花子さんの主治医は、
一週間に一度、
毎週水曜日に病院へ出勤する。

前回の面談から一週間。
今週24日も面談を入れてもらった。

肺炎の症状を聞く

熱は下がりましたが、36.7~37度の
微熱は続いています。

血液検査をしたところ、
炎症反応(CRP)は0.5で下がってきています。
白血球は、17,500です。
まだ高い状態が続いています。
もう1週間、抗生物質の投与を続けます。



先週聞きそびれたこと、
そして、聞いておかなければいけないことを質問した。

今水分補給の点滴だけになっています。
これからも、経口摂取はせずに
点滴だけとのことですが、

余命はどのくらいでしょうか。


すでに7月から点滴になっています。
途中、経口もありましたが、
わずかな量なので、十分な栄養になっていません。

あと、一か月と診ています。

エッ!!
一か月ですか。


その人の持つ体力によって違いは出ますので、
断定はできませんが、
これまでの経過からそのように診れます。


僕には全く想像できない。
こんなに表情が豊かなのに、
あと一か月の命なんて。



何も食べさせなく、
点滴だけで死なせるのは、
どうしても我慢できません。

誤嚥から詰まらせてしまうリスクは
私が背負いますので、
少しでも口から食べること。
味を楽しませることはできませんか。

私たち医師は、病気を治すことに努力をしています。
命の危険がわかっているのに、
食べさせることはできません。


このまま何もせずに点滴だけで死なせて良いのか。

延命措置は望んでいません。
それは、認知症の進行から意識もなくなり、
寝ているだけの状態を想像していたからです。

これまでも、頑張って、生きてきたので、
胃瘻や経鼻経管栄養などの
延命措置はしないと決めていました。

でも、まだ感情があり、生きる力がある今、
何もせずに看取ってよいのか。

だけど、、、
止めることが出来ない、
認知症の進行を考えた時、
延命が適当なのか。

毎日、絶えず考え、
気持ちが揺れ動いています。

認知症の発症からすでに12年経っています。
胃瘻をする意味があるのかです。
ただ、これは家族の判断です。

ご主人がどうするか決めた時は
そのようにします。

このまま点滴を継続する場合は、
最後までこの病院で看取りをします。

他の方法を選択する時は、
精神科の病院での入院は限界がありますので、
療養型病院へ移っていただくようになります。




ひと時も頭から離れることなく、
絶えず、絶えず考えている。


今日の夜、息子夫婦と会う。
今週初めに、会ったばかりだが、
日々変わる状況を話す。


家族会の先輩達に電話をして、
話を聞いてもらった。
明日も会う予定。

ほかのDr.、専門職からもアドバイスをもらう。

今月の12日以降、5か所の療養型病院を回った。
今日も午後に1か所予約を入れてある。

このブログを通じて、たくさんの方から
コメント、メールを頂いた。
僕にとって、大きな支えになっている。
すごく感謝をしています。


来週の水曜日も、
Dr.との面談を入れた。
週に一度が歯がゆい。

緊急性が必要。

それまでに結論を出す。



昨日も花子さんのところへ行ってきた。
今も、口腔ケアと、口腔ストレッチを行っている。

相変わらずの笑顔を見ながら
話しかけていると、
涙がにじんでくる。


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コメント
胃瘻で回復した
今週、妻を療養型病院にレスパイトケア入院させて、94歳になる母のお見舞に行ってきました。
3年前、予後は持っても3か月と言われ、意識があるうちはと、兄と相談し胃瘻をしていただきました。
胃瘻処置後、栄養がいきわたり、また口から食べられるようになり、今では自分で車椅子を操作して動けるようにまで回復していました。
年に一度しか、見舞いに行くことができませんが、今年は私の事を認知したのか手を握り返してもらえました。
まだまだ笑顔も残っていて、意識があるのであれば生きる力はあると思います。
飲み込み圧や咳嗽力が向上すれば、嚥下機能は回復し再び食べられるようになると思いますが、胃瘻を延命ではなく回復の手段としても考えていただきたく思います。
私も延命処置には疑問を持っていますが、感情が残っているうちは、回復の手段と考えています。
2016/08/26(Fri) 14:18 | URL | masayuki | 【編集
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2016/08/26(Fri) 15:32 |  |  | 【編集
今のお気持ちお察しします。延命の考え方はまだまだ命に関わっていない時と期限を宣言された時とは気持ちが違ってきます。自分も親に胃ろうの選択をしました。92歳2年めです。介護5、入院により寝たきりとなりました。自分の自由は限られます。夜も痰の吸引で二回ばかり起きます。
でも まだ言葉も交わせます。笑顔も向けてくれます。寝たきりでこんなのもう嫌だ と聞くと こんなに看てもらえて 嬉しい 幸せだ と返してくれた事があります。
エゴでもいいではないですか 今まで頑張ってこられたのです。ご褒美の時間をもらってもいいのです。あるいは もう頑張ったから十分 と思われるかそれも正解かもしれません。 ただ 頑張って来られたからこそ 悔いの残らない道を択ばれて下さい。
2016/08/26(Fri) 18:45 | URL | みつ | 【編集
私はきっと
いつも花子さんの状況が気になっていましたが、水分補給の点滴だけで、余命1カ月というのは・・・。ただただ悲しいです。
命にかかわるから、口からの摂取は認められないと言いながら、余命を伝えるというのは、何となく納得できません。
すみません、私の勝手な思いです。私の妻、サキさんも今は食べられますが、いつ食べられなくなるか、分かりません。
私は、その時きっと延命治療を望むと思います。石にしがみついてでも、わらにすがってでも、生きていてほしいです。それしか考えられません。
笑顔の素敵な花子さん。スリブリさんの思いが届くことを願います。スリブリさんの下す答えを、私も参考にさせていただこうと思います。
2016/08/26(Fri) 21:03 | URL | サキさんの夫 | 【編集
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2016/08/27(Sat) 00:11 |  |  | 【編集
胃瘻の決断をしても、内蔵の位置にも個人差があって、胃壁の前に腸管があって造れないこともあります。
どんな決断をしても、皆さん、ずっと見守っておりますから。
2016/08/27(Sat) 01:57 | URL |  | 【編集
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2016/08/27(Sat) 08:08 |  |  | 【編集
同じような進行の義母がいます
ここ半年ほど、義母と重ねながら拝読させていただいています。誤嚥性肺炎の状況、発熱の具合、お写真から想像する花子さんの心情、ほぼ同じ経過をたどっているように思います。
義母がお世話になっている民間の療養型施設の主治医とは数ヶ月前に『発熱は施設で可能な範囲、すなわち抗生剤と点滴で対応すること、胃瘻などの延命処置は望まない』事を確認しております。
現在は、高熱の時は点滴で対応、微熱・平熱に戻れば本人の食欲にそって極力口から食べさせる、の繰り返しです。正直なもので、少しでも食べられるようになると本人の表情も機嫌もみるみる良くなります。
私にはよくわかりませんが、これが病院と施設の違いでしょうか?花子さんに食べる意欲があるのに、点滴のみで最期を待つというのは、到底信じられません。
もちろん、食事が原因で義母に万一のことがあっても、私たち家族は一切不満はありません。精一杯対応していただいているスタッフの皆さんには感謝しかありません。
いてもたってもいられず、書き込ませていただきました。頑張って下さい。
2016/08/27(Sat) 09:44 | URL | pocoapoco | 【編集
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2016/08/27(Sat) 16:41 |  |  | 【編集
母に胃瘻を造設して3年半、以後、一度も発熱はなく、もちろん誤嚥性肺炎もありません。嚥下が難しくなり肺炎を繰り返すようになった時、医師から看取りの話が出ました。でも、口腔ケアを拒むようになった母に「口が汚れていると病気になってしまう」と伝えると素直に口を開けるなど、家族にしかわからない彼女の生きる意志を確認し、決意しました。
一年間の老健生活を経て、今は自宅で介護しています。車椅子で庭に出たり、一緒にテレビを見たり、愛犬と寝たり、好きな音楽を聴いたり、ただ手を握り合ったり、アイスクリームを舐めたり…言葉は出ないけれど、ほほ笑みから母の気持ちは十分、伝わってきます。「今日も一緒にいてくれてありがとう」と言うと、涙を浮かべて頷きます。
訪問看護師さんは、「お母さまが最後の一滴まで命を全うできるように頑張りましょう」と言ってくれています。こうした穏やかな母の余生を見ていると、これは本当に延命期間なのかと考えさせられます。
吸引も必要ない母のような例の方が珍しいのかもしれません。ですから無闇に胃瘻を推奨するつもりはありませんが、胃瘻=延命と簡単に割り切れないことをお伝えしたくて投稿しました。
2016/08/27(Sat) 17:19 | URL | tosca | 【編集
いつも読ませて頂いております。
身内の介護はしていないのでコメントするのは憚られるのですが、介護士として書かせて頂きますね。
私も最初は胃瘻なんて可哀想(適切な言葉が見つからずすみません)と思っておりましたが、脳の萎縮により嚥下が出来ないだけで、他の臓器が悪くなければ、花子さんはまだまだお若いので、栄養が摂れればもう一度お元気になられるのではと思います。
胃瘻の方でも、絶対に口から何も食べられないわけでは無いので、まだ笑顔も見られるのなら、もう少し一緒に過ごせる選択をされるのも良いかと思います。
余計な書き込みと思われたら読み流してください。
お二人の時間が少しでも永く続きますように。
2016/08/27(Sat) 18:15 | URL | ハイジ | 【編集
花子さんがもし自分の気持ちをご主人に伝えられるなら何と言われるでしょうか。
このまま静かに何もせず来る日をむかえたいとおっしゃるでしょうか、好きなものを少しでも口にして美味しいと、感じたいとおっしゃるでしょうか。

6年前同じ状態の夫のことが重なります。
辛い、悲しい決断とその後の苦しみがありました。
スリブリさんのお気持ちを思うと言葉が出ません。ただ、ただ、あまり苦しまれないようにと願っております。
花子さんはまだまだ幸せを感じる事が出来るのではと思わずにいられません。
ご免なさい。
2016/08/28(Sun) 00:11 | URL | りら | 【編集
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