3日前、
花子さんのところへ行ったとき、
准看護師さんがちょうど来て、
検温を行った。

パジャマのボタンの間から、
脇の下に体温計を入れる。

あれ?
赤いオデキがあるけど、
虫にでも刺されたのかな。

本当ですね。

パジャマをめくってみると、
なんと、

左の胸から肩、背中にかけて、
赤く腫れた、ブツブツがいっぱいに広がっている。

准看護師さん、部屋を出て
担当看護師さんを呼んできた。

水泡もできてますね。
ヘルペスかもしれません。


私が午前中検温をしたときは、
反対側だったので、
気が付きませんでした。

花子さんはベッドに寝たきりなので、
褥瘡防止のため、
1日に8回、体位変換をする。

唾液と痰が溜まるので、
必ず、左右を変え、
横向きにして寝る。
 
壁にはスタッフにわかるように
理学療法士が作った、ポジショニング図が
貼られている。
 
ポジショニング 
  ( 9月の写真なので、
    痛々しいけど、ご勘弁を
    今は、もっと元気 )

腫れは、胸の片側だけに出ているので、
左を下にしていると気が付かないようだ。
 
担当医が来た。
 
薬を出します。
 
すぐに、皮膚科医が来た。
 
帯状疱疹ですね。

1日に4回の服薬が始まった。
 
 
 

僕は帯状疱疹になったことがないので、
家に帰って、すぐに調べた。



子供のころにかかった水疱瘡のウイルスが
神経節に残り、
何年も潜伏している。
 
免疫力が低下したり、大きなストレス、過労から
神経節から出て、活動を再開する。
皮膚に、帯状の水ぶくれを作る。
体の左右どちらかに出てくる。

水ぶくれから、かさぶたになるまで
3週間から1か月かかる。

腫れが出るまでは、チクチクした痛みが出る。
水泡が出るころは、刺すような鋭い痛みに変わり、
衣類と触れるようなわずかな刺激にも、
ピリピリと強い痛みを感じる。
 
人によっては、腫れは治っても
痛みだけは、いつまでも続くことがある。
 
 
  
なんということだ。


 
花子さんは、痛みを訴えることが出来ない。

かゆみ、苦痛があっても、
声を出し、助けを求められない。

手を、意思通りに動かすことも難しいので、
触れて、苦痛を和らげることもできない。
 
痛みによっては鎮痛剤を出されるが、
頼めない。


顔をしかめ、
呻くことだけだ。
 

ただ、ただ、耐えるだけしかない。
 
 

これまでの厳しい状況を、
一生懸命我慢して、
生きることを頑張っているのに、
 
なおかつ、

こんな試練を与えるとは。。。
 

 
悔しい!
 

 
情け容赦ない神を恨む。




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本日、このブログ訪問者数
4,000,000を超えました。

(スマホで見ている方は、
 一番下まで行って、
 PCビューをクリックすると
 パソコンと同じ画面になり、
 カウンターが見れます)

このキリ番を狙っていたんだけど、
たくさんの人に来ていただいて、
逃してしまった。



ブログをやっていて、
本当に良かったと思う。

どれだけ、
皆さんから励まされ、力をいただいたか。


今回更新ができなかった時も、
何度ものぞいてくれて、
更新したと同時に、
コメントをもらい、
カウンターが増え、
一気にランキングも上がる。



何度も書いているが、

会ったこともない、
見ず知らずの僕に、
こんなにも心配をしていただいて、
励ましをもらえる。


支えて頂いている。


ありがたいことです。


僕は、講演を頼まれたときに、
いつも言っていることがある。


花子さんの介護ができ、
一緒に暮らしていけるのは、
三つある。


家族会。
制度。
そして、このブログ。


戦友ともいえる仲間と、
支えてくれる人達。
たくさんの勉強をさせてもらい、
自分の居場所を作ってくれた。
  ↓
家族会


生活していく中で欠かすことができない。
そして、その中で支援してくれる、
専門職の人たち。
  ↓
公的制度


励まさられ、励まし。
自分を見直すことができる。
嘘、偽りのない、本音の吐出し場所。
  ↓
ブログ


これがあったから、
介護の世界に生きる、今の自分がある。




来月でこのブログをはじめて、
11年。

まだまだ続けていく。


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花子さんが入院している病院は、
患者一人に対して、
3人のリハビリ専門職が付いている。

PT…理学療法士
OT…作業療法士
ST…言語聴覚士

3人がそれぞれ週に2~4回入り
リハビリを行う。

僕は毎日病院へ行っているので、
PT、OTとはハビリの時に話が出来ていた。

でも、STは午前中の業務が多いらしく、
面会時間と会わないので
話をすることが出来なかった。



僕が一番重要視しているのは、
STだ。

STは、話す、聞く、そして
「食べる」ことを高めるスペシャリストだ。



相談員の方に、面談をお願いした。

一時間後に、来てくれた。



食べることに繋げられるよう、
僕の思いを話す。

  今はまだ、これまで衰えた体力を回復させるための、
  栄養補給の段階。

  体力が付き、胃腸が受け入れ始めれば、
  胃ろうを希望する。

  でも、胃ろうが最終ではない。

  そこから、口で食べることの喜びを
  再び、あじわせたい。

僕の希望を聞いたうえで、
現状を話してくれた。


今花子さんは、唾液を誤嚥して
肺炎を起こしている状態です。

これは嚥下障害としては、最重症となっています。
今は口から食べるということのリハビリではなく、
口腔ケアがメインになります。

私たちSTも、口内の衛生状態を保つことが中心です。

わかりました。
誤嚥をしても、雑菌が入らなければ
肺炎にならないと聞いています。
よろしくお願いします。

ただ、今は体力がない状態です。
これから体力がついて、
機能の回復が見られるようでしたら
次の検討を、お願いします。

1時間近くの面談だった。

STが話していた、
「摂食・嚥下障害の臨床的重症度分類」と言うのが
これだ(クリックすると大きくなります)

摂食嚥下障害 

7段階に分類され、唾液誤嚥は最重症になっている。
訓練も困難な段階らしい。



現状を見れば、STの判断は適切。
口から食べ物を入れるのは到底無理。
 
僕もその通りだと思う。
口腔ケアに力を入れて頂いて感謝する。



病院へ行ったときには
僕が相変わらず行っている、
顔のマッサージと、口腔ケア。


持ち込みのスポンジブラシで、
口腔内を掃除し、汚れを取る。
何も食べていないが、カスが溜まっている。
 
刺激を加える。
舌の動きも良く、反発もある。
唇の閉じもできる。


希望は捨てていない。
 
7tudougu  

引出しに入れている七つ道具。
スポンジブラシ、耳かき、くし・ブラシ、爪きり、
リハビリ用スプーン、リップクリーム2種、
寝癖直し、フェイスクリーム、綿棒。
 
毎日のお手入れ用品。


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10月4日から中心静脈点滴栄養に変わった。

初めのころは、
1日に、総熱量840kcal/非蛋白熱量720kcal
数日前から、総熱量1230kcal/非蛋白熱量1050kcal
に増えた。

栄養状態が変わってから、目が開くようになった。
また、今日は、
僕が呼び掛けると、
口を開けて笑った。

H28.10.22 
  (10月22日)

今月初めのころとは大違い。

H28.10.3 
 (10月3日)

顔色も赤みが増して良くなり、
声がする方に目を向ける。

Dr.と話をした。

栄養が入ってから、はっきりしてきました。
ただ、まだ熱が出ることがあるので、
経鼻経管栄養に戻すのは、
もう少し様子を見ます。


表情が出てきて安心しました。



まだ微熱がある。
数日前に、38度2分まで熱が上がった。
慎重に様子を見るのは変わらないが、
良くなるのを期待している。



10月3日の写真は載せるつもりはなかった。
重度の段階を見せるのは、
僕も、花子さんも、嫌だ。

見る人も、良い感じは持たないはずだ。

でも、現在の、
快方に向かっている様子を伝えたくて、
あえて載せました。

今の写真を載せるのも躊躇したけど・・・



カロリーが増えてから、
酸素マスクが外れ、
鼻から胃液を出す、「開放」もなくなった。

痰の吸引も、前より少なくなっている。

鼻にはまだ管が付いているが、
これは、痰が出るのを抑える漢方薬を注入するため。
口から薬を飲ますのは危険なので、
鼻から直接胃に入れる。




ブログの更新がなかなかできなかった。

たくさんの方に、心配をかけてしまった。

カウンターの訪問数が変わらないのは、
開いてくれる方が多いからだろう。

すみませんでした。



上の10月3日の写真のころ、
すごく気持ちが落ち込んだ。

並行して、色々なことがあった。


も~~、、大変だった。


少しずつ整理して、、
花子さんの笑顔も見れたし、
大丈夫。

今は花子さんのことが第一。


やっぱり、僕が元気でいるのが重要。
  今さらながら (笑)


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先週の水曜日28日から
ようやく経鼻経管から脂肪が入り始めた。
でも、一日で誤嚥性肺炎が再発して
経鼻栄養はストップになってしまった。

名前を呼ぶと僕の方を振り向き、
目で探す。
一度、笑顔が出た。
 
 
腸が痩せているのと、
胃ろうにした場合の体力がないので
すぐに造設はできないとのことだった。

体力をつけるために、
経鼻経管栄養になる。
でも、また肺炎。

30日金曜日に、
Dr.と相談し、
中心静脈点滴栄養を頼んだ。

手からの点滴ではなく、
太い血管からの点滴。
水分だけではなく、栄養も入る。

血管に直接なので、
リスクはある。
でも、今の花子さんに体力をつけさせるための
栄養補給は、これが最適。


3日の月曜日に処置が行われるはずだったが、
医師の都合で4日になった。

処置は無事に済み、カロリーの補給が始まった。
 
長期の中心静脈点滴は避けたいと思っている。
体力がついてくれれば
胃ろう造設をお願いするつもりだ。
 
転院して胃ろう造設を決め、
すぐにでも栄養補給と思っていたが
すでに1ヶ月近く
かかっている。


色々と考え、悩みすぎて対応が遅れたのかもしれない。
でも、悩んで決めた結果なので、
後悔はしないように思っている。
 
 
本人の気力はまだ衰えていない。

僕も気力を振り絞っている。
でも、バランスが崩れてきている。
 

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