7月末に、「特別養護老人ホーム(以下特養)入所申込受付センター」から
花子さん宛に手紙が来た。

あなたさまは、特養の入所を希望されていますが、
申込書の有効期限が、8月30日までとなっています。
継続を希望される場合は、申込書をお送りください。

花子さんが入院してから、2回特養の申し込みをした。
でも、第一希望の施設は、
2011年 3月11日確認 400人待機  78番目
2012年11月20日  127番
2013年 2月25日  130番
2013年 4月25日  121番

順番が上がるどころか、逆に下がっている。
一度に5ヶ所申し込めるが、どこも同じようだ。

これは、あとから申し込みがあった人でも、
緊急性、介護状態が高い人が前に入るからとのこと。

ある施設に、突っ込んで説明をしてもらうと、
初回に出た順位は、あまり変わらないらしい。

僕なりに考えた入所テクニック。
  1. 介護状況が変わったら、必ず再申請をする。
    介護度の変更はもちろんだが、
    家族の介護状況の変化、
     例) 介護する人の具合が悪くなり、介護できなくなる
    本人の進行具合、
     例) 今まで歩けたのが、車椅子になった等。
    基本的には2年に一度の再申請だが、しょっちゅう行う。
  2. 申請書には、家族の困った状況、
    本人の置かれている立場を細かく書く。
  3. 希望を出した施設には、月に一度は順位の確認をする。
  4. 希望する施設の、デイサービス、ショートステイを使い、
    本人の介護状況を知ってもらう、
    また、職員と顔なじみになるのも重要。


今回花子さんの再申請を行うに当たり、
8月に入ってから、時間を作って、
特養へ見学に行った。

希望は、従来型の多床室。
12日までに、11カ所の施設を回った。

これまでの申請の時もまわったが、
今回は、花子さんのこれからの住まいになるので、
真剣に見てきた。

施設の雰囲気、対応、方針、提携病院、
看取りをするか、緊急時の処置、組織、
環境、費用、・・・等々

一番重要なのは、皆さんが過ごされているフロアーに入った時、
職員の方の挨拶、笑顔、対応、
ご本人の表情、
フロアーから感じる、暖かい雰囲気、清潔感。



  僕は、美味しそうな料理屋さんを見つけるのは
  得意なんだな~
  工場見学もたくさんしているので、
  一目見るとその会社がわかる。
  施設も、同じ。
  気持ち良さが伝わるところは、間違いない。



11カ所のうち、3か所に絞った。
前回まで、いっぱいの5ヶ所を申し込んだが、
気に入ったところだけにする。

でも、僕が良いと思ったところは、皆さんも同じ評価。
待機人数が多い。
どの位の順位になるかな。



花子さんは、入院してからもう2年9か月になる。
病院から出るように言われているわけではない。
次の行き先が決まらない患者を、
追い出すことはしない病院だ。

花子さんは、この病院に入院して、
看護師、スタッフの温かい看護から、
ようやく落ち着いて生活することができるようになった。

できればここで、ずっとお世話になりたい。

でも、今の社会状況、花子さんの年齢から、
次の段階を考えなければいけないだろう。
準備だけはしておく。



同時に、親父の特養への再申請も考えた。
要介護4から、要介護5に変わったが、
まだ再申請はしていない。
申請をすれば、順番は早く回ってくるだろう。

ただ、親父は昨年8月1日に入院してから、
1年の間に、病状に大きな変化があり、
2回転院をし、良くなって戻ってきた。
いまも新たな症状が出て、治療中だ。

親父の場合は、病院にいる安心感が大きい。
また、特養では入所が難しいだろう。
もうしばらく、お世話になる。


では、晩御飯。

花子さんは、揚げ出し豆腐の中華あんかけ定食

揚げ出し豆腐の中華あんかけ定食  
 


僕は、金目鯛の干物と、ゴーヤチャンプル。
お酒は、灘 沢の鶴の播州産山田錦 

金目鯛の干物

この特大金目鯛は、星子さんの実家から送って頂いた。
お袋に、半分分けた。
ゴーヤは、我が家の庭で僕が作った。
お酒は、親友が神戸に旅行へ行ったときに、
蔵の見学をして、お土産に買ってきてくれた。



       
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コメント
これが現実
たくさんの情報をもっていらっしゃるスリブリさんの今できるベストが「特養の申し込みとその後のコンタクト」ですね。
選ぶ基準が「あたたかい空気感」というのは正解だと思います。スリブリさんの基準をクリアした施設が11分の3だったのですね。これも現実でしょう。

私の場合、母がデイサービスに行けなくなって(嫌がって)、ケアマネさんが「ぎりぎりまで在宅でやって、有料老人ホームでつないで特養」という案を提示されました。
当時の私には「ぎりぎりまでやる=死」だったので、有料老人ホームを選択しました。
今、わかることですが、たぶん規制緩和でまったくの門外漢でさえ設備・人員さえ規定を満たしていれば認可がおりたのでしょう。
既存の建物に手を入れたホームだったので一時入居金が新設より安く、手が届きました。
それでも母に年金があったからできたことです。

かなり早い時期での入所は、母が落ち着くまでに9ヶ月かかりましたが、施設で安定してくれたことが、結果論ですが、その後老健に移っても不穏にならず、私の介護がなんとかなった最大の要因だったと思っています。
たとえ血液ドロドロ状態で脳梗塞で大きな後遺症が残ったというマイナス面があったとしても、です。

それほど、「施設や病院で安定する」ことは認知症の介護において重要なポイントだと実感しています。最後まで在宅でやっていける方はこういう苦労はないでしょうが。

介護で苦労している方は日本中にあふれているでしょう。
これからもっともっと高齢者が増え要介護者が増えます。
日本の福祉行政は後手後手に回っているようです。

酷暑が続いています。ご自愛ください。
2013/08/18(Sun) 13:25 | URL | miki | 【編集
初めまして。老健に長く務めている者です。老健に入所されている多くのご利用者は、特養待機なんですが…施設に入所されていると、緊急性がないと判断されて、後回しになってしまいます。
でもご家族が、申し込んだ施設に直接、入所する希望や、病院ではなく、生活施設で暮らしたい!というのを伝えると…意外に順番が早くなります。
2013/08/21(Wed) 15:26 | URL | Matthew | 【編集
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2013/10/17(Thu) 20:30 |  |  | 【編集
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