2日、神奈川県横須賀市にある、
県立保健福祉大学の、特別公開講座
 
「最善を生きる
  若年性アルツハイマー病とともに」
 

 
を、受講してきた。
 
 
 
第一部は、大学の教授より、
 
「認知症の今日」
 
として、 新薬、予防、ケアについて
話があった。
 
続けて、「私は誰になっていくの?」の著者で、
オーストラリア政府高官の、
クリスティーン・ブライデンさんの来日講演が、
ビデオで流された。
 
クリスティーンさんは、46歳で
若年性アルツハイマーと診断される。
 
本人からの発信として 、
世界中で、講演を行い、
認知症の人々や
支える家族に、
勇気を与え続けている。
 
来日をして、岡山、京都、札幌でも
講演を、された。 
 
クリスティーンさんからのメッセージが
紹介される。
当日配られた資料を、そのまま書きます。  
 
< メッセージ原文 >
Watashi-wa Christine Bryden desu.
I am a person with dementia
and I live in Australia.
There is no instruction book to care for us,
just love us as a unique person.
The important thing is to 
"Listen, Listen, Love Love!"  
 
< メッセージ訳 >   
私はクリスティーン・ブライデンです。
認知症と共に生き、
オーストラリアに暮らしています。
私達のケアにマニュアルはありません。
一人の人として愛してください。
私達に耳を傾けてください。
そして愛してください。

 
 
  
クリスティーンさんの講演を、きっかけにして、
日本でも、本人からの発信が、
行われてきている。
 
講演内容は、翻訳され、
資料にそのまま記載されて、配られた。
 
なぜ、たくさんの人が、
クリスティーンさんの講演に感動し、
認知症に、新しい道が開けてきたのか
よくわかった。
 
 
 
 
第二部は、
元東京大学医学部教授の
岩井晋先生と、奥様、
そして福祉大学の瀬川教授との対談。
 
岩井先生は、59歳の時に、
若年性アルツハイマーと、診断された。
奥様と、二人でお話される。
 
 

この講座を知ったとき、 
是非、聞いてみたい。
と、強く思った。
 
当日、花子さんは、すごく調子が良い。
調子がよければ、二人で行けばいいんだけど、
調子が良いから、留守番してもらった。
 
ベランダで、過ごす時間になるけど、
準備万端で、大丈夫だろう。
 
僕は、気兼ねなく、聞きたい。
 
期待した通りの、感動があった。 
 
 
 
 発症時、岩井先生は、
「なぜ、自分がアルツハイマーに?」
と、すごく悩んだそうだ。
 
自分で、何度もMRI を撮って調べたが、
なかなか、受け入れることができなかった。
 
僕は、奥様がどのように対応しているのか、
非常に、関心があった。
 
たくさんの勇気と、励ましをもらうことができた。
 
奥様より、夫婦が、一緒に暮らす三原則が、紹介された。
 
  怒らない。
  駄目といわない。
  押し付けない。

 

が、三原則だそうだ。
 
「 病気なのだから、
  今までと違って、当たり前
 
 
それを理解すると、三原則が、守られる。
 
僕が、いつも感じてること。
でも、なかなか出来ないことだ。
 
 
 
認知症とは、何ですか。
との質問に、
 
岩井先生は
  何もできなくなって、ただ、じっとしているのではなく
  皆さんと、同じように、歩って行く。

と、おっしゃった。
 
奥様は
  認知症になって、いろいろな人と会うことができ
  神様が、道を開いてくれる。

と、話された。
 
 
 
認知症は、価値のない人ですか。
 
 
 そんなことはない。
  一人の人間であって、今もここにいる。

 
  今は何もしていないけど、どう生きるかを考えている。
  いかに生きるべきかは、一人一人に与えられた課題。
  何もできなくても、一生懸命生きている。

 
 
 
また、アルツハイマー病に悩んでいる人に伝えたいこと
という質問に
  
  私は、私であるというのを
  いつも考えている。

 
  家族として、何が一番大事か。
  彼のプライドを、傷つけない。
  プライドはある。
  プライドは、生きる力。
  プライドを傷つけず、大切にしてください。
  本人も、元気に生きることができます。

 
と、話された。
 
他にも、たくさん。
 
 
勇気を、いっぱいもらえた。 
  

  
 
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コメント
若井晋先生の講演会
過日案内のありました、小阪先生のレビー小体症の講演会に出かけた際に、若井晋先生の講演会があるということを知り、本日県立衛生短期大学に行ってきました。

いろいろと感じ入ったことがありましたが、
事実を受け入れること、一日を最善を尽くして生きる、
というシンプルなフレーズが印象に残りました。

どのような状態であろうと
最後までそばにいてやりたいと、思った次第です。

2010/10/02(Sat) 22:44 | URL | M | 【編集
>怒らない。
>駄目といわない。
>押し付けない。

実際に世話してると難しいですよね~。
「わがまま」言われるとつい頭に来ちゃうし。
ムチャクチャな振る舞いされたら、駄目と言わざるを得ないし。
家の中を円滑に回そうと思ったら「押し付け」る以外なかったりもするし。
なんか愚痴ばっかでごめんなさい。(>_<)
母や私が父の病気をちゃんと受け入れてないってことなのかなぁ。。。
2010/10/05(Tue) 01:01 | URL | 青い天使 | 【編集
こんにちは 訪問させて戴いてます
今日は気持ち新たにさせていただきました
ともすると横着になる自分の気持ちを感じていましたので
簡潔に解りやすくお伝え下さりありがとうございます
お体ご自愛のほどお過ごしください。
2010/10/05(Tue) 11:04 | URL | 緑 | 【編集
はじめまして。。。
がんばっている方にがんばっては申しません(^^)
ですがひと言、音楽 ちょこっと私のブログで
聴いてみてください。。。
私は、つらいとき 歌に助けてもらいました。。。

ではまた。。。どうぞ無理なさらないでくださいね☆

2010/10/05(Tue) 12:41 | URL | wildlifeM | 【編集
こんばんは
「私は私である」という言葉に感動しました。
いろんな病があります。
受け止めて、自分の中で昇華させてる気がします。
大変難しいことだと想います。
家族に病を持った人は、最初は、何でうちの家族が?って
想いますよね。
でも、苦労の末乗り越えた方達って、達観してらして
予想しなかった幸せをつかんでるように想います。
苦労はあっても、スリブリさんの中に、幸せを感じますから。
人はさまざまです。
何が幸せで何が不幸か、わからないものです。
スリブリさんの人生は、幸せだな~って思います。
お身体だけは、気をつけてくださいね。
2010/10/05(Tue) 22:40 | URL | なつこ | 【編集
訂正
県立保健福祉大学でした。訂正します。
2010/10/05(Tue) 23:00 | URL | M | 【編集
再度すみません
自分に置き換えブログを引用させて戴きました。
事前にお知らせしませんでした事お許しください。
2010/10/06(Wed) 15:14 | URL | 緑 | 【編集
はじめまして
はじめまして。
このブログを最近知り、今遡って読ませてもらっています。
奥様やご両親のこともあり、大変な毎日だと思います。
私は、8年前に母を心筋梗塞で亡くしました。
父親は酒乱で兄弟姉妹もいなかった私は、その時は自分が1番不幸だって思っていました。
今も正直言って大人になれず、毎日死ぬことばっかり考えてる私だけど…。
このブログを読んで、初めて人の愛情っていうものを見た気がしました。
スリブリさんのような旦那様を持った奥様は凄く幸せだと思います。
ずっと応援しています。
応援させて下さい。
お身体だけ、気をつけて下さいね。
2010/10/10(Sun) 19:55 | URL | ナオ | 【編集
すばらしいブログに感激しました。
ブログの文章から、優しさと勇気をいただきました。読みやすいように、そして行間から、いろんなことを感じられるようなお気遣いが、伝わってきました。ほんとうにたくさんの方々が、温かい気持ちになられたことでしょう。ありがとうございます。
2010/10/12(Tue) 10:23 | URL | 永田浩三 | 【編集
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