12月1日から2月1日までの、
2か月間の、水道料金
 
264円   
  
基本料金の、3,000円は
障害者手帳1級を持っているので、
免除されている。
 
それにしても、安すぎ。
 
去年の同時期を調べたら、
同様に、基本料金免除で、
 
4,031円
 
家事を、全くしていないわけではない。 
晩御飯は、ちゃんと作っている。
 
 
 
花子さんが、ショートステイに行くようになったら、
1人で、そして、友人とも会って、
飲み会を。
 
あんなに、楽しみにしていたけど、
いざ、入院になったら、
ランを話し相手に、うちごはんだ。
 
 
 
以前は、半額の刺身、惣菜、
鍋が多かった。
 
でも僕は、買ってきた揚げ物は、
すぐに、胸焼けがするので、
あまり食べれない。
 
鍋は大好きで、味付けを色々と変えて作るが、
やはり、別のものを食べたくなる。
 
自然と、手作りが多くなる。
たまには、結構手の込んだものを作る。
 
 
我が家のゴミは、
生ゴミが、ほとんどない。
すべて、完食。
必要以上のものは、
テーブルに、並べない。
出るゴミは、野菜の皮と、魚の骨くらいだ。
 
お皿も、二皿なんで、洗い物があまりない。
 
 
 
洗濯も、ちゃんとしている。
花子さんの汚れ物も、
持ち帰り、家で洗っている。

溜めて、まとめ洗いなんで、
週に、2回程度だが。
 
 
 
一番の節約になっているのは、
風呂だろう。
 
ここだけの話だが、
今、風呂は、1日おき。
どうも、面倒くさくなってしまうだな~
 
さらに、内緒なのは、
風呂洗いは、週に一度。
 
体を洗ってから、湯船に入る習慣なので、
お湯は、ほとんど汚れず、
足し湯で、間に合う。
 
 
 
1人だと、ガス、水道、電気代は、
極端に、少なくなった。
 
 
寂しいことだが。
 
 
 
今日の花子さんの晩御飯は、
おでんだった。
ちゃんと、食べやすいように
カットしてあり、
量も、たっぷり。
 
完食だ。
 
おでん定食 
 
 
僕の晩御飯は、
ポークチャップ。
厚切り豚肉に、ケチャップソースがうまい。
新ジャガが出てたんで、
チンして、ジャガバター。
 
チンゲン菜を、炒めたサラダ。
やっぱり、お供は、赤ワインだな。
  
ポークチャップ
 
 
 
   
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先週は、2回、外出をした。
 

 
一回目は、日曜日。
 
前の日が雪だったんで、
足場の良いところ、
暖かいところ、
ランも一緒に行けるところと、
考えていた。
 
でも、
どうしても、花子さんに
富士山を、見せてあげたくて、
ランの、泥んこ覚悟で、
神奈川県二宮町にある、
吾妻山公園へ、行くことにした。
 
ここは、以前も行って、
日記に書いたことがある。
 
今の時期は、菜の花と、水仙が咲き、
展望台から見る富士山は、
絶景だ。
 
 
 
前日とは、打って変わって、
晴天。
 
10時に病院へ、花子さんを
迎えに行った。
 
僕を見つけて、
大喜びだ。
 
今日は、車に乗って、
遊びに行こう。
 
エ~~
ほんとう、うれしいな~
 
着替えをして、出発。
 
東名高速を、下っていくと、
富士山が、見えてきた。
 
ウワ~
きれいだな~
よかった~
 
途中、眠そうになったんで、
 
着くまで、寝ていてもいいよ。
 
いい
もったいない。

 
こんな言葉が、出るんだ。
 
その一言を聞いただけで、
出た甲斐があった。
 
 
 
途中、休憩所によって、
トイレタイム。
 
汚れていたパットを取り換えた。
家では、安心パンツを使っていなかったが、
念のために、買っておいた、
予備を持っていて、大正解。
 
山のふもとにつき、
コンビニを探して、
もう一度トイレと、お弁当を買った。
 
 
 
ここから、登山。
登山と言っても、
町中の、山。
標高140メートル、階段300段と、坂道。
 
頂上まで、約30分だ。
 
運動不足の花子さんと、腰痛持ちのラン。
ゆっくり登って行った。
 
 
 
東名高速から見えていた
富士山だったが、
残念ながら、雲がかかっていた。
 
でも、晴天なので、気持ちいい。
ベンチに座り、花子さんと、お弁当。
 
のんびりと、お日様に当たりながら、
景色を、楽しんだ。
 
吾妻山 菜の花2   吾妻山 菜の花
    ↑              ↑
この後ろには、      海の向こうに、
富士山。          伊豆半島が見える。
写真には、
写らなかった。
 
 
 
 
もう一回は、
木曜日。
 
家族会の、散策。
若年認知症の本人と、
介護する伴侶。
夫婦での、つどいだ。
 
今回は、18名。
 
この会は、本人の気晴らしもあるが、
介護家族のための、集まりでもある。
 
僕にとっては、すべてが共有できる、
大事な、癒しの場だ。
 
花子さんの、外出許可を申請し、
僕も、仕事を休んでの、参加だ。

 
 
花子さん、
絶好調だった。
 
皆さんに会った時、
満面の、笑顔。
世話人の方とは、手を取り合っていた。
 
 
 
梅が咲いている公園を、散策する。
心地よい時間が、流れた。
 
昼食は、近くの、魚料理のお店。
花子さんは、握り寿司。
僕は、鯛の兜焼定食。
 
美味かったな~
 
花子さんは、3か月間病院食なので、
生ものは、食べていない。
( 病院には内緒で、、、寿司。
 今、ノロウイルス注意報発生中
 生もの持ち込み禁止なのだ )
大好物の、寿司を、
美味しそうに、食べた。
 
いつもは、ウニ、イクラは苦手なんだけど、
 
おいしい!
 
と言って、完食。

僕の、兜焼も、美味かった。
頭の中から、
小骨。
「鯛の鯛」が、出てきた。
これは、お守りになる。
 
こいつぁ、春から、縁起がいい。
 
鯛の鯛 
 
 
 
 
ただ、楽しいあとには、
ちょっとした、トラブルが待っていた。
 
2日とも、病院に入ると、
顔が、曇る。
看護師さんが、手を繋ごうとしても、
振り払って、僕から離れようとしない。
 
 
 
その前の週、失敗したことがあった。
 
僕が病院へ行くのは、
いつも、夕食時。
 
食べている間は、機嫌が良く、
その日は、ゆっくりしてしまった。
 
夕食が終わると、
30分ぐらいして、徐々に明かりを消し、
消灯時間になる。
 
食事が終わったら、
すぐに帰れば、よかったのに、
歯を磨いているうちに、
帰りそこなってしまった。
 
花子さんは、僕の腕を強く握り、
離そうとしない。
 
いやだ。
いっしょに、かえる!
 
 
看護師さんに抑えてもらい、
足早に、病棟を出た。
 
あとで、その後どうだったか聞いたら、
 
大丈夫です。
その時だけで、大きな声を出すこともなく、
すぐ、落ち着きました。
 
それからは、夕食が終わったら、
すぐ、帰るようにしている。
 
 
 
今回は、僕と一緒にいる時間が長く、
楽しかったので、
その反動で、僕が帰るのが、
寂しいのだろう。
 
もう行かないからね。
  ( これは、外出ではなく、
    病院へ行くということ。
    今、病院にいるが、
    どこだか、わからなくなている )
 
うちに、かえるよ。
 
ここは、優しい人ばかりで、楽しいな。
 
ぜんぜん。
 
そうだ、洗濯物とってくるから
ちょっと待ってて。
 
いっしょにいく。
 
ずっと、ついてくる。
 
病棟内を、何周か回った時、
看護師さんと会った。
 
目配せをする。
 
察した看護師さんが、
花子さんに、話しかけてくれた。
 
その間に、別の看護師さんにお願いして、
裏の出口を、開けてもらった。
 
 
病院に慣れてきたこと、
色々なことが、わかり始めて、
帰宅願望が、出てきている。
 
看護師さんとの、連係が、必要だ。
 
 
さて、これから病院へ行ってくる。
今日は、外出申請をしていないので、
ランを連れて、近所を散歩だ。
 
花子さんの好きな、
桜餅でも、買っていくかな。
  
 
 
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2月11日に、東京・津田ホールで開かれた、
「認知症セミナーin東京」
に、出席してきました。
 
すごく、勉強になった。
 
 
 
家族、介護にたずさわっている方向けの
セミナーだけど、
講師の河野先生は、
専門用語を使い、
 
認知症の、見分け方、
最新の治療方法、
薬の処方、
新薬のこと、等々、
熱く、語ってくれた。
 
話に、ついていくには、
介護家族も、認知症医療について
知っていなければ、いけないと、痛感。
 
聞きかじりでもよい。
言葉を知っているだけでも、
理解でき、体に染みこんでくるのを
感じることができる。

 
  
 
河野先生の、コンセプトが語られた。
 
1. 薬の副作用を出さないために、
  医師の指示のもとで、介護者が薬を調整する。
 
  ( 薬の加減は、認知症になった本人を
    一番、身近で診ている、家族が行う。
    ということだ。
    介護家族が、知識を持つ必要がある。 )
 
2. 患者と介護者のうち、一方しか救えないときは、
  介護者を救う。
 
  ( 介護鬱の現状がたくさんある。
    介護者を救うのが、大事ということ。
 
    僕は、この言葉に、すごく救われた。 )
 
3. 安全で、高い改善率の処方術を公開。
 
  ( コウノメソッドとして、2007年から公開している。
      (↑ ここをクリックすると、出てきます。)
    医療従事者だけではなく、一般の人も見られる。
    難しいけど、面白い。 )
 
 
 
  
講演を聞いて、判断するのは、
人それぞれ。
 
良かったところは、取り入れて、
合わないところは、削除すればよい。
全削除でも、構わない。
 
介護家族が、症状を判断できるだけの
知識を、持たないといけない。
知識を得る機会として、
出来るだけ、講演会には、
参加した方が良いと思う。
 
 
今回のセミナーを、お知らせできなくて、
残念に思った。
 

 
そんなわけで、僕の知っている
講演会を、案内します。
内容については、直接主催者に
お問い合わせください。
それぞれの、「主題」をクリックすると、
主催者からの、詳細が出てきます。
 
また、講演会情報をお願いします。
尚、主催者に了解を得ず、案内しています。
問題があれば、お知らせ下さい。
 

 
 
主題  若年認知症啓発講座
     若年認知症と共に歩む
日時  3月12日(土) 
     13時~17時
場所  目黒総合庁舎
費用  無料
主催  特定非営利活動法人 
     いきいき福祉ネットワークセンター
     申込用紙
 
  

主題  高齢者介護・看護のための医学基礎知識
日時  3月13日
場所  神奈川産業振興センター
講師  杉山孝博Dr.
主催  (社)認知症の人と家族の会
    ( 詳細はつかんでいません。
      分かり次第、お知らせします )
 
 
 
主題  認知症セミナー in 多摩
     認知症や要介護になっても
     住み慣れた地域で最後まで安心して暮らせる
     高齢者の住まい方セミナー
日時  3月19日
講師  天本宏Dr.
場所  パルテノン多摩
費用  無料
主催  株式会社日本医療企画
 
 
   
主題  認知症セミナー in 鎌ケ谷
     認知症の見分け方と最新治療
日時  3月20日(日)
     10時~12時
講師  河野和彦Dr.
場所  千葉・鎌ヶ谷市総合福祉保健センター
費用  無料
主催  医療法人梨香会 秋元病院
     問い合わせ 047-445-8321
     ( リンクを探しましたがありませんでした。
       直接上記の電話番号へ、お尋ね下さい。) 
 
 
主題  認知症へのストラテジー(戦略)
     問題行動に対する治療法を中心に
日時  4月3日(日)
     13時~16時
講師  木村武美Dr.
場所  東京・津田ホール 
費用  無料
主催  認知症を学ぶ会
 
   同上のセミナーが、
   2月26日  西埼玉
   3月6日   鹿児島
   3月27日  福岡
   4月2日   山梨
   であります。
   認知症を学ぶ会のホームページを
   ご確認ください。 
 
主題  認知症セミナーin大阪
日時  4月29日
     13時~16時
講師  河野和彦Dr.
場所  大阪市立こども文化センター
費用  無料  
主催  株式会社日本医療企画
   ( リンクのパンフレットがまだありません
     詳細は、後程              ) 

 
 
 
追記
2月18日の、朝日新聞神奈川版で、若年認知症の記事がありました。
クリックすると、出てきます。
 
生きる・支える 若年性認知症
   
 

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先週始め、
病院へ行ったとき、
看護師さんが、
 
先生から、
 
「 今後のことを、相談したいので、 
 水曜日の、都合の良い時間に、
 来てもらえますか。 」

 
と、伝言が入っています。
ご都合、いかがですか。
 
大丈夫です。
3時にお伺いしますと、お伝えください。
 
もうすぐ、入院90日になる。
一つの、区切りだ。
 
 
 
その前の週、役所の福祉課の方から、
メールを頂いていた。
 
今後の方向性について、
病院側から、話し合いについて
持ち掛けられる時期かと思います。
 
そろそろ、持ち掛けられたりしていますか。
 
もし そのような話しがもちあがった折には
できる限り、区としても、
参加させていただければと思いますので
ケアマネさんと併せて 
お声をかけていただけると幸いです。
 
すぐに、役所と、ケアマネージャーに、
連絡をした。
 
同席頂けるとのこと。
病院へ聞いたところ、
 
ぜひ、参加して下さい。
 
との返事をもらったので、
当日は、
僕と、役所の福祉課の方2名。
ケアマネージャーの、
4人で、伺った。
 
病院からは、Dr. 看護師、ケースワーカーの、
3人が出席してくれた。
 
皆さん、本当に忙しいのに、
花子さんのために、
こんなに大勢集まって下さるなんて、
 
感謝感激だ。
 
 
 
 
Dr.から、現在の状況について
話があった。
 
こちらの病棟には、慣れてきて、
落ち着いてきました。
 
ですが、病気としては、
基本的な、ADL(日常生活動作)については、
不自由になり、かなり進行をしていて、
高度の状況になっています。
 
家に戻っても、
挟持(そばから力を添えて、助け支えること:広辞苑)が
必要です。 
身体機能は落ちてきているので、
常時、介護は、必要な状況です。
 
ご主人は、これからを、どのように考えていますか。
 
私は、本人がまだ若いこともあり、
会話も、保たれているので、
在宅での生活を、希望していました。
 
病院に慣れることも出来たので、
デイサービスにも、行けるようになるのではないかと
思います。
 
でも、最近の家内の、
落ち着いて、にこやかな様子を見ていると、
本人にとって、一番安心できる場所は、
どこなのだろうかと、思うようになりました。
 
以前、面会の時、
 
前は、いつもベランダにいたろう?
どうだったの?
 
と、聞いたら、
 
怖かったの。
 
と、答えました。
見当識障害で、自分の居場所が分からないので、
一人で留守番をしているのが、怖かったようでした。
 
今、家に戻っても、
やはり、同じように、不安な気持ちにさせてしまいます。
 
本人にとって、今の状況が
一番幸せでは、ないのかと、
思うようになりました。 
 
私が、介護して上げられないことを、
残念に思います
 
でも、本人のため、
もう少しの間、病院で、診てもらえればと、思っています。

 
ご主人から、そう言って頂いたので、
私はその考えに、賛成です。
 
今は、かなり進んでいるので、
ご主人がいない間、
一人になるのは、非常に危険な状態です。
 
今、話しが出来るのは、アルツハイマーなので、
既定感情と言うのがあります。
いつもの話は、出来るんです。
 
デイサービスを、使えるかと言うと、
一日の中で、二つの環境に適応すると言うのは、
とても難しいと思います。
 
生活の場の中に馴染んで、
他の人と、常にかかわっていると言うことで、
安定してきたこともあるので、
家に帰すのは、難しいです。
 
ご主人は、よくやっているけど、
人が見るというのは、その場だけなので、
環境で見る形にしていかないと、無理です。
 
ご主人が、そのように考えてくれて、
良かったです。
 
 
 
病院への入院の延長、
そして、次のステップとして、
 
特養。
 
 
こう考えるに、至る間では、
非常に、悩んだ。
 
たくさんの方から、
アドバイスをもらった。
 
このブログを通して、
熱心なコメントも、頂けた。
 
 
いまだに、
 
まだ、58歳。
一緒に、暮らして行きたい。
僕が、介護をしていきたい。
 
頭を、よぎることもある。
 
でも、花子さんのためには、
今の環境を、維持することが良い。
 
 
 
Dr.と、看護師さんが退席した後、
病院の、ケースワーカは残って頂いて、
役所の福祉課担当、ケアマネと一緒に、
今後のことを、相談した。
 
1時間も、お付き合い頂いた。
 
この話は、また今度。
 
 
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先週、Dr. にお願いしていた、
外出許可が、下りた。 
 
これまで、病院の庭内へ出ることは、
OKが出ていた。
天気の良い日
ランを連れて、面会に行っていた。
 
でも、今回は、自由に出かけられる。
 
  

 
昨日の土曜日、さっそく外に出た。
天気も良く、散歩日和。
 
10時に、病院へ迎えに行った。
 
 
花子さんの、昼間の指定席。
廊下にある、
洗面台の前の床に
座っていた。
 
お~い。
 
わあ~、びっくりした。
どうしたの。
 
今日は、先生からお許しが出て、
遊びに行くんだよ。
 
ふ~ん。
 
状況がつかめてない。
僕と会ったときは、
パッと、顔が明るくなったが、
焦点が合わず、下を向いているのは、
相変わらずだ。
 

 
着替えをするために、
部屋に連れて行く。
 
着ているパジャマを、脱がせた。
安心パンツは、相変わらず。
中を覗いたが、汚れはなかった。
 
下着のシャツは、ウンチの染みがついていた。
こちらの病院では、下着はレンタル。
看護師さんにお願いして、
新しい下着を、出してもらう。
 
持ってきた服に着替えさせ、
いざ、出発。
 
 
 
車に行くと、ランがお出迎えだ。
 
病院の駐車場に、車を停めたまま、
まずは、散歩。
 
暖かい日差しが、ふりそそぐ。
 
気持ちいいね~
 
部屋の中ばっかりだから、
すっきりするだろう。

 
うれしいな~
 
すごく、楽しそうだ。
病室では、伏し目がちだったが、
顔を上げ、景色を見回している。
 
 
 
車に乗せる。
向かった場所は、
 
 
美容院
 
 
ずっと、カットしてなかったので、
髪がバラバラになり、
かなり伸びている。
 
お風呂は、週に2回なので、
なんとなく、髪がベットリしている。
 
気分転換に、美容院は、
最適だ。
 
前日に、予約を入れておいた。
 
 
まず、洗髪。
カットをして、
もう一度、洗髪。
ブローをして、出来上がり。
 
髪もサラサラして、
すごく、すっきりした。
 
嬉しそうな、笑顔だ。
  
カット後   
 
 
 
次は、昼食。
 
花子さんの大好きな、
マック・ドナルドの、照り焼きバーガーだ。
 
花子さんの好物は、
僕の手料理ではなく、
マック、モス、ケンタ。
 
病院では食べれない物と思い、
マックを買った。
 
お店で食べるのは、難しい。
介助が必要。
ぼろぼろになってしまう。
 
前日は、家に戻らず、
公園で食べようと考えていた。
 
家に戻ると、病院に帰らない!と
言い始めそうだったからだ。
 
でも、落ち着いている。
家に連れて行った。
 
 
 
お袋と、親父に合わせる。
 
花子さん、おかえり。
 
ただいま。
 
元気そうで良かった。
 
元気です。
 
ニコニコして、答えていた。
 
 
2階に上がり、昼食。
 
おいしい~~
 
あ~ よかった。

 
喜んで、食べる。
セットのコーヒー、ポテトも、完食だ。
 
 
 
少し休んで、
 
じゃあ、出かけようか。
 
どこ行くの?
 
今、公園の梅が咲き始めたので、
ランと一緒に、行ってみよう。
 
うん、行く。
 
近くの公園に、梅林がある。
そこの梅が、咲き始めている。
 
広い公園の中、ランのリードを花子さんに持たせ、
のんびりと、散歩。
 
多くの梅は、まだ蕾のままだが、
5、6本は、満開だ。
 
いいな~
気持ちいいな~
 
わ~
きれいだね。

 
花子さんの感性は、
しっかり残っている。
 
かわいい花を見て、
感激している。
 
梅林1   梅林2 
 
 
病院へ、戻った。
素直に、病棟へ入ってくれた。
すれ違った、看護師さん達に、
 
あれ~
花子さん、きれいになったね。

 
かわいい。
10歳くらい、若返ったんじゃないの。

 
そのたびに、花子さんは、
おじぎを、しながら、
 
ありがとうございます。
 
と言っている。
 
朝、病院を出る時の表情と、
全く違う。
 
生き生きしている。
 
 
 
そろそろ帰ろうと思い、
椅子から立ち上がった。
 
どこへ行くの。
一緒に行く。
 
まずいな。
後追いが始まった。
 
病室に行ってみよう。
 
ちょうど、看護師さんが入ってきた。
 
花子さん、体温を測りましょう。
 
脈をとって、体温を測っている間、
そっと、病室を出た。
 
あとは、看護師さんに、お任せする。
 
 
 
家に帰って、その後の様子がどうだったか、
気になって、仕方がなかった。
 
病院に電話をして、
ナースステーションへ回してもらった。
 
私が帰った後の様子は、どうでしたか。
 
大丈夫ですよ。
大きな声を出すこともなく、
落ち着いていますよ。
 
良かった。
始めての外出は、

万事、OK! 
 
 
:::::::::::::::::::::::::
 
今日の、晩御飯。
 
花子さんが、入院したての頃は、
鍋、半額の刺身、値引きの惣菜が、
多かった。
 
最近は、飽きてきて、
自分一人のために、料理する。
 
今日は、チーズハンバーグに、
きのことトマトのソース。
それと、生野菜。
 
お酒は日本酒。
搾りたての生酒なので、
シュワッとして、
洋食にも、よく合う。
 
チーズハンバーグ
 
   
 
 
   
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花子さんのところへは、
一日おきに、行っている。

 
 
始めのころ、
Dr.から、
 
せっかく、入院したのだから、
ご主人は、ゆっくりしてください。
 
今までの疲れを取って、
やりたかったことを、してください。
病院に任せてもらって、構わないですよ。

 
と言われた。 
 
でも、僕が行きたいのだから、仕方ない。

 
  
行くのは、いつも仕事が終わって、
5時半頃だ。
 
その時間は、6時から夕食なので、
皆さん、広いデイルームに、集まっている。
 
僕が行くと、看護師さんが、
10人位が入るデイルームに、
案内してくれる。
 
花子さん、
こちらはどなたですか?

 
旦那さんです
 ( ちゃんと、分かってる )
 
では、こちらのスイートルームを、
お使い下さい。
 
ありがとうございま~す。
 
看護師さんと、冗談を交えながら、
話をする。
 
 
   日曜日に、3人と、犬2匹の、
   プチオフ会があった。
   お二人とも、花子さんが、
   会話が出来ることを
   驚いていた。
 
   込み入った話は出来ないが、
   感情を、素直に表す言葉は出る。
  
   出来ないことは増えているのに、
   会話を忘れないのは、
   不思議だ。
 
   人によて、症状が違う。
   話が出来ることに、
   本当に、救われている。
 
 
6時になると、食事が運ばれる。
結構、美味しい。
温かい物は、温かいまま出てくる。
 
 
ちょっとつまむと、
割と、甘い味付け。
花子さん好みの、味だ。
 
いつも、
 
美味しい~
 
幸せ~
 
と言って、食べる。
 
ばんごはん 
 
天ぷら定食。
ちゃんと、大根下ろし入りの、
天つゆがある。
 
でも、これは無理。
付けて食べる、発想がない。
介助は、必要。

 
ばんごはん  
 
キャベツと、豚肉の煮物。
味付けは、完璧。

 
同じ物ばかり、食べ続けるので、
時々、お皿を換えてあげる。
 
お箸と、スプーンが用意されている。
汁物も、お箸でつまもうとするので、
スプーンを持たす。
 
僕がいるときは、
いつも、完食だ。 
 

 
入院前は、食べない日が続いた。
でも、今は、3食規則正しく食べているので、
顔が、ふっくらしてきた。
 
 
花子さん  
 
 
 
病院へ行ってから、
僕の仕事を、一つ作る。
 
花子さんの、歯磨きだ。
 
 
病院では、昼間に、歯磨きをするらしい。
歯磨き粉は、付けない。
飲み込んでしまう人が、いるからだ。
 
花子さんは、家で、
歯磨きは、できなかった。
 
同じところだけを、こする。
 
入院後、60日たったころ、
口の中を見たら、
歯石が、いっぱいついていた。
 
歯茎も、赤く腫れている。
 
 
始めの1か月は、
隔離室にいたので、
全く、歯磨きをしていない。
 
相部屋に移ってからも、
自分で磨いているので、
磨ききれていない。 
 
 
 
それからは、晩御飯の後、
一日おきだが、僕が磨いてあげる。
 
数回は、口の中が、
歯茎からの出血で、
真っ赤だった。
 
今は、どうやら、引き締まってきた。
 
 
歯石も、短期間で溜まったので、
こすっているうちに、
固まりで、取れる。
 

 
歯磨き後、
深呼吸を、させる。
 
どうだ。
気持ちいいだろう。
 
すっきりした。
 
これは、続けないとな。
 
 
 
 
 
僕が行った時に入る、
デイルームの隣は、
隔離室だ。
 
新しい人が、
入ってきたようだ。
  
 
 
ずっと、怒鳴り続けている。
壁を叩いたり、蹴飛ばす音が聞こえる。
 
花子さんが、入院した当初を思い出す。
 
叫び声が、怒りと、辛さで、
満ち溢れている。
 
悲しい訴えだ。
 
 
でも、大丈夫だよ。
それを、乗り越えれば、
安心できる場所が、
待っているよ。

 
 
花子さんは、
以前の生活を、すっかり忘れている。
 
 
壁を叩く音に、驚いている。
 
 

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