僕が花子さんのところへ行くのは、
いつも、17時から18時の間。
そこから、約一時間いる。

看護師さんとはコミュニケーションを取っているが、
時間が遅いので、Dr.、リハビリスタッフと会えない。

昨日、雪の中、14時に病院へ行ってきた。

Dr.、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、と話が出来た。
言語聴覚士(ST)は仕事中で、目で挨拶をした。


Dr.に、胃ろう造設までたどり着けるかを聞いた。

延命処置はしないと思っていたが、
悩み悩んで、胃ろうをお願いした。
決めたからには、早く造設をしてほしい。

体力をつけさせたい。

今の病院は、医療療養型病院。
入院期間も、3ヶ月から6か月となっている。

その後は、転院、施設、または在宅。
それには、胃ろうでの栄養管理が一番良いと思う。

Dr.から、

今はまだ中心静脈栄養でもう少し体力をつけます。
今の状態だと、腸が栄養吸収できません


胃ろうはできるようになるのでしょうか。

いつになるかはっきりとは言えませんが、
そのために準備をしています。


胃ろうをあきらめていないというのを聞いて安心した。


PT、OTとも話をした。
リハビリが重要だと思っている。

2人が毎日花子さんのリハビリをしてくれている。

ベッドの横に座って、
姿勢を見ています。
発熱がなく、調子の良いときは、
30分くらい車椅子に移乗して、
デイルームで過ごしてもらってます。


エッ!車椅子に座らせてもらってるのですか。



しばらくして、
リハビリが始まり、
車椅子に乗せてくれた。

中心静脈点滴がつながっているので、
無理かと思っていたが、
スタンドに点滴剤を吊るして一緒に移動。
デイルームに移った。

安定した座り方が保持できないので、
腰、肩がずれてしまうが、
そのたびに位置調整。

声は出し続けている。
わめき声だが、
嬉しい言葉と、勝手に理解。

窓からは、雪景色が見える。

花子ちゃん、
今日は雪が降ってすごく寒いんだよ。
でも、白くてきれいだね。

座れてよかったね。
楽しいね。

反応がなくても、ずっと話しかける。


理学療法士が付いてくれて、
状態を確認する。

ついでに、雑談も。
これが大事。

花子さんの元気だったころを話す。


思いもかけず、
車椅子の花子さんを見ることが出来た。

回復が見られる。


これだけでも、転院して良かったと思う。


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花子さんは、超々低空飛行ながら安定している。

中心静脈栄養からは、カロリーのほか
脂肪、マグネシウムも入っている。

微熱は続いている。
痰の吸引は相変わらず必要だ。

だが、最近は笑顔も出してくれる。
何度も話しかけ、顔をなでて
やっと出てくる、わずかな微笑だが、
それで十分。

反応を見られて安心する。

鼻から胃へ薬を入れる管は相変わらず。

2016.11.17  

見苦しい写真かな。

でもいいか。
僕にとっては幸せの表情だから。


僕が行ったときは、口腔ケアのほか、
手、腕、足、脚にクリームをつけながらマッサージをして、
伸縮運動も加えた。
拘縮はなく、しっかり伸びる。

花子ちゃん、ずいぶん細くなっちゃたね。

と、つぶやく。
昔、からかった太い手足が懐かしい。



来週あたり、Dr.との面談をお願いしよう。

次のステップへの相談だ。

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花子さんの帯状疱疹は治まってきた。
今はかさぶたになってきている。
 
幸いなことに、苦しみの表情は見ないで済んでいる。


10月27日に発見して、
28日から薬が始まった。
 
薬の期間は決められているらしい。
 
11月2日には薬の服薬が終わった。
でも、その時は、まだ水膨れもある。
 
これで、治療終わり??
 
そう思ったが、長期間の服薬はできないらしい。
 
その後塗り薬で治まってきた。

痛みで苦しそうな表情も見せず、
どうにか乗り切れたようだ。
 
 

ネットで検索すると、
たくさんの情報を得ることができる。
コメントでもアドバイスを頂ける。
 
早期発見、早期治療が
良い結果をもたらしたようだ。
 
水ぶくれの手前、
何かしら皮膚に赤みの異常が出てから
48時間以内に治療を始めると、
抗ヘルペスウイルス薬の効果が出るらしい。


幸い、入院をしていて、
気付きが早く
発見と治療が、素早くできた。
 

でも、痛みはあったと思う。
耐えて頑張った花子さんに
感謝をする。
 
 
僕も一緒に痛みを感じてしまうからな~



これ以降は、まだまだ先の話。
 

認知症の人と家族の会神奈川県支部代表で、
本部副代表の、杉山孝博Dr.から聞いた話がある。

神奈川県支部のつどいで話された。

認知症の終末期は、痛みを感じることが少ない。
亡くなるときは、痛みと苦しみの表情を出すことなく、
穏やかに息を引き取る。

癌を併発して亡くなる人でも、
認知症の人は、痛み止めを打つことがない。


これは、認知症の人と家族の会の会報
ぽーれぽーれにも発表している。

理解しがたい言動に振り回され、
24時間見守りの必要な認知症の人の介護は、
介護家族にとって大きな負担がかかる。
しかし認知症の人の終末期は、
苦痛の訴えが極めて少ないのが特徴だ。

たとえ癌があってもモルヒネなどの麻薬を使う例は
ほとんどないと言ってよい。

大井玄・東京大学名誉教授が都立松沢病院外科病棟の
進行がん患者についてカルテを調査した研究がある。
それによると、認知症のない23名のうち、
痛みを訴えたのは21人(91%)で、
13人(57%)に麻薬を使った。

認知症のある患者(20例)では、
痛みを訴えたのは、4例(20%)、
モルヒネを使用したのは0例(0%)であったということです。
麻薬を使った人はいなかった。

認知症は、終末期の苦痛や不安を、
ベールをかぶせるように
軽くする仕組みではないかと思いたくなる。


と書かれている。


これは、介護家族にとっては救いの言葉だと思っている。

生きている間、苦しみに耐え、
不条理な生活を強いられ、
つらい悲しみを持っている。

でも、亡くなっていくときは、
苦しむことなく、
穏やかに息を引き取る。

看取った介護家族は、
安らかな最期を見送る。
 
 
 
最後の形をわかっているからこそ、

今を精一杯向き合いながら、

介護をする。

 
(医療用麻薬のモルヒネは、安全性、有効性が
 認められており、ガンなどの痛み緩和に
 多く使用されています)

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