今、僕が病院へ行った時、
いつもやっていることは、

花子さんの、言葉をひろうことだ。


ご機嫌が良い時は、
会話が成り立つ。
花子さんが答えられる言葉を、想像しながら、
話しかけると、ちゃんと、やり取りができ、
お互いに、笑顔になる。

だが、最近のご機嫌悪さから出てくる言葉は、
文字を重ねた、意味不明が多い。

でも、一生懸命話を聞くと、
わかるんだな~

なんたって、19歳で出会って、
40年の歴史がある。



今の花子さんは、
生まれ育った、茨城弁になっている。

18歳から、東京、神奈川で暮らして、
方言は、なくなっていたが、
今話す言葉は、幼い頃に使っていた、
茨城弁だ。

僕たちがいる神奈川は、語尾が下がるが、
茨城は、語尾が上がる。

花子さんは、怒ってしゃべっているうちに、
語尾が上がり、いつの間にか、
高い声を出して、民謡を唄っている。

この特徴を知っていると、
花子さんが何を言いたいのか、
少しずつ分かってくる。

まず大事なのは、
始めに発する、一言だ。

その一言と、
それから先の言葉の積み重ねを聞いていると、
なんとなくわかる。

それをこちらから、繰り返して返事すると、
当たった時は、
花子さん、穏やかな表情になる。

でも、今の正解率は、まだ50%
なかなか難しい。

そんな、探し物をするように話しをすると、
ゲームをしているような感じだ。

はずれた時の反動は、
ゲームどころではなく、
怒りに油をそそぎ、なだめるのに、大変だが。
 
 
 
花子さんの怒りは、
口で言い切れないときは、
態度に出ることがある。
 
蹴飛ばそうとしたり、ぶとうとする。
入院前の、介護抵抗の暴力は、
相手を殴りつけようとしていたが、
今は、全く違う。
振り払う程度の、手出しだ。
 
暴力を使おうとする意識ではなく、
もどかしさからの手出しだ。
 
落ち着かせるために、
お茶を飲ますが、
それを、僕に吐きかける。
 
瞬間、カッとなり、
 
何するんだ。
 
と言い、手がムズッと動くが、
深呼吸を1回すると、
僕も落ち着き、笑顔で対応できる。



介護相談を受けると、

相手と、同じ土俵に乗っかって、
まともに受けちゃだめだよ。
上手に、いなさないと。

なんて、偉そうなことを言ってるが、
僕も、まだまだ若い。

ただ、少しの時間で、介護者に戻れるのは、
経験のお蔭かな。 


それでは、晩ご飯

花子さんは、肉野菜団子定食。
目玉焼きが乗っかってた。

肉野菜団子定食 

僕は、すずきの塩焼き
ジャガイモに油揚げ、玉ねぎを入れて煮てみた。
お酒は、澤野井

すずきの塩焼き  




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