花子さんの症状がどうも安定しない。



一昨日、いつものように5時半に病院へ行った。
看護師さんから、

今、お部屋で横になっています。
3時のおやつの時、大きな声が出ていて、
表情も、今までにない、険しい顔になっていました。

ベッドに入っていますが、
寝ないで、ずっと声を出しています。



病棟に入る前、
ドアのところで、すでに花子さんの声は聞こえていた。


部屋に入ると、きつい表情で、
声を張り上げている。

大きく叫んでいるので、
声もかすれてしまっている。

花子ちゃん、お父さんだよ。
今来たよ。
もう大丈夫だよ。
安心しな。

目は宙を見上げ、
僕の方を向くことはない。

視線の先に顔をもって行くが、
焦点が合わない。



苦しそうだ。
辛いだろう。


いくら声を出して訴えても、
誰も助けてはくれない。

悲しさで、
必死に、声を張り上げる。


花子さんの中では、
今、
真っ暗闇に放り出され、
悪魔の声が響き、
目の前には、地獄絵が見えている・・・
と思う。


必死な形相から想像する。



僕たちだって、
そんな状況の中に置かれたら、
泣き叫ぶに違いない。

でも、花子さんの頭の中では、
現実に起こっている。



一番辛いのは本人だ。
大声を出して訴えているのを
受け止めてあげないと。

大丈夫だよ。
安心しな。

もう、怖いことは何もないよ。

お父さんだよ。



なかなか今の世界に戻ってこない。


食事介助をしながら、
手をさすり、
話しかける。


口を開けるタイミングでスプーンを運ぶと、
食べることはできる。



昔話をしてみた。


とよさん、
武雄さん覚えてる?

花子さんの両親だ。

かずさん、ひろさん、まささんは?


3人のお兄さん。

花子さんは4人兄弟の、
末っ子一人娘。

みんなに、かわいがられた。



花子ちゃんは、かわいかったな~
美人だったよな~


少し反応がある。

お母さんや、お父さんどうしてるかな~
会いに行こうか。


だんだん、怒りの顔が薄れ、
穏やかな顔になった。

話を続けるうちに、
笑顔も出てきた。


良かった。


夕食も完食できて、
お茶も400cc飲ますことが出来た。

部屋に連れて行ったら、
落ち着いて座っていられた。



昨日は、友人と会ったので、
病院へ行けなかった。


20時に、同じ病棟に入院している戦友から
メールが入った。


ご報告。
花子さんは声も出ずに穏やかでした。



ありがたいことです。
皆さん、気にかけてくれている。
支えられている。



明日は東京で「彩星の会」(若年認知症家族会)が
あるので、また病院へ行けない。

今日、お袋のデイサービスの迎えがすんだら、
病院へ行ってみる。




様子はいかがでしょうか?



では、晩御飯。
花子さんは、タラのムニエル定食

タラのムニエル定食 

僕は、鶏の水炊き
お酒は高知のしらぎく

鶏の水炊き 


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