当時のメモがあったので貼り付けます。
平成17年3月22日
今日、Nクリニックの紹介で、大学病院の精神科へ行った。
担当のO先生は、鬱病の症状を聞くより先に、色々な質問を始めた。
今日の日付け、自分の年齢、生年月日、子供の年齢、簡単な引き算。
先生の持ち物を5個見せてから、隠してもう一度聞く。
野菜の名前をできるだけ言わせる。
先生が立体図を書いて同じ物を書かせる。
車、鳥、電車、飛行機。覚えさせてから、10分後に思い出させる。
等々・・・
どれも普通に答えることが出来なかった。
普段の生活の中で、物忘れ、記憶力が悪いというのは感じていたけど、
目の前で繰り返される、異常な応答を見ていると、
僕自身、頭の中が真っ白になる感じだった。
かみさんを先に病室から出し、先生から説明を受た。
若年性アルツハイマー。
中期まで進行しているらしい。
MRIを見せられ、脳がわずかに萎縮していること。
回復はすることなく、これからは進行を遅らせる薬剤投与。
介護保険の申請。
ケア施設でのリハビリ。
説明を聞いても、ボーっとして先生の言葉が、頭の中で空回りしている。
現実が目の前に迫ってくる。
これからどうすればよいのか。
進行はどのくらいなんだろう。
今は物忘れだけど、重いアルツハイマーの症状が出てくるのか。
心配だ。不安だ。
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