でも、そればかりではない。
わずかかもしれないが、
幸せを感じたり、喜びもあることを知ってほしい。
そりゃ、病気にならないのが、最大の幸せだ。
健康が一番で、それさえあれば、
頑張って、楽しい生活を送ることが、
できるかもしれない。
でも、病気になってしまったのだから仕方がない。
その中で、幸せ見つけたい。
もし、花子さんが認知症にならなければ
どうだったろう。
お互い60歳。
はつらつと、自由に、好きなことをしていただろう。
ただ、二人がお互いを見つめ合うことが
できていたかは、わからない。
花子さんが認知症になり、
重度の段階まで進行してしまった今、
花子さんが僕を見る目は、
頼りになる、好きな人を見る目だ。
一番優しくしてくれる人というのがわかってる。
僕を認識できず、怒りだけでぶつかってくる時もあるが、
笑顔で僕を見る時は、
純真な、まなざしだ。
幸せだ。
と思う。
若い、恋人同士じゃあるまいし (^_^)
もう一つ。
花子さんの病気を通して、
たくさんの方とめぐり合えた。
病気を持つご本人。
同じように、病気の人を介護する家族。
介護職、家族会、ボランティアの方々、
医療関係の人、
僕たちの状況を伝え、
より良い環境をつくろうと努力している人、
数え上げると、切りがない。
花子さんが病気にならなければ、
絶対にめぐり合えなかった人達だ。
この人達は、
人の弱さがわかる。
恵まれない体調、環境の人に、
優しく接することができる。
相手の気持ちになって、一生懸命寄り添う。
ビジネスの社会だけしか知らなかった僕にとって、
優しくて、本当に尊敬できる人達だ。
この人達とめぐり合えたことを
ありがたく思う。
そして、このブログに来てくれる人も同じ。
7年半続いているブログ。
皆さんに、どれほど励まされたことか。
コメントを頂いた方はもちろん、
コメントを残されなくても、何度も訪問して頂いている方が、
たくさんいる。
3日前に、このブログのカウンターが、300万を超えた。
こんなにたくさんの方に開いて頂いて、
僕のやってることは、間違ってないと思える。
ブログを書くことによって、自分の介護を見直せた。
感謝しています。
花子さんも喜んでいる
では、晩御飯
花子さんは、
カジキマグロのフリッター定食
僕は、
ニラ肉炒めと、鰤の塩焼き
お酒は、島根の豊の秋
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私は現在25歳です、父(57歳)は若年性アルツハイマー発症から9年目になりました。介護は母と二人で仕事をしながら交代でやっていました。
一昨日くらいから、母や私がだれか分からず、殴ってきたり首を締めてきたりします、私が娘と分かるときは笑顔満点で抱きついてきたりすごく可愛い父です。
しかし昨日、父の暴力が激しくなり不安になり、仕事中の母にすぐ帰ってきてと言ったばかりに母が事故にあい入院しました。
父も分からないなりに何か不安があったのだと思います、今日、父がディサービスで初めて暴れて先生からこの状態で帰すのは危険、一人で介護できる状態ではないと言われ、精神科で入院しました。
父が隔離室で拘束されてる姿をみてすごく悲しくて仕方ありません。父をみれるなら家でみてあげたい、病院にいれてアルツハイマーが悪化したの記事を見つけすごく不安です。
父にとって最適な答えはなにがいいのでしょうか、病院にいれる前に他にも方法はあったのでしょうか。
父が一人になる時間が多くてもいいから、家での介護をするか
もしくは、病院で知らない人ばかりだけどいつも誰かがいて寂しくないのがいいのか。
すごく葛藤します、わたしも悲しさと暴力のときの恐怖でうまく頭が回りません。
わたしにアドバイスを頂けないでしょうか、助けてください
ついつい、生活に追われて優しさを見失ってしまいます。ここにくると優しさをもらえます。ありがとう。
「純真な、まなざしだ。幸せだ。」・・・感動いたしました。
介護する側は、健康が一番ですね。
ありがとうございます。
素敵なお人柄が皆さんを感動させるのですね。
私も個人的に色々有りの人生ですが病んでみて出逢える事が沢山有るのです
幸せだなと日々実感しています。 感動を有難う。。
本当に7年半ですね。様々なことを思い起こします。
花子さんの笑顔、ありがとうございます。
ありがとうございます。
私も介護職のはしくれですが、貴殿のブログで勉強させて頂きます。
この数字は、スリブリさんのお人柄が招き入れた出会いの数だと思いますよ
私もその出会いに、感謝です