明日、8月1日。
 
 
親父が、入院をする。

花子さんと同じ病院。
認知症専門病院だ。
 
 
 
6月26日の初診、
7月10日の再診、
7月17日の再々診。

 
この1ヶ月、本当に悩んだ。



症状が変化する中、
状況も、めまぐるしく変わり、
在宅か、入院か迷い続けた。



何を一番大事にするか。 



そして、昨日、入院 することを決断し、
病院に伝え、
親父に、説明をした。





親父への診断は、
脳血管性認知症だ。

2年前に、駅のホームから転落して、
脳挫傷を患ってからの、認知症と思っていたが、
MRIの画像から、小さい脳こうそくの跡が、
何箇所も見つかった。

すでに、10年位前から
症状があったそうだ。
2年前の事故から、急速に進行した。
 

脳血管性認知症の特徴は、
「まだら認知症」で、
できることと、できないことがはっきりしている。
記憶力は低下してるが、
理解力、判断力、人格は
しっかりと保たれることがある。

親父の現在の症状が、そのまま当てはまる。

記憶力、理解力、判断力は落ちているが、
人格、理性、気位は、しっかり持っている。

威厳をもった親父は健在で、
入院に結びつけて良いものか、
悩むことが多かった。




Dr.は、初診の時から、
1か月の検査入院を勧めてくれていた。

診察室では、Dr.から、

体の調子はどうですか?
何か困ったことはありませんか?

という質問に対して、

戦争で、シベリアに抑留されたこと、
昔の政治家のことなどを話して、
全く、会話ができていなかった。

Dr.は、
入院して、普段の生活を見たいという。

もう一つ入院を勧める理由は、
介護をしているお袋が、
84歳で、老老介護、認認介護。

僕が、3人を介護しているということを
重く見てくれている。

そっちの方が、大きいのかな。



だが、診察時、
入院のことまでは考えていなかった。

週に2回行っているデイケアを、
月曜から土曜の6回にして、
昼間は外、
夜を家にすれば、
お袋の負担も少なくなり、
生活のリズムもできて、
夜間、寝ることができるだろうと、思っていた。



そして、入院させることで、一番悩んだのは、


1か月の検査入院と言うことだが、
おそらく、入院すると、
もう、家には戻れないということだ。

94歳の高齢の親父が入院すると、
落ちるスピードが、急激に早くなると思う。

入院すれば、今の歩行困難さから、
車椅子になるだろう。
しかも、安全ベルト付き。

環境変化と、単調な生活に、
認知症と、老化が、進むと思う。

そこから、在宅へ戻ることは、
非常に難しい。

人生の最終段階に入った親父を、
入院(から、施設入所へ)と決めてよいのだろうか。

何よりも大事にしたい、
親父の尊厳を守らなくて、良いのか。

毎晩、酒を飲みながら、そのことばかり考えていた。




入院を決断させる事件が起きた。

僕は、夕方6時、
いつものように、花子さんの食事介助に、
病院へ行っていた。

携帯が鳴った。
お袋からだ。

部屋を見たら、お父さんがいなくなって、
玄関が開いていた。
杖も持たないで、出て行ったみたい。

今、病院なので、
これから帰るから、待っていて。

食事だけ終わらせ、
あとは看護師さんに任せて、
すぐに家に帰った。

30分後ぐらいだろうか。

玄関を開けたら、
お袋は座り込んで、
親父は廊下で、大の字になっていた。

どうした!

2人とも声が出ない。



我が家は、坂の途中にある。
坂を下ると、T字路になり、
左に行くと、公園。
その先に、豆腐屋さんがある。

そこまでは、300mくらいか。
豆腐屋さんの前で、親父が座り込んでいたらしい。

公園で孫と遊んでいた、町内会の人が、
たまたま親父を見つけた。

ポケットを見たら、親父の名刺があり、
奥様が、家まで走ってくれた。

親父だというのを確認して、
また戻る。

お袋は、家で待っていればいいものを、
一緒になって、追っかけた。
歩けないのに、心配から、
力が出たんだろう。

親父は座り込んでいるので、
ご主人が、親父をおぶって、
家まで運んでくれた。

そのご主人は、僕も良く知っている。
65歳の方だ。

親父を運んだあと、
坂の下で、動けなくなったお袋もおぶって、
家まで連れてきてくれた。



なんということだ!!



親父に話を聞いたら、
ロシアに行こうと思ったらしい。
猛暑の中、ワイシャツを4枚重ね着していた。

豆腐屋さんの先に、酒屋さんがあるので、
多分そこに行こうとしたのだろう。

お袋は、デイサービスでは、車椅子なのに、
親父を迎えに、走り出した。



このままでは、みんなが駄目になる。
入院を決めた。


昨日、親父に、入院のことを話した。
3/4は、本当のこと。
でも、1/4は、嘘。

親父をだまして、連れて行く。
だが、必要な嘘だ。


さて。
どうなるか・・・・

   
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 7月21日に、花子さんは、60歳になった。
 
自分たちが、60歳になった実感が、
全くない。
同年代の方は、皆さんそう思われるだろう。
 
10代のときに会った、
おじいさん、おばあさんは、
すごく、老人に感じた。
 
自分たちがその年代になって、
まだまだ、体力、気力、外観も、
そんなじゃないと思っている。
  
年寄りくささを、持っているつもりはない。
 ( ただ、友人が集まると、
   すぐに、病気自慢だが )
 
昔の年寄りと、
今の年寄は違う!!
と思いながら、
きっと、今の若い連中は、
僕たちを見て、
おそらく、同じように感じるんだろうな~
 
 
 
花子さんの50代は、
まさしく、病気との闘いだった。
辛く、悲しい10年間だった。
 
そりゃ、楽しいことも、嬉しいこともあった。
タロウの結婚があった。
ランも、やってきた。
 
旅行も、遊びも、たくさん行ったし、
美味しいものも食べた。
 
楽しかったことが、
たくさん、目に浮かぶ。


 
 
だが、記憶を失ってきている花子さんは、
楽しいことは、一時的なことで、
辛いことがほとんどだった。
 
楽しいことは、
辛さの気持ちを、
紛らわすことでしかなくなっている。
 
 

でも、
瞬間でもいい。
楽しいことを、一緒に感じたい。
 
その時の笑顔を見ながら、
喜びたい。
 
何をしたかを、忘れてしまっても、
笑った感情は残る。
 
笑顔を出させる過程を大事にしたい。



若年性認知症は、
残酷な病気です。

 
  
楽しかったことを、一つ。
 
5月に、タロウと星子さんが、
還暦のお祝いをやってくれた。
 
星子さんのお母様も、花子さんと同じ、
昭和27年生まれ。
僕たち夫婦と、星子さんのご両親をご招待。
 
昨年12月に、タロウと星子さんが、
結婚式を挙げた式場だ。
 
子供に、お祝いをしてもらえるとは。
ありがたいことです。
 
二人からのプレゼントは、
赤いチャンチャンコじゃなくて、カーディガン。
星子さんのお母様と、おそろいだ。
 
還暦祝い 
 
僕は、早生まれなので、昭和28年。
来年、還暦。
さて、お祝いをしてくれるでしょうか。
 
 
 
では、晩御飯。
 
花子さんは、鮭のクリームソース定食。
 
鮭のクリームソース定食 
 
僕は、冷蔵庫の残り物処分。
鯵の開き、ハムエッグ、納豆、油揚げ焼き。
冷蔵庫の残り物で、何も買い物をしなくても、
1週間は、食べていける。
お酒は、宮城の浦霞
 
冷蔵庫の残り物処分

  
 
     
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まずは、お知らせ 
ローカル情報で、すみません。
 
 
 
7月22日(日)川崎市で、
認知症の人と家族の会 神奈川県支部 主催で、
講演会があります。

午前10時~12時までは、
ご本人と、介護家族対象の交流会です。
 
午後1時~3時まで、
「若年期認知症の本人の思いを知る」
として、ご本人の講演。
 
また、
「若年期の夫と生き抜いて ~8000日の昼と夜」
として、介護家族による講演があります。
 
午前中は、当事者の会なので、
事前に事務局(044-522-6801)へ申込が必要です。
 
午後は、直接会場にいらしてください。
どなたでも参加できます。

詳細は次の通り。

24年7月若年期認知症のつどいと、講演会

すでに出席予定の方。
 
会場が変わりました!!

「味の素健保会館」です。
   ↑
ここをクリック
「幸病院」ではありません。
 
お間違えになりませんよう!!
 
 
 
 
さて、
花子さん、親父共に、厳しい状況が続いてる。
 
 
ちょっと、息抜きの話題を。
 
 
花子さんの病院へ行く時は、
いつも布袋入りの、七つ道具を持って行ってる。
 
花子さんの介護をするための、必需品だ。
食事の前に、袋の中にたまったゴミを取り出すのに、
道具をテーブルに出した。
 
たまたま、部屋に入ってきた看護師さんが、
それをみて、
 
いつもそんなに持ってきてるんですか。
すごいですね~
 
びっくりしていた。
 
特別に考えず、持ち歩いてるんだけど、
びっくりされた、と言うことは、
珍しいことか。
 
ならば、さっそくブログネタです。
 
 
七つ道具 
 
まずは、「歯ブラシ」
持参の始まりは、この1本からだ。
 
病院での歯磨きは、昼食後だけだ。
しかも、自分で磨いて、ケアワーカーさんが、
手助けをしている。
 
花子さんは、自分で磨くことが出来ないので、
晩御飯後、洗面台に連れて行って、
僕が、磨いてあげる。
 
次に増えたのが、
「マウスウオッシュ」
病院では、誤飲があるので、
歯磨きの時、
クリーナーを使わない。
 
丁寧に磨けば、クリーナーは必要ないが、
やっぱり、スッキリ感は残らない。
 
そこで、口ゆすぎもしやすいように、
液体クリーナーを持っていってる。
 
それを、4~5倍に薄め、
歯磨きの前後に、
「ブクブク、ペッ」
をさせている。
 
たまに、飲み込んだり、
ブクブクは出来ても、
ペッが出来ないので、
指を口に入れ、ひろげることもあるが、
今のところは、声掛けをすれば、
何とか大丈夫。
 
そして、
「糸ようじ」
これは、最近仲間に入れた。
歯の間に、歯石がたまっているので、
これを使うと、きれいに掃除が出来る。
 
 
病院なので、洗髪はシャンプーだけで、
リンスは、使わない。
 
週に2回の入浴だが、
髪の毛に、痛みが出ている。
 
お風呂に入った日は、
「ヘアークリーム」をすり込み、
「ブラシ」「くし」で、丁寧にとかす
 
お風呂のない日は、「潤い液入りねぐせ直し」を、
スプレーして、髪をとかしている。
 
 
絶対に欠かせないのが、
「リップクリーム」
だ。
乾燥しているからか、花子さんの唇は、
いつもカサカサだ。
 
リップクリームを塗り、浮いている皮をとる。
なぜ、唇の皮は、こんなに再生が早いのかと
思うくらい、いつも皮がはがれている。
 
そして、顔に塗る
「乳液」
女性だから、お肌は、すべすべにしておかないと。
 
他には、「爪きり」「耳掻き」
たまに、使って、手当て。
 
 
これらを使いこなして、介護だ。
 
 
さて、晩御飯
 
花子さんは、鳥のつくね焼き定食

鶏のつくね定食 
 
僕は、鳥の手羽元焼きと、ひじき、ほうれん草。
このひじきは、手作り。
たっぷり作って、親にも分けた。
お酒は、東京奥多摩の 澤乃井

手羽元のペッパー焼きと、ひじき 


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前回の日記で、
 
キーパーソンとして、
決断しなくてはいけない相手とは、

親父のことだ。

決めたことで、多少進展はしているが、
これが、最終決定とは言えない。

まだまだ、状況に応じて、
判断していかなければ。

このことは、これまでの変化を、
順に追って、書いていく必要がある。

それは、僕の記録として、
また、介護に直面している人たちと、
分かち合える事として、、、  だ。




だけど、花子さんに、状況変化が起きている。

親父のことは、後日書くので、
先に、ここ4日間の話を。 



4日前、いつものように、
晩御飯介助で、病院へ行った。

インターホンを押して、
病棟のドアを開けてもらう。

開けて頂いた、ケアワーカーの方から、

花子さん、車椅子に乗っているんです。
体が斜めになってしまい、
歩くことが出来なくなってしまいました。

すぐ、看護師さんのところへ行き、
説明を受ける。

今日、朝起きたら、体が保てなくて、
ベッドから落ちてしまいました。

すぐに立ち上がって、歩きはじめましたが、
首が下に向いたままになっていて、
前を見ることが、できませんでした。

足元も確認が出来ず、つまづいたり、
正面のドアに、ぶつかってしまいます。

そのままだと危険なので、
車椅子に乗っています。

デイルームに行くと、
花子さんは、車椅子に座っていた。

腰には、安全ベルトがつけられ、
立ち上がれないようになっていた。

首が、直角に下を向き、
不機嫌そうに、つぶやいている。

僕が、足を折り曲げ、
下から花子さんの顔をのぞく。
話しかけても、視点が合わず、
僕のことがわからない。

面会室に連れて行ってもらって、
僕がいる間だけ、車椅子から
降ろさせてもらった。

晩御飯が運ばれてきたので、
話しかけながら、食べさす。
笑顔が戻り、食べ始めた。

水分が足りてない気がして、
出来るだけ、お茶を飲ました。

顔が下を向いているので、
スプーンにのせたご飯を
上手に食べれなかったが、
時間をかけて、何とか、完食。

お茶も、コップ2杯飲ますことができた。

歯を磨きに、洗面台まで連れて行く。
足がふらふらしていて、
上手に歩けない。

出来るだけ、いつものように。

歯を磨いて、トイレへ連れて行った。
便器に座ったが、用は足せなかった。

面会室に戻り、
車椅子に、座らせ、
僕の手で、安全ベルトを着け、
ロックをかけた。



翌日、気になり、少し早めに病院へ行く。
花子さんは、まだ車椅子に座ったままだ。

看護師長さんから、説明を受けた。
担当Dr.は、週に一度だけの診療なので、
まだ、診察はしてもらっていない。

急に出てきた症状のため、
危険防止の、対処処置だけで、
様子を見ている。

体調変化は、薬の変更から
起こることが多いが、
3か月以上変わっていなく、
穏やかに、落ち着いていた。

なぜ、急に体が傾いてきたか、
私たちにもわからないんです。

今までの経験で、
急に、こういった症状が出る方は
いませんでしたか。

花子さんのような症状の方もいます。

その人たちは、どうなりましたか。

一過性の方もいます。
進行から来る方は、
寝た状態になってしまう場合もあります。



昨日は、病棟に入ると、
花子さんは、ナースステーションの椅子に、
座っていた。

車椅子ではない。
周りに、看護師さんが必ず付いていて、
見守られていた。

下を向きながら、不機嫌そうに怒っているのは、
変わらずだ。

病棟の入り口を開けてもらい、
花子さんと、庭に出た。

風が気持ち良い。

ずっと話しかけていると、
少しずつ落ち着き、
笑顔が出てきた。

水分が足りていないので、
500mlの、ジュースを飲ませた。

1時間くらい、外で、過ごす。
庭を散歩する。

外の日差しが、心地良い。

散歩をする間は、手を強く握っていないと、
すぐにつまずいて、転びそうになる。
歩行も、小刻みだ。

顔が上向かないので、
気を引かせようとして、
飛行機、鳥、雲の話をするが、
自分で、顔をあげることができない。

首が下に向いているので、
肩を痛がる。

おでこに手を当てて、顔を持ち上げながら、
肩にタオルをかけて、マッサージをすると、
気持ち良さそうに、目をつむる。

晩御飯は、時間をかけながら、
その日も、完食。
コップ2杯のお茶も飲ませた。



今日、午後から用事があるので、
昼食の時間合わせて、
会いに行った。

花子さんは、廊下をあるっていた。
頭には、ぶつけても怪我をしないように、
毛糸の帽子。

近づくと、鼻水を垂らしながら、
泣いていた。

泣き声が強くなった。

僕が近づいて、話しかけても、
誰だかわからない。

最近は、いつもそうだ。
でも、手を繋ぎ、楽しそうにすると、
さっきまで泣いていたのを忘れ、
笑顔が出てくる。

病室に入り、鼻を、
「チ~ン」とさせると、
げらげら笑いだした。



少しずつ良くはなっている。
でも、首の曲りと、歩行の不安定さは、
変わらない。



このまま、進行させて、
寝たきりには、させない。

なんとしてでも、呼び戻す。

歩くことができて、
普通のご飯が食べれることを、
維持したい。

まだ、大丈夫。



僕が病院へ行って、介護できるのは、
わずかな時間だ。

でも、その時、
ずっと、寄り添い、
時間をかけて、いつもの通りに接すれば、
日常のことを、こなすことはできる。

食事に入るときは、笑顔を取り戻し、
美味しそうに、食べてくれる。

歯を磨くときは、顔が下を向いているので、
僕が下から覗き込めば、
口も開いてくれるし、
口をゆすぐときは、
「ブクブク、ペッ」をしてくれる。

トイレは、数分間座って、
出るまで我慢。
「オシッコ」をさせて、
オムツのパットを取り換える。

すべて終わらせ、
デイルームのテーブルに座らせると、
安心して、
看護師さんに、お願いできる。

病院側も、僕が行くと、
喜んでくれている(と思う)。



大部分の介護は、病院へお任せしているが、
家族がかかわることによって、
良いバランスが保たれてると、思ってる。

 
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ここに来られる方は、なにかしら、
介護にたずさわっているか、
認知症に、関心がある方なので、
「キーパーソン」の意味は、ご存じだろう。

でも、僕は、かみさん、両親の
入院騒ぎがあるまで、
「キーパーソン」という言葉を
聞いたことがなかった。



キーパーソンとは、(ウィキーペディアの具体例より)

 ある患者が病気で入院した場合、
 治療として手術等の外科的治療と、
 服薬による内科的治療を選択する際、
 患者本人に、意思決定能力が
 欠如(または弱い)時、
 家族の中で、中心となって、
 選択に関与する人物が
 キーパーソンとなる。

要は、病気になった本人の、治療方針を決める人だ。



僕は、花子さんの、キーパーソンだ。
僕の判断で、花子さんの治療方針が、
決まっている。

決まるまでは、悩み、苦しみ、
専門職、友人、介護家族・・・
たくさんの人に相談して、
意見を聞く。

勿論、このブログでいただくコメントが、
重要な決定を持つ。

決まるまでは、悩むが、
決めたことに対しては、後悔しない。

その時に、一番良かれと思って、
決めたことだからだ。



僕の幼少期から、10代、20代の
キーパーソンは、親父とお袋だ。

今、親父とお袋のキーパーソンが、
僕に代わってきた。

非常に、苦しい決定をする責任が、
僕の肩にのしかかっている。


それぞれを決める時、
一番大事にしたいことがある。


親父は、「尊厳」
お袋は、「人生観」
そして、花子さんは、「僕への信頼」


このことを第一に考えて、
決めてきている。



でもね。
永らくこのブログを見ている方は、
ご存じだろう。


僕は、優柔不断なんです。
一番嫌いな、性格だ。

そして、八方美人。
「八方美人は、八方ふさがりに通じる」
という言葉を知ってから、
ずいぶん昔に、これをやめてきた。

今は、嫌われてもいいから、
自分の好きにしている。   つもり。

だけど、強い人間じゃない。
いつも、うじうじと、悩んでいる。



親父、お袋、花子さんの
これからを決めないといけない。

いくら悩んでも構わない。
自分が、プレッシャーにつぶされてもいい。
最良の選択をしていかなければ。




それが、明日だ。


 
     
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4日の朝、救急車を呼んだ。
今度は、お袋だ。
 
一難去ってまた一難
  ではなく、
一難増えてもう一難
  か。

でも、無事に帰宅をしたので、
まずは、ご安心を。



朝、いつも起きる1時間前に、
親父が玄関を、杖でたたいて、
大声で、僕の名前を呼ぶ。

下に降りて、

どうした?

お母さんが、起きてこない。 
 
何事かと思い、お袋のベッドへ行く。
後ろで親父は、

まだ、何も食べてないから、
俺も手伝うんで、何か用意してくれ。
 
親父にとって、お袋が起きてこないのは、
朝ごはんが食べられないと言うことで、
それが一番大変らしい。
 
お袋の状況に、気が回っていない。
 
今は、それどころじゃない!
 
言ってはみても、うるさいんで、
牛乳を温め、パンを焼いて、
バナナと一緒に、テーブルに置いた。
 
 

お袋に、話しかける。
 
どうした?
 
体に力が入らなくて、
立ち上がろうとしても、転がってしまう。
 
どこか痛いところはある?
 
両方の肩から手までが、すごく痛い。
体が動かない。
 
話していても、ろれつが回っていなく、
よく聞き取れない。
 
 
  
  親父を、大学病院の眼科に連れて行と、
  待合室のテレビで、いつも流れている
  案内がある。
 
  脳卒中の啓発ビデオだ。
    両手をあげても、片腕だけ落ちてしまう。
    顔の半分に力が入らず、笑顔が出来ない。
    ろれつが回らず、言葉が出にくい。
 
    こういった症状が出たら、
    脳卒中かもしれないので、
    すぐに、救急車を呼びましょう。

 
言葉が出づらく、、体に力が入らない。
ビデオの映像と、同じことが起きている。
脳卒中かもしれない。
 
救急車を呼ぶことにした。
 
親父は、僕の動きを見て、驚いている。
 
そんなことはしなくてもいいだろう。
 
状況を把握してなく、のんきだ。
 
 
 
すぐに救急車が来た。 
状況を、話す。
救急隊の方が、お袋を布で包み、
3人で持ち上げて、救急車へ運んだ。
 
外に出ると、近所の人が、遠巻きに見ていた。
隣の家の人が、近づいてきた。
 
どうしたの?

体が動かないと言ったので、
救急車を呼びました。
でも、意識ははっきりしているので、
大丈夫です。
父が一人で中にいるので、
すみませんが宜しくお願いします。
 
僕も、救急車に乗り込む。
朝から、今までの症状を、
詳しく話す。
 
母は、難病指定を受けていて、
半年に一度、大学病院で診察をして頂いています。
そちらの病院へ、回してもらえませんか。
 
持病、症状、飲んでる薬等を説明する。
その間に、別の救急隊の方が病院へ電話をしていた。

受け入れの了解が取れました。
 
 
 
大学病院へ着いて、母はすぐに治療室に回された。
僕は受付を済ませ、待合室へ。
 
  そこの部屋は、2年前、
  親父がホームから線路に落ち、
  頭蓋骨陥没骨折、脳挫傷の怪我をして、
  担ぎ込まれ、長時間待っていた部屋だ。
 
  また、ここに来るとは。
 
 
 
30分くらいだろうか。
中から呼ばれたので、救命救急の治療室に入った。
お袋は、点滴をしながら、ベッドに横になっている。
 
Dr.から説明があった。
 
CT、レントゲン、血液検査等をしましたが、
脳卒中の疑いはないようです。
 
ただ、難病指定になっている持病が、
進行しているようです。
これから車椅子に移り、外来の診察を受けてください。
 
脳卒中はないようなので、ほっとした。
外来へ行き、診察を待った。 

しばらくして呼ばれる。
経過は伝わっているようだ。
すぐに、肩、腕、手、腰、足のレントゲンを
撮りに行った。

再び、診察室へ。

この病気は、内蔵、肺などが
固まってくる症状が出ます。

今は、内臓は大丈夫ですが、
筋肉の硬直と、間接の腫れが出ています。

残念ながら、この病気を治す薬はまだありません。
症状が出てきたときの、対処療法しかないんです。
痛み止めを2種類と、胃腸薬を出します。
1か月後にもう一度来てもらって、
様子を教えて下さい。



13時に、病院を出ることができた。
お袋は、多少元気が出てきている。

ただ、翌日から、今日まで、
毎日、午前中は体がこわばって、
起き上がることができない。

午後になると、動くことができ、
晩御飯は、普通に食べられる。

関節リウマチも持っているので、
そのせいだと思う。



毎朝、親父が玄関を杖でたたき、
大声で、僕を呼ぶ。

僕はそれから起きだし、
親父の朝食、
洗濯機を回して、
(親父は、毎日パンツを10枚くらい汚す)
2階に上がり、僕とランの朝食。

下の片付けと、お袋の様子を診て、
昼ごはんの準備。
 


これから、どうなるか。



そうそう、
お袋が救急車で運ばれる前、
今月初めに、
親父を病院へ連れて行った。

認知症専門病院の、初診。

そこは、花子さんと、同じ病院。
このことを、まだ書いていなかった。

来週、再診がある。
その時、大きな判断をしないといけない。

また、時間が取れる時、書きます。



でも、「若年性アルツハイマー介護日記」の、
タイトルが、変わってしまいそう。
 
「若年性アルツハイマー」を検索してこられた方、
ごめんなさい。
さかのぼって読んでいただけるとありがたいです。



晩御飯は、続く。

花子さんは、カジキマグロのピカタ定食。 

カジキマグロのピカタ定食 


僕も、カジキマグロのムニエル。
それと、寄せ豆腐。
豆腐屋さんで、おまけで油揚げをもらったので、
焼いてみた。

この豆腐屋さんは、以前から、ランの散歩途中、
花子さんと、三人で寄った店。

今は、ランと二人。
きっと、奥さんと別れてしまい、
一人住まいだろうからと、
サービスしてくれているのかも。
豆腐を買いに行くと、毎回、何かしら、
おまけをつけてくれる。

お酒は、島根の銘酒「豊の秋」

カジキマグロのムニエル 
 
     
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先日、若年認知症サポートセンター主催で、
「若年認知症を学ぼう」 と言う、
若年認知症のケアに関する、基礎研修があった。

午前中は、「若年認知症の理解」として、
専門医師から、疾患、症状、治療薬の
おはなし。

午後は、「若年認知症の支援」というテーマで、
ソーシャルワーカから、支援制度について、
説明があった。

後半は、「若年認知症の介護家族の話」で、
介護家族のお二人から、持ち時間20分で、
家族の体験や、想いが話される。

なんと、そのうちの一人が、



僕だ。



なんたって、社会不安障害の僕が、
人前で話す。

突然頼まれて、気軽に受けてしまったが、
何を話せばよいのか。

前日は、昼間は、仕事。
午後は、高校時代の友人と飲み会。
その前も、親父のことで、目が回る忙しさ。

何の準備もできなかった。



ただ、これまでの自分が通ってきた道なので、
そのままを話せばよい。

台本は、このブログの日記を
見ればよいのだから。



50名の出席者だが、
皆さん、看護、介護、ケア専門職、地域のサポータ。

自分の気持ちを、そのまま話すことにした。



まずは、自己紹介だ。

それは、初めて、家族会に出席した時を、
思い出す。
花子さんの、これまでの経過だ。 

ここ

心療内科で、うつ病と言われた時期、
そして、専門病院で、認知症と診断されたことを、
詳しく説明した。

ここで、一番伝えたかったのは、
認知症は、早期診断、早期発見と、
よく言われる。

それは、今は、進行を遅らせる薬があるので、
穏やかに過ごしてもらうと言うのがある。

他にも、公的支援を受けるためには、
早期の診断が必要だ。

だが、それだけではない。

認知症と診断されたことによって、
介護家族が、病気と正面から向かい合い、
理解しようとする思いが出ることだ。

本人だけではなく、
周囲の人にとっても、
早期診断は、重要なことだ。



そして、いわゆる、問題行動と言われる、
大変だったころの話をする。
 

そして、入院のきっかけ


入院



辛くて、悲しいことばかり。
話していて、こみあげてきてしまった。

でも、ガマン。


今は、すごく良い状態になっている。
とっておきの、
花子さんが好きな人
そして、家族会のメンバーで、
今年になって、
3回プロポーズされた人の話をした。


介護職の人達に、一番伝えたかったのは、

認知症になっても、
豊かな感情と、感性は、残っている。
こちら側が、本人に寄り添って、
愛情を持って、優しく接すれば、
ご本人は、素直に、
必ず返してくれるということだ。


話したいことは、他にもたくさんあったが、
あっという間に、時間が来てしまった。



上手に伝えることができたか。
振り返ってみると、前振りだけで、
肝心なことが
いくつも話せなかった。

でも。出席者には申し訳ないが、
僕にとって、これまでを振り返り、
気持ちを新たにできる、
良い機会をもらえることができた。




さて、晩御飯。

花子さんは、カレー煮定食。
大好きな、カレーライスにする。

カレー煮定食 

僕は、鰹のたたきと、玉子焼き。
お酒山形の、上喜元 

鰹たたき   

       
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