花子さんが入院して、もう20日になる。
 
ひとりの生活も、慣れてきた。
 
入院して1週間は、
これまで、普通だと思っていたことが、
無理していたんだと、気がつくことが多かった。
 
今の当たり前が、心地よい。
 
 
 
 
目覚まし時計で起きる、気持ち良さ。
しかも、今、使っている目覚ましは、
一度切っても、10分すると、また鳴る。
 
2、3回繰り返して、
 
仕方ない。
起きるか。
 
と、体を起こして、
ベッドに座った状態になる。
 
そこには、必ず、ランが、
ベッドに、顔をのせて、
頭を撫でてもらおうと、待っている。
 
目覚まし時計で、起きることなんて、
なかったな~
 
熟睡中に、布団を剥ぎ取られるか、
花子さんが気になり、自然に、
目が覚める。
 
ランだって、朝まで2階にいるなんて
半年振り?、、以上だ。
 
朝は、いつも1階の玄関の、下駄箱の下に、
非難していた。
  (注 これは、病がさせてることで
     本当は、優しいんです。
     わざわざ言わなくても、わかるか。 )
 
 
 
 
寝る時、全部の電気を消して、
真っ暗にするのは、久しぶりだ。
 
気持ち良く、寝れる。
 
花子さんが、夜中に目を覚ました時に
不安になるので、
部屋と、トイレの電気は、いつもつけっぱなし。
 
入院した日に、電気を全部消したら、
 
家の中は、こんなに暗いんだ。
 
と、驚いた。
 
夜中に目を覚ましても、
隣の花子さんを、見なくても良い。
暗いから、そのまますぐに寝れる。
 
 
 
風呂にしても、家事にしても、
食事もそうだ。
当たり前のことを、出来ていなかったことに
気が付かされている。
 
 
 
 
 
 
20日の間に、家族会が2回あり
出席してきた。
 
一つは、「若年認知症家族会・
彩星の会」 
 
花子さんが、若年性アルツハイマーと診断された5年前、
色々な情報を知りたくて、「認知症の人と家族の会」
と同時に、入会した。 
 
 
彩星(ほし)の会の例会に、出席してみたいと、
いつも思っていた。
 
どうも、タイミングと、
遠かったので、
行かれなかった。
 
花子さんを、連れて行くのも
納得させる、説明が必要だったからな~ 
 
今回は、一人で、5年かけて、初めて行った。
 
 

 
行って、良かった。
 
例会は勿論、彩星の会は、終了後、
居酒屋で、懇親会がある。
 
そこが、また面白かった。
家族だけではなく、ご本人も一緒に、
お酒を飲んで、にぎやかに騒ぐ。
 
周りの人から、
 
スリブリさん、
あなたは、とても初めてとは思えないね。

 
と、言われた。
 
社会不安障害の病気を持っていて、
人前では話せない、僕が。
 
でも、当たり前なんです。
 
ここにいる人達は、
一言話せば、すべてを分かってくれる。
 
回りくどい説明なしに、
今の状況を、そのまま言っても、
すぐ理解してくれる。
 
皆さんが話されることも、そう。
自己紹介なんかしなくても、
すぐに、共有できる。
 
同じ悩み、苦しみ、
そして、体験、アドバイスを聞いて
アッと言う間に、打ち解ける。
 
これが、家族会の素晴らしさだな。
 
 
 
 
 
もう一つの、家族会。
  
認知症の人と家族の会 神奈川県支部 で、
「若年認知症の家族と本人のつどい」 を、
2ヶ月に一度、行っている。
 
ここには、すごくお世話になっている。
僕の、心の支えとも言える。
 
その、「つどい」から発展して、
月に、2回
本人と家族が集まり、散歩、見学、観賞を
行っている。
 
花子さんとは、いつも出席していた。
 
今回は、花子さんはいない。
 
どうしようかな~
 
と思ったが、午前中だけ、
一人で、参加させてもらった。
 
少し遅れての出席だったが、
皆さんの所に行くと、
拍手で、歓迎してくれた。
 
ご本人達の、笑顔、
そして、介護をされている、戦友。
 
皆さんの顔を見れただけで、
すごく癒された。
 
今回は、午後から音楽セラピー。
午前は、近況報告。
 
僕の番。
長々と、話してしまった。
でも、皆の視線が、温かい。
 
短時間だけど、行ってよかった。
 
 
 : : : : : : : : : : : :
 
さて、今日の晩ご飯。
 
花子さんが入院してから、
鍋、焼き鳥、半額の刺身、
こんなの、ばっかりだった。
 
今日も、同じように、380円の、つくね鍋セット
今は、便利だ。
 
そこに、豆腐、牡蠣(もちろん半額シール)、椎茸、葱を入れて
一人鍋。
日本酒の、ぬる燗で、〆はうどん。
 
団子鍋 
 
贅沢でした。
 
 
ようやく、余裕が出てきたかな。 

 

  
   
ブログランキングに参加しています。
応援クリック、お願いします。

    ↓
banner_03.gif