花子さんは、
減薬が始まった。


これまで、

メマリー錠 20mg  1錠
クエチアピン錠(セロクエル) 25mg  2錠
ワイパックス錠0.5  1錠
他に、
血圧、尿路結石、胃腸薬、眠剤が出ている。

1年前はクエチアピンは3錠、ワイパックスは3錠だったが
8月に増減を微調整して、様子を見ながら
上記の量になった。


昨年8月以降は、ここに何度も書いたが、
笑顔が出て、すごく状態は良かった。
僕が行くと、いつも笑顔で迎えてくれた。

だが、12月ごろから体の傾斜がひどくなり、
前傾で顔が下を向いているため、
スプーンを口に入れるのも大変な状態が続いた。

また、横の傾斜もあり、歩くのに支える必要があった。


Dr.は、もう認知症の進行は重度の段階になっているので、
減薬を始めるという判断だ。

減薬には僕も賛成だ。
向精神薬は、副作用の心配があるので、
できるだけ少なくしたい。


2月から薬の調整が始まった。
メマリー錠はそのまま。
ワイパックスは中止。
クエチアピン錠は、2錠から1錠、そして、中止。


4週間様子を診たが、
花子さん、急に症状が変わってきた。

体の傾斜はなくなった。
食事は口の開きがよくなり、
今まで20分かかっていたのが、
15分で済むようになった。



これは良い点
だが・・・

笑顔が消えた。
大きな声出しと、怒りが出てきた。

体が電気ショックのように、ピクッと動く。
時には、ひじ掛けから手が外れるぐらい。

歩く足元が悪くなる。
膝から、ガクッとおれて尻もちをつくことがある。
今までは手をつないで散歩をしていたが、
危ないので腕を巻くようにしている。



あの、優しい笑顔が消えた。



先生に面談を申し込んだ。
今心配なことをお話しする。

花子さんは、薬に敏感で、
重度になった今も、まだ薬の効果があったようだ。

クエチアピンを1錠戻すことを考えていたようで、
すでに、看護師さんには指示を出してくれていたらしい。

全量戻すのではなく、少し増やして、
様子を診ることになった。



Dr.からさらに話があった。

まだ先のことかもしれませんが、
考えを確認しておきたいと思います。

この先食事が難しくなった場合、
胃ろうは考えていますか。

以前から、もし食事がとれなくなった場合は、
自然な状態に置いておきたいと思っています。

本人は、今まで辛い症状の中で頑張ってきました。
もう、これ以上のことはしないように考えています。

そうですか。私も賛成です。
胃ろうも医療措置なので、
回復の見込みがあれば行うことも必要ですが、
認知症は難しいです。

胃ろうをしないということは、
経鼻経管(鼻から管で栄養を入れる)も
しないということになりますか。

同じです。それも行いません。

わかりました。
それで結構です。



まだ口から食べられて元気な今、
胃ろうの話が出たのには、
一瞬、驚いた。
まだまだ先の判断だと思っていた。

家族会の人に聞いたら、

食べられなくなるというのは、
急に来ますよ。
あらかじめ考えておくのはいいことです。

今は冷静に考えられるから
確認したのではないですか。
混乱しているときは、
なかなか考えがまとまりません。


僕が冷静に受け止めて判断できるように、
今から考えておくことも必要。

ただ、
たくさんの思いが、頭の中を駆け巡っている。


では、晩御飯。

花子さんは、北海鍋風定食。

北海鍋定食 

僕は、生姜焼きと湯豆腐。
お酒は三重の、宮の雪



豚の生姜焼き 


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