【 男の上手な介護5か条、1心得 】
  
第1条 一人で抱え込んで、完璧な介護をしようとしても難し
     いです。
     地域、友人にオープンにして、皆の力を借りましょう。
     周りの人は、伝えてもらうのを待っています。
   
第2条 家族会、つどいには積極的に参加しましょう。
     介護の仕方、公的支援等、知恵の宝庫です。
     苦しんでいるのは、自分だけではありません。
   
第3条 病気、症状、介護について学びましょう。
     理解することによって、優しく接することができます。
 
第4条 笑顔は絶やさずに。相手はこちらの気持ちを敏感に
     感じます。
     相手のペースに合わせることも大事です。
 
第5条 自分の健康が第一。健康であってこその介護です。
     上手に割り切って、息抜きの時間を持ちましょう。

1心得 死んでしまいたい、殺してしまいたいと思うときが
     あるかもしれません。
     でも、踏みとどまってください。
     今が一番辛い時です。
     生きていて良かったと思う日が必ず来ます。
 
 
 
 
この【 5か条 1心得 】をつくるに当っては、
たくさんの、本、新聞記事、ホームページを
参考にさせていただきながら、
僕の今までの経験から作らせてもらった。
 
【 5か条 】の各項目に当てはまる例は、
このブログの中に、いくつも取り上げている。
経験から学んだことが多い。



第1条の周りに知らせること。
 
これは、運動会での宣言(←前の記事です)で
地域の人に伝えてから、徘徊、見守り、付き添いで
大変お世話になった。

  
身内が認知症になると、恥ずかしいことと感じてしまい、
一人で抱え込んで、隠そうとする。
 
でも、皆うすうす、変だなと気が付いている。
こちらから言わないことには、
何が原因なのか、何をしてよいのかわからない。
話をしてもらえないので、おせっかいに感じて
立ち入ってはいけないと遠慮している。
 
地域とのお付き合いは、お互い様だ。

一人では無理。
皆さんの力を借りよう。
 

 
第2条の、家族会、つどいに積極的に参加する。
  
これも、何度も何度も書いている。
家族会に参加して、どれほど助けられたことか。 
 
男性は、愚痴をこぼす為に見知らぬ人が集まって
話しをするのに抵抗がある。
家族会を、そういった場と勘違いしている。
 
でも、参加してみると楽しいものだ。
同じ立場の人の話は励みになる。
介護の仕方を教わることも、たくさんある。
男同士だからできる話もある。
 
閉塞感が漂う介護生活を乗り切る為にも、
家族会などに参加して、
新しい仲間と、交流を持つことが必要だ。
 
僕は、たくさんの公的支援を使っている。

介護保険、自立支援医療、障害者手帳、障害年金、
特別障害者手当、生命保険の支払い免除、高額療養費
 
これらは、すべて家族会の人たちから聞いて、
申請のコツも教わり、支給されている。 
 
公的支援は、本を読んでも、役所の広報を見ても分かりづらく、
自分が申請できるかどうか、わからない。
 
家族会の人たちは、皆さん自分の経験で、
何を申請できるか、教えてくれる。
介護するうえで一番大事なのは経済的なことだ。
制度のことを知るには、同じ経験をした人しかわからない。
ぜひ、家族会への参加をお勧めします。
 
 
 
第3条、4条、5条も、
しょっちゅう書いていることだ。
 
でも、【 1心得 】は、書いたことがない。
いや、書けなかった。
 
 
ここにある、「死」「殺す」と言うセンセーショナルな文字を見て、
驚かれたり、違和感を感じた方がたくさんいると思う。
 
社会福祉協議会の講座の資料で、
この表記で良いのか悩んだ。
 
でも、男性介者同士で話すとき、必ず、この言葉が出てくる。
暴力、介護心中、介護殺人は、誰しもが一度は考えたことがあり、
すぐそばにいる。
 
一歩間違えると、衝動的にその道に突き進んでしまうことがある。
男性介護者の会では、たくさんの体験談が出る。
ちょっとした相手の表情で思いとどまり、
また閉塞感から殺人を考えてしまう。 

殺人とまでいかなくても、
見放して、自然死を願ってしまう。

身近にあることなんです。
 
でも、その繰り返しの中から、
思いとどまり、また悩み、
ようやく、寄りそう介護ができる。

死を考える時は、一番苦しい時だ。
認知症は、同じ症状が長く続かない。
そこを乗り越えると、思ってもいなかった
穏やかな生活が戻ってくる。
 
僕がそうだったんです。
書けなかった葛藤は、たくさんあった。

でも、今は幸せに思っている。



さて、晩御飯

花子さんは、ハンバーグ定食 

ハンバーグ定食 

僕は、オムレツと鮭の塩焼き。
お酒は、神奈川の銘酒 相模灘。

omuretu 

       
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【参考文献】 
立命館大学産業社会部 斎藤真緒 
 「男性介護者の介護実態と支援の課題」(平成22年12月)
(社)全国国民健康保険診療施設協議会 
 「男性介護者に対する支援のあり方に関する調査研究事業報告書」(平成22年) 
認知症の人と家族の会
 各種リーフレット





コメント
いま、こちらのページに何故か参りました。

感動しています。

ランちゃん、すごくがんばったのですね。

花子さんも、ランちゃんを忘れていなかった。

涙がとまりません。

介護で悩まれている方が、
こちらのページにたどり着けますように。。

突然、失礼いたしました。
2013/04/16(Tue) 01:05 | URL | abby | 【編集
1心得 にハッとしました。
これ、男性に限ったことではないです。
何もかも放り出して、いなくなってしまいたい・・そう思うこと誰にだってあると思います。
どこで留まれるか・・。行動に移してしまうか、留まれるかは紙一重です。

介護は楽しいものではありませんが、始まったものはいつか必ず終わりが来ます。
いつかがわからないから、不安で苦しいけれど
それでも必ず来るゴールまで、進んで行くしかないです。
2013/04/18(Thu) 07:53 | URL | まっち | 【編集
はじめまして。
若年性アルツハイマーとは関係のない私ですが、心得を読ませていただいて涙がでました。

私の娘は薬害脳症の後遺症で知的障害をおってしまいました。
言葉がでない、通じない。多動、衝動、奇声。。。

死んでしまいたい、この子は生きていて幸せなのか?幸せになれるのか?

思い詰めて考えたことが何度もあります。
今でも逃げ出したいことがあります。

病気は違っても介護にはつきものですよね。みんな言葉に出さないだけ。


少しホッとしました。

また立ち寄らせてください。

2013/04/19(Fri) 15:53 | URL | ゆうママ | 【編集
こんにちは。
つらい作業だったかもしれません、書いていただきありがとうございます。

私は女性だし、いまはまだ認知症とかではないですが、スリブリさんのおっしゃることや乗り越えられてきたを思うと胸がいっぱいになりそれ以上いまは言えませんが、
今はただしっかりと読ませていただいています。
ありがとうございます。
2013/04/20(Sat) 14:51 | URL | あいる | 【編集
ずうっと 読ませていただいております。
認知症の方の 介護の仕事をしています。

いろんな 家族さんのあり方がありますが、スリブリさんは ほんとに花子さんの事を思い、胸が熱くなります。

私が接する認知症の方たちは 花子さんほど ご家族の方に大事にされている方は少ないのが 現状です。
ほとんど 面会にもこられない。

でも、家族としての悩みや葛藤も あるのだと 信じたい気持です。

スリブリさんを 心から 応援しています。
どうか、花子さんとともに これからも 私たち介護職の人間も 力づけてほしいと 思っております。

天国にいった ランちゃん。

大好きでした。。。
2013/04/21(Sun) 02:38 | URL | らん | 【編集
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2013/08/27(Tue) 17:50 |  |  | 【編集
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