19時に病院から戻り、
お袋を布団に入れ、
20時から、僕の好みの飯を作り、
のんびり、テレビを見る。

晩酌をしながら、1時間、
テレビを見て、ゆったりするのが、楽しみ。

テレビは、いつも録画をしている番組。

ドラマ、歌、特番、ニュース・・・
その時の気分で、番組を決める。



今日は、ドラマ。
昨年から溜めおいた番組の、
ようやく最終回を見れた。

題名は覚えていないが、
夫婦で癌になった実話のドラマ化。

これまでの回も、いろいろ考えながら見ていたが、
最終回は、

もうダメ。

自分に置き換えて見てしまった。



涙がボロボロ出て、
終わったらすぐにテレビを消す。

無音状態の中に自分がいる。

頭の中には、花子さんのことだけが、
グルグル回っている。



若年性認知症。



なんて、残酷な病気なんだろう。


52歳で発症し、今は62歳。
僕と二人の歴史、
息子の成長。
その時々に起こる、

感激、感動。

子供の成長と、二人の生活の喜び。
たくさんの迷い、でもそこからの克服。
汗を流し、涙を流し、笑いもたくさんあった、生活。
その中での、充実感。

そんなことも、記憶からなくなる。

すべて。



そして、今の62歳から・・・
迎えたであろう、

喜び、満足、楽しみ、
自由、張り合い、

幸福。

それらの生活も、すべて奪われる。



なんで、こんなことになったんだろう。
涙が止まらない。



もうわかったことで、
それらを乗り越えてきたと思った。
勘違いだった。

いつも、重くのしかかっている。
絶えず、花子さんのことを、考えている。



今までの苦労してきたことを
これから楽しみに変えていくはずだったのに。

花子さんには、何も与えられない。



ドラマは、たくさんの思い出を抱きながら終わった。
でも、認知症にはそれがない。



なんか、



辛い。






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