【 男性介護者の特徴 】
 

① 男性介護者は、介護を仕事の延長にとらえ、
   完璧にこなそうとする。

② 女性介護者と比較して本音を語らない。
   本音を語る機会が少ない。
   他人に迷惑をかけられないと思いがちで
   なかなか弱音や悩みをが吐けず、
   介護者自身が一人で抱え込む。

③ 地域とのかかわりが薄い。
   地域の交流を避け、孤立を深めて行く傾向がある。

④ 支援要望のタイミングが女性介護者と比較して遅い。
   支援を受け入れにくい。

⑤ 介護の為に離職をしたり、無職・就労経験がない。
   再就職が困難等、経済的基盤が脆弱 。

⑥ 配偶者と一心同体になりやすい。
   心の痛みを、同じように感じる。
   また、共に逃避を考えてしまう。

⑦ 入浴介助、排泄介助が苦痛。
  
⑧ 家事に強い負担感を持つ。
 
  
  
   
男性は、介護を自分に与えられた、
仕事の延長と考えてしまう傾向がある。
真剣に取り組みすぎる人が多い。
 
これは、仕方ないことだ。
なんたって、20代から叩き込まれた、
仕事社会のオキテがある。
 
仕事上では、
 
弱音をはかない。
人に頼らない。
他人に迷惑をかけない。
責任感と使命感を持ち、
与えられた仕事は、最後までやり遂げる。
 
このようにして、仕事をこなしてきた。
これは、ビジネスマンとしての習性で、
慣れ親しんできたことだ。
 
これを、介護にも同じ手法で挑んでしまう。
仕事には、数字で表れる成果があるが、
介護に成果はなく、
介護される人の加齢とともに、大変になる。
 
仕事でのお付き合いは得意だが、
近所の人、役所に助けを求めるのは、
苦手だ。
  
一人で抱え込んでしまい、
地域との交流を避け、
孤立を深めてしまう。
 
 

 
もう一つ、大きな問題がある。
介護離職だ。

男性介護者の7割は仕事をしていない。
その中の50%は、定年退職だが、
38%の人は、介護をするために仕事をやめている。
実に、年間3万人の人が、
介護のために職を離れている。

また、親の介護をするために
働いたことのない男性も増えている。
親の介護を優先するために、
働く機会を失っている人も数多くいる。

働くことは、収入の安定だけでなく、
男にとって、自分自身の存在感や、
生きがいにもなるので、
非常に大事だが、
介護のために両立できず、
家族を優先にして、仕事をやめていく。

とてもつらい現状がある。




もう一回続きます。





内臓の癌が疑われ、
認知症専門病院から、
内科救急病院へ転院した親父。

今は、また、花子さんと同じ病院へ戻ってきた。

転院する時、
主治医から、看取りを考えながら入院と言われたのに、
再度、復活。

生命力と、気力の強さには、
驚いてばかり。

前の病院では、点滴をしながら、
ベッドに拘束されていたが、
今は、車椅子に乗って、
食事(ミキサー食)も、自分で食べられるようになった。

昔、100歳まで生きると言っていたのが、
実現するかも。




では、今日の晩御飯。

花子さんは、カジキマグロのおろしソース定食

kajikimaguroorosiso-suteishoku 

僕は、鰯の塩焼きと、鳥もものスタミナ焼。
お酒は、奈良の春鹿。

iwasi
  
       
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【参考文献】 
立命館大学産業社会部 斎藤真緒 
 「男性介護者の介護実態と支援の課題」(平成22年12月)
(社)全国国民健康保険診療施設協議会 
 「男性介護者に対する支援のあり方に関する調査研究事業報告書」(平成22年) 
認知症の人と家族の会
 各種リーフレット