まずは、お知らせから。
 
12月17日(月)13時30分から、新宿区で、
「若年認知症家族会  彩星(ほし)の会」主催で、
 
   わかってください
      私の心 家族の想い
 
として、
フォーラム「若年性認知症を受け入れる地域社会づくり」
が開催されます。
 
若年認知症フォーラム 
第1部は、長谷川和夫先生の講演
    「認知症-ぬくもりの絆をつくる」
第2部は、彩星の会会員家族、本人による
    「家族の思い 専門家の知恵」
    として、シンポジウムが行なわれます。

詳しい案内・参加申込は、
以下の彩星の会ホームページから、
「お知らせ」を開いてください。
      ↓
 若年認知症家族会 彩星の会
      
 
 
 
僕は、セミナー、講演、研修、家族会が好きなんです。
できるだけ参加をするようにしている。
医師、専門家、家族、ご本人のお話を聞くと、
本当に勉強になる。
 
自分の介護を見直すことができ、励まされ、
元気をもらえます。
経験談を聞くと、自分ひとりではない、
分かち合える仲間がいると、思えてくる。

認知症についての知識があれば、
介護への向かい方も変わります。
家族、周りの人にも、優しくなれる。
同情なんかではない。
同じ立場で考えることができ、辛さを受けとめ、
寄り添うことができる。
それが一番の介護だと思う。
 
 
 
 
先日、「認知症の人に学び、ともに歩む」という
セミナーに行ってきた。
 
第1部は、講演2日前にオーストラリアから来日された、
クリスティーン&ポール ブライデン夫妻。
 
第2部は、認知症ご本人6名による、リレートーク。
 
7人の方が壇上でお話をされたが、
すべての人が、若年性認知症のご本人たちだ。
 
ナビゲーターの、永田久美子さん、沖田裕子さんが、
 
今日のこのセミナーは、歴史的な1日になります。
会場にいる皆さんは、そこに参加されているのです。

 
と話された。
本当に、感動的なセミナーだった。

 
 
クリスティーンさんをご存知の方は多いだろう。
オーストラリアの高官で、
1995年46歳の時に、若年性認知症と診断された。

2001年のアルツハイマー病国際会議(ニュージーランド)で
初めて認知症の本人として、講演をした。
その後、手記「私は誰になっていくの」「私は私になっていく」
を、出版した。
 
現在63歳、認知症の診断をされて17年になる。
これまで、7回来日し、全国で講演をされている。

以前は、認知症の人は、何もできなくなる人と思われていた。
でも、クリスティーンさんが、本人の気持ちを語ることによって、

  豊かな感情と心はそのまま存在している、
  理解と少しのサポートがあれば、暮らしていける。

と言うことを、教えてくれた。
 
認知症の人に対する理解が深まってきた。
 
今回も、心を打たれる話がたくさんあった。
 
認知症になって、感じている今の気持ち、
不自由なこと、ストレス、コミュニケーションの難しさ、
認識・判断力が衰えた人が見る世界、等を説明し、
どのように接して欲しいか、たくさんのメッセージを
与えてくれた。
 
認知症の人は、ボケた人ではない。
人の感情を敏感に感じる力は、たけている。
一人の人間としてではなく、一人の患者としてみていないか?
私は、認知症の人ではなく、一人の人間です。

そして、僕がいつも一番感じていることを話してくれた。

私達認知症の人こそが、専門家です。
私たちは患者ではなく、認知症と共に
生きる旅路を歩む 、一人の人間です。
共感し、苦を共にし、支援してください。
懸命に生きる私たちに寄り添ってください。
 
出来なくなったことではなく、まだ出来ることを見てください。
日々、小さな達成感を得られるように支援して欲しい。
深いところでつながり、この旅路を歩むことを
可能にしてください。
 
拍手が鳴り止まなかった。
 
 
 
2部の、ご本人6人による、リレートーク。
クリスティーンさんに、負けず劣らず、
感動してしまった。
 
涙が出るほど感激した。


2部の始めは、認知症と診断された
男性3人によるリレートークだ。

出演は、
「地域を超えて、認知症がとりもつ縁でつながった
    【オトコ3人仲間】」
の、ご三方。

埼玉県   佐藤雅彦さん
神奈川県 中村成信さん
静岡県   佐野光孝さん。

3人とも、若年認知症では、テレビ、講演でおなじみの方だ。
驚いたのは、ナビゲーターなしで、
3人だけで壇上に座り、
話し始めたことだ。

それぞれの方が、
病状の経過、現在の状況、
思い、要望、希望を語った。

お互いの繋がりを話し、
「全国の認知症のみなさんへ」とメッセージを伝え、
NPO 法人 認知症当事者の会を誕生させたことだ。

なんということだろう。

力強い希望を頂いた。



そして、2番目のリレートーク。

福岡県大牟田市から、
「ぼやき、つぶやき、元気になる会」の
ご本人3人と、サポーターが登場。

ご家族とサポーターに支えながら、
遠く、福岡から東京お台場に来て頂いた。

九州で交流を深めているグループだ。

福岡から大分の仲間に会いに行く話が紹介された。
お互い、本人同士。
写真が写しだされ、固く手を握り合っている。

女性のご本人が話をされた。

私たちには、言葉はいらないんです。
手を握っているだけで、通じあえるんです。
手が、言葉を言うんです。
全部伝わってるんですよ。

もう、涙が止まらなかった。

また、100人の仲間と地元住民の協力を得て、
三池登山をした話が紹介された。

空が青いんです。
あんなな青い空を見たのは、
生まれて初めてです。
空が、青かったんです。
初めてみました。
青かったんですよ。

仲間がいるって最高です。

涙が、あふれてしまった。
 
       
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