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花子さんは9月に入り、
徐々に、調子が良くなっている。

前傾が少なくなって、体が起きてきた。

僕が行ったときは、車椅子から降ろさせ、
一緒に散歩をしている。

今日は、手を放して、一人で歩けた。
10分だが、ようやく戻ってきたと安心。

車椅子に乗っていたのが2ヶ月間なので、
足の力が落ちているため、
まだ完全に、車椅子から離れることはできない。

歩くときにバランスを崩すと、
足腰で支えられないので、転んでしまう。

昼間も作業療法士の方が、
一緒に歩いて、リハビリをしてくれている。

筋肉がつけば大丈夫だ。



そして、窓から外を見ることができるようになった。
これまでは、首が下に向いていたので、
窓越しに外を見れない。

外に出て景色を見ても、、
焦点が合わず、花、木がわからなかった。

今は、窓から景色を眺められる。
竹の青さ、
百合のかわいさ、
澄んだ空をちゃんと認識できて、
喜んでいる。


目線より上を見れるようになったのは、
すごい、快方だ。



良かった・・・



やはり夏の暑さと、水分の影響と思う。
9月になって、まだ暑い日もあるが、
外ではちゃんと、秋の虫の鳴き声が聞こえる。
人の体も、季節の変化を感じ取る。



今日の花子さん。 

2013年9月10日  

微笑んでいると、
とても要介護5には見えない。



僕が病院へ行って花子さんに話しかけるのは、
決まり文句。

元気だね。

良かったね。

みんな、優しいね。

美味しいね。

嬉しいね。

幸せだね。

そして、必ず声を出して笑いかける。

笑いは伝染するんだな~
花子さんも、笑顔で答えてくれる。

決して、マイナス言葉は言わない。

心配ないよ。

これもダメなんです。
心配」は、不安を呼ぶ。
ないよ」は、否定の言葉。

認知症の人は、言葉の流れではなく、
一言が、印象に残る。

嫌?

怖い?

もダメ。
相手から出てくる返事は、
うん」だから。

暗い気持ちになる言葉を使わないだけで、
とらえ方が、全然違う。

あとは、笑顔だな。
笑えない状況で、ひきつった笑顔になるかもしれないが、
笑っていれば、安心する。



さて、晩御飯。

花子さんは、鮭の野菜あんかけ定食。

鮭の野菜あんかけ定食 

僕は、豚肉の冷しゃぶと冷奴。
共に、薬味たっぷり。
お酒は、神奈川の相模灘、
純米吟醸 雄町 生原酒


冷シャブ  
   
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