いつものように花子さんの病院へ行く。

病棟入口で、ドアホンを押したら、
ケアスタッフの方がドアを開けてくれた。

今日、病室が変わりました。
ナースステーションの横に移りました。


エッ!
大丈夫ですか?


今、看護師を呼びます。


花子さんが入院している病棟は、
4人部屋が10室ある。

ナースステーションの横の病室は、
絶えず見守りが必要で、
看護師がすぐに駆けつけられる、
病室。


看護師が来て説明してくれた。

今日の午前中、
花子さんに、チアノーゼが出ていました。

痰が大量に、喉に詰まっていたので、
すぐに吸引をしました。

昼食は食べられて、今は落ち着いていますが、
いつ詰まって
窒息状態になるかわかりませんので
病室を移しました。

それから、いつも上を向いて口を開けているので、
口内が乾燥しています。
舌が丸まって、喉を塞ぐ感じです。
これも注意しないといけません。

ありがとうございます。
緊急対応して頂いて助かります。


チアノーゼとは、

「顔色が青白くなり、唇が紫色になるという症状。
 肺機能低下が慢性化して、呼吸困難の状態が続くと
 チアノーゼが現れるようになります」

「本来、咳や痰というのは、体を守るための防衛機能です。
 気管にウイルスなどの異物が入ってきたときに
 追いだそうとして出るのが咳、
 ウイルスなどの異物を絡めとった粘液が痰です。 

 しかし、肺機能低下状態になると
 この咳や痰が出やすくなります。
 病気の影響が、呼吸器に現れやすくなっている証拠です。
 あまりにも咳や痰が出やすい状態が続くなら、
 肺機能低下を疑いましょう。」
  (ネット検索 「肺機能を高めるには」 より)

ベッドに横になっている。
喉に詰まらないよう、上体を起こして、
体の横にはクッションが置かれていた。

花子ちゃん、どうしたの?
大丈夫?


始めは反応が薄かったが、
僕と目を合わせ、
どうにか、わかった様子。

看護師に歩かせて良いか聞いてみた。
体には異常がないので、
了解をもらった。

足取りはしっかりしている。

花子ちゃん、どう?
お元気ですか。

楽しいね。

良かったね。

みんな優しいね。


いつもと同じように声掛けをして
廊下を歩く。

ようやく笑顔が出てきた。


食事が運ばれてきたので、
デイルームに行き、食事介助。

例の、ミキサー食だ。

時間はかかったが、
咳き込むこともなく、
何とか完食できた。

どうにか、大丈夫そう。

今日の花子さん

1月5日

命の危機があったとは思えない
笑顔を見せる。
(歯はないが 笑)



重度の認知症の症状を知っている人、
そしてまた、同じような状況で
介護をしている方にとっては、
奇跡だと思う。

今あらわれている状況は、
(Dr.が言う)終末期に近づいているのかも。

でも、
脳から体に伝える指示は衰えて、
認知症は進行していても
本能的な、感情、表現は残っている。



認知症

すべてがダメになるわけではない。



花子さんの残っている能力が、
介護者を、温かい気持ちにさせてくれる。



辛い介護をされている人がたくさんいる。
僕なんかより、もっと愛情を持って
接している人でも、
認知症で現れる症状は、
100人100通り。


なかなか笑顔は出ない。



ありがたい。



さて、晩御飯
花子さんは省略。

僕は、激辛純豆腐(スンドゥブ)
お酒は、石川県松浦酒造の獅子の里

激辛スン豆腐



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