花子さんの食事形態が変わった。

これまで、刻み食だったのが、
ミキサー食 + 栄養補完ゼリー

ミキサー食 

お粥の量も半分。

ミキサーにされたおかずは、
焼き魚、サラダ、ババロア。

他の人とメニューは同じで、
ミキサーにかけて出される。


とうとう、ここまで来てしまった。


病院の説明では、

口をとじなくなったこと、
飲み込みが出来ない。

飲み込むときも、
抵抗を感じるように、
ゴクンと力が入る。

むせることが多いので
食物の塊を、詰まらせることがないように。

間違って飲み込み、
肺に入って誤嚥性肺炎を防ぐ。



また、ベッドの横には、
吸引装置が置かれた。

看護用具 

花子さんは上を向いて寝る。
横にさせても、寝返りで上を向く。

ツバを飲み込めなく、
夜中に口が、ツバの泡であふれてくる。
蟹が泡を吹いた状態と同じようになるらしい。

気管に入らないように、
見回り時に唾液の吸引をしている。

また、痰を自分で出せないので、
痰の吸引もあるらしい。



ここ、3か月の間、
病気の進行が速くなっている。

9月に家族会へ行ったときは
表情も豊かで、嚥下もしっかりしていた。

病院では刻み食なのに、
みんなで作ったカレーライスを
美味しそうに食べていた。



最近は食べるのに時間がかかり、
飲み込みも悪い。



ただな~

僕が食事介助をすれば、
時間はかかるが、すべて食べられる。

ジャガイモ、かぼちゃの煮物が出ると、
美味しそうにしっかりと噛んで、飲み込む。

お粥は呑み込みが悪い。
病院のお粥は、5分粥で水分量が多い。
口に入れても、だらだらとこぼしてしまう。

デザートの、バナナ、缶詰ミカンは喜んで食べる。


僕が思うに、
花子さんは、お粥を食べ物と
理解していないのではないか?

ある程度固形のものは、
口に入れると、食べ物が入ったのを感じ、
反射的に、噛んで飲み込む。

味が濃いか、甘いものだと
食べ物とわかり飲み込む。

お粥は、口に入っても食べ物と意識できていない。



Dr.に、お粥から白飯に戻してもらえないか聞いた。
以前も、ご飯にふりかけ、のりの佃煮を乗せると、
喜んで食べていた。

  (以前の晩御飯の写真には、
   いつもアンパンマンふりかけが
   横にある )

今の花子さんは危険なので
それは出来ないということだった。

なんと、その翌日からミキサー食になった。


前から決まっていたことなのかもしれないが、
目の前にミキサー食が出された時、
食事介助の意欲が萎えた。



これからどのように変わっていくのだろう。

花子さんに、延命処置をしないのは決めている。
食べれなくなった時に、
胃から直接栄養を入れる、胃ろう。
鼻から栄養を入れる、経鼻経管医療。

認知症は治る病気ではない。
延命して回復を待つことは困難だ。

これまで一生懸命頑張ってきたのだから
これ以上の負担はかけたくない。


それは行わないことに決めている。


でも、口から「食べる行為」を忘れて、
食べられなくなったときに、
果たして、これまで決意をしていた
延命処置をやめると決断できるか。

まだ人として生きているときに、
耐えさせて良いのか。

延命処置を行わないと、
点滴になる。
3か月の命になる。


今、食べられないけど、
表情は、こんなに生き生きとしている。

11月19日に撮った写真。

平成27年11月29日

( ただ、ここ1か月で笑顔が少なくなり、
 焦点が合わないことが増えているが )




介護家族は、
いつも重たいものを抱えながら
悩んでいる。



では、晩御飯。
しばらくは、花子さんの食事はやめておきます。
ミキサー食では、楽しくない。

僕は、毎晩の酔っ払い報告です。
モツ煮込みを作ってみた。
お酒は、焼酎 黒霧島
 
モツ煮込み 

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コメント
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2015/12/27(Sun) 09:53 |  |  | 【編集
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2015/12/27(Sun) 10:04 |  |  | 【編集
はじめてコメントさせて頂きます。
「若年性認知症 介護」で検索していて、このブログにたどり着きました。
私は現在、61歳の意味性認知症の母を弟と2人で在宅介護しています。住んでいるところが田舎なので、若年性認知症の家族会などの参加も難しく…ネットで同じ境遇の方のブログを拝見しながら、日々 頑張っています。
お母さまのお年が近いので、思わずコメントさせて頂きました>_<
2015/12/28(Mon) 00:58 | URL | でこラッタ | 【編集
そのときの判断になるでしょう
永遠の別れになりますから、送る立場の心情も大きくかかわってくると思います。「これでいいんだ」と受け入れられれば覚悟も決められます。「まだ受け入れることができない」なら人工的延命措置に踏み切られればいいし・・・

ただ家族の心情だけで思い通りにできるかどうか。母の場合、「看取り」もやってもらえる施設だったら胃瘻には踏み切らなかったかもしれません。胃瘻から2年後救急車で病院に運ばれ、10日余の入院で旅立ちました。10年の介護の終わりに「別れる覚悟で通った10日間」をもてたことはありがたかったです。

旅立つ人に大きな負担がかからず、送る者も心穏やかに送ることができれば。そんな別れが望ましいのですが。
2015/12/28(Mon) 21:13 | URL | miki | 【編集
僕も認知症の方のブログをいくつか読ませて頂いたので、どのように進行しているかは少しはわかることもあります。

でも花子さんの笑顔が少しでも長く続けばいいな、とそれだけを願っています。

それ以上の感情をうまく言葉に表せません。

形あるものを食べさせたい、それが花子さんの機能を保つことになる。でも医者はリスクを犯せない。
僕に口を出せることではありません。

それでもお二人の愛情は変わりません。

たくさん泣かせて頂いて、たくさん勇気をもらったブログです。
花子さんの笑顔がまだまだたくさん見れますように。
いえ、まだまだ長く見れますから(^^)
2015/12/28(Mon) 23:55 | URL | よっちn | 【編集
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