病院での、花子さんのお風呂は、
毎週、月曜と、木曜だ。 
 
入院案内によると、
入浴補助専門員が、二人ついて、
お風呂に、入れてくれるという。
 
 
 
最近、花子さんは、お風呂を嫌がって、
入らないらしい。
 
洗濯物も、あまりたまらない。
  
  
 
 
先週の木曜日、
家族会の、散策があり、
外出届を出して、参加した。
 
今回は、花子さんに、
サポーターさんがついてくれて、
機嫌よく、楽しく、美味しく、散歩した。
 
古民家に寄り、お雛様の前で、
写真を撮った。
  
雛祭り  
(最近、また体が、傾斜している) 
   
 
 
病院に帰ると、ちょうど、お風呂の日。
まだ、最後の人が入っていた。
 
花子さん、ちょうど良かった。
お風呂に入りましょう。
 
いいです。
いやです。
 
困ったわね~
じゃあ、ご主人に、手伝ってもらいましょうか。
 
いいですよ。
得意ですから。
 
さあ、花子。
お風呂入ろう。
 
風呂場まで行く。
嫌がって、入ろうとしない。
とうとう、わめきだしてしまった。
 
じゃあ、今日は、やめておきましょう。
つぎ、入りましょうね

 
その日で、2週間入ってないという。
 
 
 
次の外出届けは、
3日後の日曜日。
 
いつもは、ランと一緒に、
公園の散歩が、多いが、
家に、帰ることにした。
 
 
 
家に着いて、近所をランと散歩。
 
いつもの道だったが、
あまりわかってなかった。
 
でも、散歩途中の、
庭先の梅を見ながら、
感激して、楽しんでいた。
 
 
昼は、100日ぶりの、手料理。
でも、焼きそば。
 
ご馳走じゃなかったけど、
野菜たっぷりの、
熱々特製焼きそばと、コーンスープ。
 
おいしい!
 
と言って、食べてくれた。
 
焼きそば 
 
食後は、
メインの、入浴。
 
花子さんを、お風呂に入れて、
あげた。
 
 
なんだか、デイサービスみたいだな。
 
 
僕と一緒だと、
素直に入る。
 
でも、途中、何回も、
 
だれかきたら、どうするの?
だれも、こない?
 
だいじょうぶだよ。
 
だれかきたら、どうするの?
 
ここは、家だから、誰も来ないよ。
 
そうか~
家なんだ。
じゃあ、だいじょうぶだね。
 
すぐに、
 
だれかきたら、どうするの?
だれも、こない?
 
大丈夫だよ。
 
この繰り返しだった。
 
頭も洗い、湯船に入れる。
 
ああ~、きもちいい。 
 
出ても、服を着るまで、
落ち着かない。
 
 
 
花子さんが、病院の風呂に入りたがらないのが、
なんとなく、
分かった。
 
 
 
 
病棟には、40人近くがいる。 
男性、女性、約半々。
 
一日に、その方たちを、
順番に入れる。
1人ずつ交代なので、
男女の別はなく、
状態の、落ち着いた人から。
 
風呂場にいるのは、
専門の、男性職員二人だ。
 
力のある人でなければ、
男性患者を、介助することが、
出来ない。
 
また、体を拭く人、
着替え、整髪をする人は、
別にいる。
 
 
 
認知症患者とはいえ、
花子さんは、若年。
まだ、58歳。
 
恥じらい、恐怖は、
同年代の女性と、同じようにある。
 
年配の方でも、
女性なら、誰でも同じだろう。
 
だけど、自分で、できないからといって、
裸になって、任せることは、出来ない。
それだったら、入らない方がいい。
 
そこから、入浴拒否が出たんだと思う。
 
 
 
 
湯上りに、
爪を切り、
歯を、磨き、
ついでに、
耳掃除。
  
水分補給をして、
 
髪を整え、
顔、唇、足にクリームを塗り、
完璧。
 
 
用意しておいた、
ケーキを食べる。
ケーキも、100日ぶり。
 
病院へ、連れて行った。
 
 
 
病院の、看護師の方に、
風呂に入ったことを報告。
 
そして、入浴拒否の原因を、
伝える。
  
 
 
 
 
今日、着替えを持って、病院へ行ってきた。
 
病棟の、看護師長さんが、
僕のところに来た。
 
おじぎをされてしまった。
 
お風呂のことでは、申し訳ありませんでした。
私たちも、習慣になってしまい、
気が付きませんでした。
 
恥ずかしいのは、当然だと思います。
 
月曜日から、変更をしました。
花子さんたちには、
女性の看護助手が付き添い、
一番最初に、入ってもらいます。
 
今週は、月曜と、今日(木曜)の、
2回とも、入ってくれました。
 
私たちも、慣れてしまい、
気が付かないことがあります。
 
これからも、気付いたら、
どんどん言ってください。
 
 
 
なんだか、
感激してしまった。
 
看護師の方には、
苦情として、言ったのではない。
状況報告だけだ。
 
でも、きちんと伝えなければいけないと思っていた。
だが、お願いしている身としては、
言い辛い面もある。
 
看護師が、上司に伝え、
皆で話し合って、
すぐに、対応してくれたのだろう。
 
 
 
これからは、気が付いたことは、
すぐに伝える。
 
お互いにとって、
良い方向になる。



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コメント
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2011/03/11(Fri) 00:04 |  |  | 【編集
入浴介助☆☆☆高齢者の施設でも 男性職員さんが主に介助をされていました。ヘルパー研修の時に複雑な気持ちになりました。私が介助される立場だったら、苦痛?屈辱?な気持ちになってしまうでしょう。
2011/03/11(Fri) 02:37 | URL | ぺぺ | 【編集
良かったですね~
なかなかいいにくいことがありますが良い方向にいってうれしいです。母の入浴シーンを思い出しました。年に1度もない帰郷の見舞いでしたがたまたま入浴日でお手伝いをさせてもらったことがありました。薄い布でいいからふわっと掛けてやりたいと悲しくなりましたが言えませんでしたねぇ…
2011/03/11(Fri) 23:47 | URL | かやねずみの家 | 【編集
入浴の介護助手お願いします。なんでも
ひとりになるのが、こわいです。
2011/03/12(Sat) 00:35 | URL | いちご | 【編集
よかったです
入浴、本当によかったです。花子さんはまだ若いですもの、気付いてあげられてよかったですし、施設の方の気配りにも嬉しかったですね。
うちのお姑さんのデイサービス入浴介助が男性だと、大丈夫かなあと心配しましたが、年だから救われているのかもしれません。
2011/03/12(Sat) 02:33 | URL | みーば | 【編集
わが家も
母さんがデイでお風呂に入らない理由はやはり男性に促されるから、でした。

介護保険が更新されるときに、その相談がされてショート担当から女性なら大丈夫であるとの意見を受けて改善し、

問題なくなったようです。

わが家の場合も同様な理由だったと思います。
2011/03/19(Sat) 09:15 | URL | ころん | 【編集
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