先週は、2回、外出をした。
 

 
一回目は、日曜日。
 
前の日が雪だったんで、
足場の良いところ、
暖かいところ、
ランも一緒に行けるところと、
考えていた。
 
でも、
どうしても、花子さんに
富士山を、見せてあげたくて、
ランの、泥んこ覚悟で、
神奈川県二宮町にある、
吾妻山公園へ、行くことにした。
 
ここは、以前も行って、
日記に書いたことがある。
 
今の時期は、菜の花と、水仙が咲き、
展望台から見る富士山は、
絶景だ。
 
 
 
前日とは、打って変わって、
晴天。
 
10時に病院へ、花子さんを
迎えに行った。
 
僕を見つけて、
大喜びだ。
 
今日は、車に乗って、
遊びに行こう。
 
エ~~
ほんとう、うれしいな~
 
着替えをして、出発。
 
東名高速を、下っていくと、
富士山が、見えてきた。
 
ウワ~
きれいだな~
よかった~
 
途中、眠そうになったんで、
 
着くまで、寝ていてもいいよ。
 
いい
もったいない。

 
こんな言葉が、出るんだ。
 
その一言を聞いただけで、
出た甲斐があった。
 
 
 
途中、休憩所によって、
トイレタイム。
 
汚れていたパットを取り換えた。
家では、安心パンツを使っていなかったが、
念のために、買っておいた、
予備を持っていて、大正解。
 
山のふもとにつき、
コンビニを探して、
もう一度トイレと、お弁当を買った。
 
 
 
ここから、登山。
登山と言っても、
町中の、山。
標高140メートル、階段300段と、坂道。
 
頂上まで、約30分だ。
 
運動不足の花子さんと、腰痛持ちのラン。
ゆっくり登って行った。
 
 
 
東名高速から見えていた
富士山だったが、
残念ながら、雲がかかっていた。
 
でも、晴天なので、気持ちいい。
ベンチに座り、花子さんと、お弁当。
 
のんびりと、お日様に当たりながら、
景色を、楽しんだ。
 
吾妻山 菜の花2   吾妻山 菜の花
    ↑              ↑
この後ろには、      海の向こうに、
富士山。          伊豆半島が見える。
写真には、
写らなかった。
 
 
 
 
もう一回は、
木曜日。
 
家族会の、散策。
若年認知症の本人と、
介護する伴侶。
夫婦での、つどいだ。
 
今回は、18名。
 
この会は、本人の気晴らしもあるが、
介護家族のための、集まりでもある。
 
僕にとっては、すべてが共有できる、
大事な、癒しの場だ。
 
花子さんの、外出許可を申請し、
僕も、仕事を休んでの、参加だ。

 
 
花子さん、
絶好調だった。
 
皆さんに会った時、
満面の、笑顔。
世話人の方とは、手を取り合っていた。
 
 
 
梅が咲いている公園を、散策する。
心地よい時間が、流れた。
 
昼食は、近くの、魚料理のお店。
花子さんは、握り寿司。
僕は、鯛の兜焼定食。
 
美味かったな~
 
花子さんは、3か月間病院食なので、
生ものは、食べていない。
( 病院には内緒で、、、寿司。
 今、ノロウイルス注意報発生中
 生もの持ち込み禁止なのだ )
大好物の、寿司を、
美味しそうに、食べた。
 
いつもは、ウニ、イクラは苦手なんだけど、
 
おいしい!
 
と言って、完食。

僕の、兜焼も、美味かった。
頭の中から、
小骨。
「鯛の鯛」が、出てきた。
これは、お守りになる。
 
こいつぁ、春から、縁起がいい。
 
鯛の鯛 
 
 
 
 
ただ、楽しいあとには、
ちょっとした、トラブルが待っていた。
 
2日とも、病院に入ると、
顔が、曇る。
看護師さんが、手を繋ごうとしても、
振り払って、僕から離れようとしない。
 
 
 
その前の週、失敗したことがあった。
 
僕が病院へ行くのは、
いつも、夕食時。
 
食べている間は、機嫌が良く、
その日は、ゆっくりしてしまった。
 
夕食が終わると、
30分ぐらいして、徐々に明かりを消し、
消灯時間になる。
 
食事が終わったら、
すぐに帰れば、よかったのに、
歯を磨いているうちに、
帰りそこなってしまった。
 
花子さんは、僕の腕を強く握り、
離そうとしない。
 
いやだ。
いっしょに、かえる!
 
 
看護師さんに抑えてもらい、
足早に、病棟を出た。
 
あとで、その後どうだったか聞いたら、
 
大丈夫です。
その時だけで、大きな声を出すこともなく、
すぐ、落ち着きました。
 
それからは、夕食が終わったら、
すぐ、帰るようにしている。
 
 
 
今回は、僕と一緒にいる時間が長く、
楽しかったので、
その反動で、僕が帰るのが、
寂しいのだろう。
 
もう行かないからね。
  ( これは、外出ではなく、
    病院へ行くということ。
    今、病院にいるが、
    どこだか、わからなくなている )
 
うちに、かえるよ。
 
ここは、優しい人ばかりで、楽しいな。
 
ぜんぜん。
 
そうだ、洗濯物とってくるから
ちょっと待ってて。
 
いっしょにいく。
 
ずっと、ついてくる。
 
病棟内を、何周か回った時、
看護師さんと会った。
 
目配せをする。
 
察した看護師さんが、
花子さんに、話しかけてくれた。
 
その間に、別の看護師さんにお願いして、
裏の出口を、開けてもらった。
 
 
病院に慣れてきたこと、
色々なことが、わかり始めて、
帰宅願望が、出てきている。
 
看護師さんとの、連係が、必要だ。
 
 
さて、これから病院へ行ってくる。
今日は、外出申請をしていないので、
ランを連れて、近所を散歩だ。
 
花子さんの好きな、
桜餅でも、買っていくかな。
  
 
 
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