夜中の2時半、
花子さんが、トイレに立った。

 

ちょうど、僕も、10分ほど前に
トイレに行ったばっかりだったので、
まだ、寝付けないでいた。

 

かみさん、いくら経っても、戻ってこない。
10分くらい待ったが、帰ってこないので、
そっと、見に行く。

 

トイレのドアは閉まっていた。
中に入っている様子。

 

別に何もなさそうなので、
ベッドに入る。
10分たったけど、まだ出てこない。

 

もう一度、見に行く。

 

まだ、入ったまま。
テレビが置いてある部屋の電気がついていたので、
消しに行った。

 

なんとなく、、、臭う。

 

な、なんと!!!!
テレビの前に、もっこりと・・・・

 

体が固まってしまった。
まさか!?

 

かみさんは、まだトイレに入ってる。
大騒ぎしたくないので、
寝た後に、片付ければいいかと思い、
僕は、布団へ。

 

かみさん、戻ってきて、

 

ラン、寝ようか。

 

と言いながら、ベッドに入る。
すぐに寝付いてしまった。

 

それから、僕は起きて、掃除。
手で触ったらしく、壁にペタペタついている。
かけてある、洗濯物にも。

 

心の中で、

 

なんで?
  なんで?
    なんで?

 

とつぶやきながら、拭き取った。
犬用のトイレの消臭剤があったので、
吹き付ける。
部屋から臭いが取れない。
まさか、押入れの中に入っているのでは?
と思って、嗅ぎ回る。
タンス、戸棚も。
他からは、出てこなかったので、一安心。

 

ようやく、片付けて、寝ようとしたが、
なかなか、寝付けない。

 

  とうとう、きてしまった・・・
  他で話は聞くが、うちはまだまだ、
  と思ってた・・・
  これから、どう見て行くか・・・
  失敗させない方法は・・・

 

色々なことが、頭の中を駆け巡り、
朝方の、5時まで寝れなかった。
その日は、かみさん、10時頃に起きてくる。
シーツ、毛布カバーにも汚れがついていたので、
すべて洗濯。

 

花子さん、
覚えているのかな?
何もなかったような、様子。

 

僕も、一言も触れなかった。
言っても、しょうがないんでね。
ショックを残させない方が大事。

 

これからは、注意をしていこう。

 

 

 

だけど、、、不思議だ。
記憶力は落ちてきて、
生活にサポートは必要だが、
普段の行動に、問題はない。

 

動きも、テキパキしているし、
話しにもちゃんとついて来れる。
豊かな感情は、ちゃんとあるし、
綺麗なものを見れば、感動をする。
表情も明るく、
優しさ、思いやりは変わらない。

 

この前のワイン会の後も、
3人の友達と話したが、
認知症を、全く感じていない。
会話もスムーズ。
皆と、ゲラゲラ笑いあっていた。

 

今回の失敗のような行動はあるが、
迷惑を掛けるようなことはない。
時々の、判断が、少しずれているだけ。

 

なんで、トイレの場所を、間違えてしまったのかな。
夜中に起きたので、まだ、夢心地だったからか。
普通に考えたら、絶対にありえない失敗が起きる。
居間とトイレを間違えることは、考えられない。

 

それが、認知症。

 

翌日は、もう忘れていた。
普段と変わらない、明るさが出ている。
失敗で落ち込むことがなく、助かっている。

 

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コメント
こんにちは
たいへんですね
うちの場合、物取られで苦労しました。
すこしづついろんな人からディはいいよといっていただき
(ひとことていど)
はじめるまでに半年かかりました。
それから状態がひどいときがあり
運もあってか先週グループホームへはいれました。
介護者がゆとりを持ち続けるためにも
最初のディケアはどなたも抵抗は大きいと思いますから
気長に一年がかりくらいな気持ちですすめたらとも思います。
いきなり施設はもっとハードルが高いようにも思えますから。

宗教関係の人ではありませんが、
日々幸せでありますようにとお祈り申し上げます。
2008/11/29(Sat) 08:33 | URL | たてい | 【編集
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2008/11/29(Sat) 23:14 |  |  | 【編集
症状の段階・・出てくる順番みたいなのは人それぞれですが
今回、本当にトイレの場所がわからなかっただけなのか・・とも感じます

何か他の事しようとして部屋へ入ったのか、本当にそこをトイレと思ってしていたのか・・電気も付いていたし・・

今後出てくる様子を見ないと判らないと思います
花子さんの子供の頃からの生活環境とか、色々かみ合った物も原因となる事もあると言われるので・・・

ご家族は大変と思いますが、症状にも行動にもそれぞれ理由があるので、そこを考えていければ、幾らか気持ちも軽くなるのではと思います

今まで通り楽しい時間を過ごすのも服薬以上の効き目があるとおもいます・・

2008/11/30(Sun) 11:59 | URL | ともンち | 【編集
排泄問題は一つの試練ですね。
ウチの母もアルツハイマー型認知症の混乱期ですが、今の所、要介護1で独居生活です。一人っ子独身と一人親での遠距離介護なので、今後、食事や排泄行動が介護関係を見直す一つの節目(分岐点)になると考えています。
排泄行動や徘徊などを考えると、正直深刻でプチウツになりそうですが、スリブリさんのブログを読んでいると、その行動がでた時にどうするか・・・その時々で考えるしかないんだろうな・・・と改めて思います。
明け方まで眠れなかった気持ち・・・とっても良く解ります。
ウチも抵抗が強いと言うか病識がないので、デイに行かせるきっかけを失ったままですが、やはりデイには行かせたいと思っています。
結構、他の方の話を聞くと、いい効果を生む場合が多いようです。
2008/11/30(Sun) 22:21 | URL | ニャロメの子 | 【編集
お久しぶりです。
大変でしたね。。。
私は母がアルツハイマーで同じようなことがありましたが、親と奥様とでは、ショックの度合いも違うだろうなと思いました。
でも奥様のほうは自尊心が傷つくようなショックを受けておられずよかったですね。
もしかして、居間とトイレのドア、似てませんか?
母も、お風呂場で、寝室で、間違えて失敗したことがあります。
それで、夜中はトイレのドアを30cmくらいあけて、電気をつけっぱなしにしておくことにしたら、間違えることがなくなりました。
ケースバイケースですから、この方法が奥様にいいかどうかわかりませんが、同じ失敗が続くようでしたら試してみてはいかがでしょうか。
奥様が明るく、お買い物にも行けて嬉しいですね。
2008/12/04(Thu) 18:14 | URL | ぬぬ | 【編集
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