りは、頂点だ。
 
 
 
花子さんは、乗せた。
このまま一人で留守番では、
我慢しきれないだろう。
 
すぐに車を出し、お袋が通ってる、
大学病院へ向かった。
 
 
 
 
19時に、病院に着く。
 
お袋を、車椅子に座らせ、
救急外来へ。
 
診察室に、一緒に入った。
 
血圧、頭痛、吐き気、の問診の後、
視界の検査。
 
2重に見えて、視界が悪くなっている。
 
これから、CTを撮りましょう。
外で、待っていてください。
 
15分位したら、お袋が、出てきた。
打ったところは、紫色になり、
腫れが、大きくなってきている。
 
病院へ連れてきた時は、
緊張感から、痛みはなかったが、
だんだんと、出てきたようだ。
 
20時30分に、呼ばれて、診察室へ。
 
頭の中を、診させて頂いたんですが
脳の中に、出血はなさそうです。
 
打った部分の、骨折もありませんでした。
 
私達が、一番怖いと思ったのは、
目の周りの骨折ですが、
これも、なさそうです。
 
目の周りの骨に、ヒビが入ってると、
目を動かす筋肉が、引っかかって
視界が悪くなったり、物が2重に見えたりします。
骨は、大丈夫そうです。
 
ただ、今2重に見えてますので、
眼科で検査してもらった方が、良いと思います。
 
こちらの病院では、救急に、
眼科の専門医がいませんので、
紹介状を書きますから、
そちらで、診てもらえますか。
 
今日のうちに、診てもらうのですか。
 
目の事なので、早いほうが良いと思います。
 
どちらの病院ですか。
 
少し遠いいですが、
桜木町の、夜間救急病院になります。

 
打ったところは、通院して診て頂くようですか。
 
ここでの処置は、消毒をします。
後は、冷やしていただいて、
腫れが引くのを待つので、良いでしょう。

 
紹介状を頂いて、21時30分に、大学病院を出た。
 
 
 
車に乗ると、お袋は、痛がり始めた。
緊張が、解けたんだろう。
 
まだ、夕食を取っていない。
お袋は、全く食欲がないらしい。
僕達は、途中で、マックに寄った。
 
花子さんは、僕が運転をしながら、
一人で食べることは、出来ない。
ドライブスルーは止めて、
店内で、大急ぎで、食べた。
 
 
 
 
夜間救急病院に着いたのは、
22時30分だった。
 
診察室に入り、説明する。
一通り診た後、
瞳孔を開く目薬を差された。
効果が出るまで、30分待たないといけない。
 
30分後、精密検査が行われる。
診察室に、呼ばれた。
 
検査しましたが、眼底に弱い出血があります。
多分、それで視力が悪くなってると思います。
 
ただ、以前レーザーで治療した跡があります。
 
30年ぐらい前に、高血圧で眼底出血をして、
入院したことがあります。

 
その時の治療で、すでに
目が見えにくく、なっていたのかもしれません。
 
強い衝撃を受けると、
網膜はく離をおこすことがあります。
それを診ようとしたんですが、出血に隠れて
診る事が出来ませんでした。
 
外傷性の網膜はく離は、危険で徐々に、
目が見えなくなります。
 
ここは、救急病院ですので、
来週、もう一度、大学病院へ行き
検査をしてもらった方が、良いと思います。
出血が引いてくれば、検査しやすくなります。
今日は、抗生物質の目薬を出しておきましょう。
 
会計を済ませて、
病院を出たのが、24時10分だった。
 
 
 
 
 
今日、一気に書こうと思ったんですけど、
スミマセン。
眠くなってしまいました。
続きは、次回。
 
 
 
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