花子さんの病室が変更になった。
一番奥の、二人部屋だ。


病棟には13部屋あり、41人が入院している。
症状に合わせ、たびたび部屋の移動がある。


以前、誤嚥性肺炎をおこしたときは、
ナースステーションの前の、
一番手前の部屋だ。

今回は、一番奥の2人部屋。

これは、穏やかで安定しているので、
ナースステーションから
一番遠い所でも、大丈夫という判断だろう。


病棟は、一人部屋が、一室。
不穏時期の、隔離室が二室。
二人部屋が、一室
あとはすべて、四人部屋だ。

二人部屋だと高くなるが、病院側の都合なので、
料金は同じ。


この病室は、ベッドが2台と、
各部屋のベッド横に備え付けの、
着替えなどを入れる、高さ60cmくらいのロッカーが
まとめて、置いてある。

認知症病院なので、病棟内を徘徊する人がいて、
各部屋に入り、ロッカーを開けて
着替えを引っ張り出してしまう人がいる。

二人部屋はスペースがあるので、移動している。


徘徊する人を歩かせないように、
ベッドに拘束したり、
部屋に鍵をかけて防ぐのではなく、
自由に徘徊できるように、
ロッカーを1ヶ所にまとめている。

スタッフが、ロッカーの着替えを一々取りに行く手間より、
患者を歩かせることを選んだ、病院の好判断だ。

花子さんは、ロッカーに全く興味を示さないからな。



花子さんは、笑顔が絶えることない。
誰が話しかけても、ニコニコして相槌を打つ。

言葉は少なくなった。
話しても、意味不明の文字重ね。
だが表情はあるんで、こっちで読み解く。

車椅子からは降りられない。
僕が夕食介助で行った時、
出来るだけ歩かせるが、
10分で、疲れてしまう。

歩く時も、前傾姿勢。
顔が上を向くことはない。

食欲はある。
毎回、きれいに平らげる。

今の段階では、これで十分。



今日は、横浜市青葉区役所で、
「徘徊認知症高齢者連絡会」があった。

出席者は、
警察、消防署、区役所、地域包括等の公的機関。
電車、バス、地下鉄、タクシー等、交通会社。
区内の、特養、老健、介護施設。
認知症サポート医。

これだけの関係者が集まり、
徘徊で行方不明になった時に、
出来るだけ早く発見、保護に
協力する仕組みを話し合う。

その説明会だ。
僕は、介護家族の体験談として、
15分だけ、お話しをした。

なんたって、僕は、
徘徊で、いくつもの大変な経験を持つ
超ベテランだから、
話せることは、いくらでもある。

初めての場への参加。

介護家族としては、システムを知って、安心できるし、
参考になった。

家族の思いを話させてもらった。



終了が17時。
緊張して、多少疲れたが、
いつものように、花子さんの食事介助に、病院へ。

配膳されるのが、18時。
ぎりぎり間に合った。

花子さんに、たくさん話しかけ、
笑顔を引き出しながら、食べさせる。

そうすると、僕の疲れも吹き飛ぶんだな~

僕が癒しをもらいながら、介護されているみたいだ。

では、晩御飯

花子さんは、マッシュポテト定食 

マッシュポテト定食 

僕は、メカジキのムニエル。
お酒は、宮城の浦霞

メカジキのムニエル 

   
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