一昨日、病院で花子さんの嚥下機能検査が行われた。

僕が行くたびに行っている口腔ケア・リハビリで、
嚥下は良くなっていると感じていた。

それを、専門職の検査でどの程度
改善されているのか知りたかった。



今の病院へ転院した時にもお願いした。
でも、その時は、
「口を開けてください」「飲み込んで」等の
指示が入らないということで
行なわれなかった。

飲み込みも悪いとの事だった。


でも、僕の感覚では、
半年前より、
明らかに良くなっているのを感じていた。

再度、お願いする。


今のDr.は患者と家族の思いを大切にしてくれる。

一昨日、嚥下機能検査が行われた。


1時の予約時間より少し早めにいく。

口の中の、痰の塊を取り除く。
口腔ケアをして、
綺麗にしてから検査に臨む。


部屋には道具がセットされていた。

嚥下検査  

ゼリーと、トロミの付いた飲み物がそれぞれ4種。


歯科専門医.が入ってくる。

一緒に、ST(言語聴覚士・飲む、食べるの専門家)、
PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、SW(ソーシャルワーカー)
看護師、他にも数人が入ってきた。
 
嬉しい。
皆さんで見守ってくれる。
 
 
 
これまでの経過と、家族の思いを話す。
 
Dr.は熱心に聞いてくれた。
説明もあった。



嚥下機能検査開始。


機械、パソコン、がセットされて、
鼻からカメラを入れる。

喉の動きをみる。

 嚥下検査2

唾液のたまり具合を見る。

とろみの付いた飲み物を口に入れた。

ゴクンをする。

飲み込んでますね。
ゼリーを試してみましょう。


スプーンに少量のゼリーがのせられ、
口に入れた。

嚥下検査4

花子さん、ちゃんと噛んで、
喉の方にずらし、ゴクンをした。

1年9か月ぶりの口からの食べ物だ。

それだけでも喜びだ。

嚥下検査3

鼻から入れられたカメラで見ながら。

もう一口、二口。

大丈夫そうですね。

鼻からのカメラを抜く。

鼻から管を入れて痰の吸引。
ゼリーは出てこなく、
胃まで落ちていた。

Dr.から説明があった。

食べようと思えば、食べれます。
ただ、リスクは大きいです。

口から食べようという目的ではなく、
ある程度のお楽しみと言うことであれば
可能です。

ただ、低空飛行の状態ですので、
どこかでバランスが崩れると、
誤嚥性肺炎や、窒息と言うことが
起こる可能性はあります。

ご主人の熱意も感じます。

食べるのをすべてやめるという
状態ではありません。

少しでも食べて、生活の水準を
落とさないのも大事です。


ありがとうございます。
私も、すべて口からの食事が
できるとは思っていません。

元気な頃は食べるのが
大好きだったんです。

ほんの少しの味見程度でも、
口の中に入れて、
食べさせてあげ・た・い・・です。


嬉しくて、感動して、
最後は言葉が詰まってしまった。



僕が食べさせることになる。
上の写真の、ゼリー半分から。

いつも行く夕方だと、
もしもの場合、Dr.がいなく、
詰まった時、看護師の吸引もできないので、
14時前後に予約して行くことになる。

STも同席してくれるとのこと。



ようやく、ようやく、、、
念願だった、口から食べ物を入れることが
出来る。



2016年7月には、誤嚥性肺炎から、
何も食べられなくなり、
8月には、余命1か月の宣告があった。

その時、どうせだめなら、
リスクがあっても構わないので、
味見だけでもお願いできないかと
Dr.にお願いした。

その時、
医師として危険がわかっていることはできない。
と言われ、口に食べものを
入れることはできなかった。

そこから、二十一ヶ月、何も口に入れてない。



でも、僕は食べられるようになる可能性を信じ、
その時から、口腔ケアと、マッサージを
ずっと続けた。

NPO法人 口から食べる幸せを守る会 
理事長 小山 珠美看護師にメールを送り、
励ましの返事を頂いて
信じ続けてケアをしてきた。

ネットでやり方を検索し、病院へ行ったときは、
30分かけて、欠かさずおこなってきた、

唾液腺マサージ
口腔周辺筋マッサージ
口腔内ストレッチ
ガムラビング
(上記緑色は、クリックすると出てきます。小山さんも)

時には、ナースから注意され、
周りからは、無駄な行為とみられた。

転院した病院でも、
誤嚥でも一番重度な「唾液誤嚥」が
起こっているので、
壁には、

「禁食」

の紙が貼られていた。

でも、あきらめずに、ケアを行ってきた。

専門家のケアは入ってないので、
嚥下機能検査をお願いしても、
自然に良くなることはないので、
断られてきた。


でも、今回、実施していただく。


食べることができる。
努力が実った。


自分で、あまり自慢することはないのだが、
今回は、自信を持って言える。


認知症が進行して、
重度の、
終末期と言われる状態になっても、
リハビリを行えば、
可能性はある。


あきらめずに、やり続けて良かった。



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コメント
良かったですね!
まさに熱意が勝利しましたね
ケアは止めてしまうと一気に落ちてしまいます
それだけに、どれほどの努力をされてきたのかと、尊敬に値しますよ
油断はできないけど、食べる喜びは持ち続けてほしいですよね
切に思います
2018/03/09(Fri) 02:09 | URL | ウルル | 【編集
これは大変な成果だと思います!

言い方は大げさかもしれませんが
スリブリさんが蒔いてきた小さな種が
実ってきたと思いますよ。

本当に良かったです。
2018/03/09(Fri) 12:30 | URL | じゅん | 【編集
感動です!
スリブリさん

奥様、すごい😆⤴
良かったですね🎵
感動しました!

すごーい😆⤴
スリブリさんの口腔ケアの成果ですね。

夫は、食べられるのに嚥下検査で静かに誤嚥することがわかってしまいました。
夫もお楽しみ程度です。

食べさせると自分でスプーンを持って口に入れ嬉しそうな顔を見ると嬉しくなります。

特養に入所して、中断してしまいましたが、明日はゼリーを一口から、食べさせて見ます。

ありがとうございます。
2018/03/10(Sat) 00:25 | URL | らら | 【編集
「可能性がないと思われていることが、
実は、それまでやった人がほとんどいなくて成果が分からなかっただけ」ということって、あるのでしょうね。

あきらめずに、やり続けたスリブリさんを尊敬します。

それと、私はそういう努力ができること自体が、とても幸せなことだと思うの。
スリブリさんがひとりでやったことではなくて、花子さんとふたりでやってきた共同作業なんだと思うから。
幸せって、結果だけに左右されるものではなくて、ふたりでこんなにがんばってきた時間すべてにあると思うの。
2018/03/11(Sun) 16:33 | URL | かめこ | 【編集
スリブリさん
読んでいて、涙がこみ上げてきました。
誰がなんと言おうと、諦めない!という心。花子さんは、こんなにも愛されて本当に幸せですね。
スリブリさんの姿勢に、感謝の気持ちでいっぱいです。こんなに深い愛情をみせてくれて、ありがとうございます。
2018/03/13(Tue) 14:00 | URL | Yuko | 【編集
スリブリさんよかったですね。1年9ケ月でぶりですね。専門職の方に頼るばかりでなく花子さんを注意深く見つずけ守り実践、できると信じ、お二人の絆が通い合った結果が今のお姿と思います。スリブリさんがいて花子さん🎶花子さんがいてスリブリさん🎶出来たときは金メダル、出来ないときも敢闘賞。ウルウルしてしまいました本当によかったですね。
2018/03/13(Tue) 17:33 | URL | ハッピーみっこ | 【編集
凄い!!
感動しました!!
ほんとに良かったですね!!
2018/03/13(Tue) 20:50 | URL | ゆう | 【編集
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