病院から電話がかかってくると、
ドキッ!!!
とする。

花子さんと親父は、同じ病院に入院している。
連絡先は、僕の携帯電話にしているので、
呼び出し音がなると、まず相手先を確かめる。

病院の名前。
病院からの電話は、まず総務課から掛かってくる。

はい、スリブリです。

○◎病院です。
病棟に変わります。


どちらの病棟からか、まだわからない。
花子さん、親父共、少しの変化があると、
必ず電話をくれる。
今まで回数は、同じくらい。

もしもし、
お父様のことでお知らせがあります。
いま、先生と変わります。


ようやくわかって、
次になんという言葉が出るか、
心構え。

今日の昼から急に熱が上がり、
今、40度あります。
呼吸も苦しそうで、肺炎の疑いがあります。

これから病院へこれますか。

お袋とすぐに病院へ向かう。

先週の日曜のことだ。

苦しそうな表情で寝ていた。
点滴、酸素、心音確認は、これまで通り。
酸素供給量が、5ℓになっていた。
これまで2ℓなので、かなり多い。

口には、痰を取りやすくするために、
ホースで蒸気を送っている。

当直のDr.から説明を受けた。

おそらく誤嚥性肺炎が起こったものと思われます。
点滴なので、口から食べ物を入れてませんが、
痰、唾液で誤嚥になることがあります。

今、抗生物質を入れ、酸素量も多くしました。
痰を、できるだけ取るようにします。
熱が下がらないと、危険な状態です。

お袋はボロボロ泣いている。
ただ、今すぐに急変はなさそうなので、
しばらく付き添ったが、
お袋を連れて、一度家に帰る。

僕は、17時にもう一度病院へ行く。
花子さんに晩御飯を食べさせ
いつもの介助をしてから、
親父の病棟へ。

痰がたくさん取れました。
今は、熱は38度まで下がりました。
脈は安定しています。
何かあったら電話をします。

親父の寝顔を確認して、
耳元で、声掛けをして帰る。



先月から、携帯電話はいつも枕の下に置いてある。
夜中、熟睡してしまい、音に気が付かないといけないので、
バイブレーターを最大にして起きられるようにしてある。


翌日の月曜日、お袋を連れて、もう一度病院へ。
主治医に面会した。

熱は37度まで下がりました。
レントゲンを撮ったら肺炎はなさそうです。
落ち着いています。

ですが、、高熱の負担が体にかかり、
心臓が弱くなっています。
今日、明日が山かもしれません。



これまでDr.と面談すると、
毎回、2、3日が山といわれている。
危険な状態が続いている。
でも、親父は頑張っている。


Dr.、看護師も、親父の生命力に驚いている。
ここまでたくさんの危機を乗り越えてきた人は、
あまり見たことないそうだ。


今週の木曜日は、若年認知症家族会「彩星の会」の
一泊旅行があった。

親父に何があるかわからないのと、
お袋を一人にさせられないので、
旅行はキャンセルした。



点滴だけで、もう1か月になる。
ある程度は、命の維持はできるが、
栄養分、電解質は落ちている。
口から食べられなければ、寿命が決まってくる。

最近、むくみが出てきたので、
今、1000mlの点滴だが、少なくすることも必要になる。
そうなると、益々命が限られてくる。

昨日あたり、親父は僕の励ましに、

ア~

と言って、答えた。
口をパクパクしている。

病院では、誤嚥性肺炎になる恐れが強いので、
口から食べさせるのは、考えていないと思う。

昨日看護師さんにお願いした。

今は、口から食べるのは無理と思います。
ただ、スプーン一杯でも、半分でも構わないので、
甘いものを含ませることはできませんか。

父は、甘いものが大好きだったんです。
とろみを強くして、少しでも危険をなくして
少量でも、口に入れてあげたいです。

それによって誤嚥性肺炎になっても、
覚悟はします。

わかりました。
来週、先生に聞いてみましょう。




このまま点滴では、徐々に衰弱していく。
だからと言って、96歳の高齢から、
鼻からの経管栄養、胃ろうは、考えていない。

親父は食べるのが好きだったからな~
口に入れてあげたい。


       
ブログランキングに参加しています。
応援クリック、お願いします。
   ↓                   ↓
      にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ