今日も14時に、花子さんのところへ行ってきた。


週末に、翌週の予定を病院へ伝える。
1時から4時の間に行ける日を出して、
ゼリーの準備をお願いしている。


本職の仕事もあるが、
最近は、週に2回、
他にも、仕事を掛け持っている。


予定を組みながら、
昼間行けるのは、
2~3回。

口から食べる大切さを感じているので、
多く行きたいのだが。



ゼリーのお楽しみはないが、
夕方以降は、
口腔ケア、リハビリもあるし、
出来るだけ行っている。


行って、
会いたいからね。




今日は、
ゼリーを食べたのは、
三分の一程度だった。


三口目から、
咳が出た。


時々、
看護師さんが立ち会う。

そんな時に限って、
咳をする。


少し喉に引っかかると、
強く咳をして、
唾液、ゼリーを戻す。


口の中、喉の動きを確認して、
咳ができれば、、
できているうちは、大丈夫。



と思うが、


看護師さんから、

今日はこの辺で

と言われ、
終わりにする。



もう少し食べさせたい。



と思いながら、
今は、
慎重に、
我慢。



ゼリーを食べる前に、
いつも口の中を掃除する。

100均で買った、
ミニライトは必需品。

汚れをとる。

食べる前の、
軽いマッサージも。



ゼリーが終わった後は、
念入りに、
唾液腺、顔の周りの筋肉を緩めるための
マッサージをしながらながら、
口腔ケア。


次は完食できますように。


と、願いながら。


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病院から1月末に、

療養型病院はゴールなので、
暖かくなる頃までには、
次の行先を考えてください。

 
と言われていた。
 
 
そして、新年度を迎える3月始め、
医療・介護報酬の変更から
病院から、強く次を求められた。
 
 
病院の相談員とも
何度も話している。
 
 
 
 
今と同じ、医療療養型病院は、
医療行為が少なくなったので転院は難しい。
 
 
 
介護療養型医療施設も、
条件が厳しい。
 
 
 
特養(特別養護老人ホーム)と、
老健(老人保健福祉施設)がある。
 
 
 
特養は、介護を受けながら、長く生活をする場だ。
だが、申し込んでもなかなか順番が回ってこない。
また、夜間は看護師がいないため、
痰の吸引ができない。

施設職員でも研修を受ければ
痰の吸引ができるが、
そこまでのスタッフが揃っている特養はあまりない。

以前、痰の吸引ができないということで、
何か所も断られた。
 
 
 
老健は、介護を受けながら、リハビリをして、
在宅復帰を目指す施設だ。
長期の入所は難しい。

花子さんは、寝たきりの状態なので、
車椅子移乗までのリハビリを望んでいる。

今の花子さんには、一番合っているところと思う。



3月初めに、病院から老健に診断書を送ってもらった。
 
 
8か所
 
 
すべての事業所に伺い、
面談、説明を受け、見学をさせてもらった。

やはり、伺って、面談・見学をしなければ
花子さんに合っているかわからない。
 
これまで、すべて同じようにしている。
 
 
 
1か所目、在宅復帰強化型老健。
集中してリハビリを行い、3ヶ月を目途に
退所、在宅に戻る。
 
ここは、面談の段階で断られた。
今の症状では、受け入れられないとのこと。
 
 
 
2ヶ所目、今の病院のグループ施設。
病院もここを勧めていた。

Dr.、理学療法士も一緒だ。

施設へ伺って、説明を受けたのち、
花子さんの面会に来た。

そしたら、 
なんと、
 
断られてしまった。

老健は在宅復帰を目指すが、
今の花子さんの状態を診ると、
在宅は非常に厳しいので、
受け入れられないとのこと。
 
病院の相談員も、
これまで次の引受先として 
断られたことがないので、
驚いていた。
 
 
療養型病院からの退院支援もそうだが、
老健も、「施設から在宅へ」と言う、
介護保険の改定に、
もろ、影響されている。
 
 
 
他の2ヶ所は、
嚥下機能検査でOKが出たとしても、
胃瘻の人には、口からの食べ物は
一切だめ。
お楽しみの、ゼーリーも出来ないとのこと。
 
胃瘻は口から食べれない人のための
栄養補給方法なので、
口から食べることは、
誤嚥性肺炎のリスクがあるので
認められないらしい。



もう2ヶ所は、見学させて頂いて、
花子さんには合わないように感じた。
 
 
 
1ヶ所、ここはリハビリスタッフに、
ST(言語聴覚士・食べることに障害
   のある人に、嚥下リハビリを行う)
がいる。
PT(理学療法士)
OT(作業療法士)
STが揃っている老健はあまりない。

お楽しみゼリーが始まったことを伝えると、
積極的にリハビリをしてくれるという。

だが、胃瘻の人が入れる枠は三人で、
一人は、長くいる人、
二人は3月初めに入所したばかりで、
当分空きは出そうにないとのことだ。
 
入所待機の申し込みをした。
 
病院から退院を迫られているので
いつまでも待つのは、
難しいかもしれない。
 
 
 
最後に行った1ヶ所は、
リハビリスタッフが少ないので、
回数は少ないと伝えられた。
 
でも、施設内を見学させてもらったら、
なんとなく、温かい雰囲気があった。

ここも、入所待機の申し込みをした。
 
 
 
 
色々、色々、 
考えながら、
 
 
これからのことも、
 
 
自分のことも、 


考慮しながら、
 
 
動いている。
 
 
 
 
今日は、息子のお嫁さん、
星子さんを連れて、
花子さんのところへ行った。
 
いつになく、目も開いて表情が豊かだった。
 
僕が行っている口腔ケアと、
お楽しみゼリーを見せた。

口も大きく動かし、
ゴクンもできて
驚き、喜んでいた。

食べているところを
スマホでビデオを撮ってもらった。


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今日も、13時30分に病院へ行き、
お楽しみの、ゼリー。

そして、歯科医師との面談、
相談員との打ち合わせも入っていた。
 
 
 
病室に入ると、
ちょうど、PT(理学療法士)が、
リハビリを行うところだった。
 
 
この病院では、
始めて、リハビリをしているところに、
立ち会う。

僕の方からも、たくさんの話をしながら、
今行っているリハビリについて
説明をしていただいた。

ベッドの横に座る、端座位まで行った。

前の病院では僕もやっていたが、
今は、OKが出ていないので、
ベッド上で、背中を75度まで上げる
ギャッチアップだけだ。
 
半年ぶりに座っている姿を見る。


2018.329   

PTから、

少し手を添えれば座位を保てます。

 
 
びっくり!!

肩に手を添えるだけで座っている。

以前は、
枕や座布団で周りを固めないと
座ってられなかったが、
 
座れるじゃないか。
 
 
今度Dr.にお願いして、
僕が行う許可をもらおう。

(専門職の人が見ると、
 あれ?つなぎを着てる。
 と、気づかれたかもしれない。
 寝ているときに足を動かすので、
 ズボンがずり落ち、胃ろうのボタンが
 出てしまう恐れがあるらしいので
 今は、つなぎのパジャマ)
 
 
  
リハビリが終わってから、
お楽しみのゼリー。
 
慎重に食べさせている。

手のひらに乗るような
小さなカップだけど、
時には途中で止めることもある。


医療、専門職向けのメールマガジンを見ているが、
その中に、興味深い記事があった。
 (長くなりますが、とても参考になるので、
  一部を貼り付けます)


江別すずらん病院の宮本Drの
話したことが書かれていた。

口から食べることの重要性が認知されてきているが、
「食事介助に問題がある」 と宮本氏は指摘する。
「口を開けない患者に、口を無理やり開けて食べ
させるような食事介助もある」 と現状を語る。
 
宮本氏の病棟では、眠っているとき、
食事にむせるとき、口を開けないとき、
食事を嫌がるときには
食事介助を行わない。
 
「この当たり前のことを行うだけ、で誤嚥性肺炎を生じる
患者は激減した」 と言う同氏は、「誤嚥性肺炎は、医療と
介護の現場が作り出している」 とも指摘する。

無理に食べさせない食事介助を徹底したことで、患者が
食べ物を喉に詰まらせることもなくなったという。

「認知症が進行すると次第に食べられなくなるが、
それは安らかな死に向けた準備と受け入れ、
患者を苦しめない介護をすることが大切」 と宮本氏は
強調する。



以前だったら、せっかくゼリーが始まったし、
少量だから、何とか食べさせようとしたが、
あくまで、お楽しみ。
少しでも反応が悪かったら、途中で止める。



歯科医師との面談もあった。


一週間ほど前に、口腔ケアをしようとしたら、
かぶせた前歯の1本が取れて、
金属の根元が出ていた。

 
すぐに看護師さんに知らせる。


レントゲンを撮ったが、体の中にはないそうだ。

気が付かず、掃除の時に捨ててしまったのか。


金属が見えて見栄えが良くない。
先端が、やや尖っているので、
舌を噛んだときに、出血しそう。

前と同じように、かぶせの歯を頼んだ。


DR.からの説明。

1本の歯をかぶせるだけだと、
また、はずれてしまうことがあります。
はずれた歯を外に吐き出せばよいのですが、
飲み込む恐れがあります。
胃に入れば良いのですが、
誤嚥から肺に入ることが考えられます。

そうなると大変なことになります。

今は前歯で食べ物を噛むこともありませんし、
見栄えだけを考えるのなら、
リスクがあるので、歯を入れることはお勧めしません。

 
 
色々なことを想定しながら、
質問をし、答えて頂いた。


了解し、今回は歯をかぶせるのは
行わないことにした。
 
 
 
長くなってしまったので、
相談員との話はまた今度。
 
 
今は、これが一番大変。 


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 先週から今日まで、
法事の連続だった。


15日(木)16日(金)は、福島の叔母の一周忌
父の弟の奥様。

僕達にとっては、仲人のご夫婦だ。
 
 
23日(金)、午前中は、お彼岸で菩提寺の御住職が
家までお経をあげに来ていただいた。

午後は、母の弟の叔父のお通夜。

24日(土)は、告別式。

そして、 
25日(日) 明日は、母の三回忌。



福島の叔母の一周忌では、父方の親戚が集まった。

叔父の御通夜・告別式では、母方の親戚。

お袋の三回忌では、スリブリ家の親族が集合する。
 
 
短い間で、何年も会っていない、
親父お袋の、両家のいとこ達とも
再会することができた。
 
  
子供時代、チャン付けで呼び合っていた従兄弟も
50~70代。
いまだに、○○チャンだ。
 
 
一月は花子さんのお兄さんが他界し、
茨城へ行った時も、
久しぶりに兄弟、従兄弟、親戚の人たちに会うことができた。




葬儀、法事は辛く悲しいことだ。

でも、故人に関わる人が皆集まる場でもある。

その時にだけしか会えない人もいる。

故人が、再会の場を作ってくれたと思う。
たまには、

みんな集まれ、
その場を作ったぞ!


と言っているように思う。


昔を懐かしみ、
お互いに歩んできた歴史を知り、
励ましあう場だと感じる。
 
 
 
親戚に久しぶりに会う。、
会った人は、皆さん、親父の偉大さと、
お袋の優しさを褒めてくれる。


そして、誰もが、花子さんのことを
心配してくれる。

親戚の人には、
以前、2013年に
僕と花子さんが、
新聞連載になった記事をまとめた
小冊子を渡している。

涙して読んでくれた方も多い。
 
状況を知っているからこそ、
気にしてくれる。
 
 
 
でも、その冊子は、
5年前までの経緯。

今思うと、それは序章であって
そこから、怒涛のような年月を過ごした。


皆さんに、今の状況と、
僕の思いを伝えた。
  
 
 

今日、告別式が終わってから
花子さんのもとへ行った。
 
 
いつものように、
僕の独り言のように
今日のあったことを伝えた。

そして、桜が満開のことも。
 
 
花子さんの旧姓には、
「桜」の字が入っている。

この季節になると、
なおさら、強い思いになる。
 
  
これが、小冊子。
 


 
家に帰って、僕の晩御飯。
メインは、近所の畑の人から頂いた、
菜の花。
辛し和えにした。

初めて作ったけど、美味い。
まだ、大量にある。

サブは、鮭のムニエル。
お酒は、焼酎 黒霧島
 
菜の花の辛し和え 

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花子さんのゼリーは順調。

回数が増えるごとに
食べようとする意欲が見られる。
 
口を開け、唇にスプーンを当てると、
催促するように、
口をとがらす。

スプーンに少量のゼリーを乗せる。
せりー味見1 

ゼリー味見2 

ゼリー味見3 

この後、口を開けて
舌で送り込みながら、
ちゃんと、モグモグする。

そして、口を閉じ、
大きな音を立てて、

ゴクン。

喉の動きを見ながら
次の一匙。

今日は、初めて完食だった。

ゼリー 

とても、2年近く、
口から食べたことのない人とは
思えない。


感激してしまう。
 
 
 
 
でも、前回の日記から、
まだ5回だけ。


僕が行った時だけだ。
 
 
看護師さん、Dr.が見守れる、
月曜から金曜の、
1時から3時の間。


毎日のお楽しみは、
難しい。


仕事もあるので、
昼間の時間が取れない。

夕方以降なら、
毎日行けるのだが。


でも、これは了解した上でのことで、
仕方ない。


嚥下機能検査をして頂いた、
歯科医師は、
可能性を診てくれた。

でも、現場を預かる医師は、
誤嚥の危険性を感じている。
 
 
 
誤嚥だけは絶対に防がないと。
一度でも、誤嚥から熱が出ると、
すぐに中止になってしまいそう。
 
 
 
今日は看護師が見守らず、
僕一人で食べさせた。
 
 
まだ始まったばかりなので、
徐々にだな。
 

では、僕の晩御飯。

特売の国産牛が更に半額だったんで、
ステーキと野菜バター焼き。
隣は、ケールとキュウリを肉味噌。

お酒は、頂き物(^.^)
新潟、上善如水!

ステーキ

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一昨日、病院で花子さんの嚥下機能検査が行われた。

僕が行くたびに行っている口腔ケア・リハビリで、
嚥下は良くなっていると感じていた。

それを、専門職の検査でどの程度
改善されているのか知りたかった。



今の病院へ転院した時にもお願いした。
でも、その時は、
「口を開けてください」「飲み込んで」等の
指示が入らないということで
行なわれなかった。

飲み込みも悪いとの事だった。


でも、僕の感覚では、
半年前より、
明らかに良くなっているのを感じていた。

再度、お願いする。


今のDr.は患者と家族の思いを大切にしてくれる。

一昨日、嚥下機能検査が行われた。


1時の予約時間より少し早めにいく。

口の中の、痰の塊を取り除く。
口腔ケアをして、
綺麗にしてから検査に臨む。


部屋には道具がセットされていた。

嚥下検査  

ゼリーと、トロミの付いた飲み物がそれぞれ4種。


歯科専門医.が入ってくる。

一緒に、ST(言語聴覚士・飲む、食べるの専門家)、
PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、SW(ソーシャルワーカー)
看護師、他にも数人が入ってきた。
 
嬉しい。
皆さんで見守ってくれる。
 
 
 
これまでの経過と、家族の思いを話す。
 
Dr.は熱心に聞いてくれた。
説明もあった。



嚥下機能検査開始。


機械、パソコン、がセットされて、
鼻からカメラを入れる。

喉の動きをみる。

 嚥下検査2

唾液のたまり具合を見る。

とろみの付いた飲み物を口に入れた。

ゴクンをする。

飲み込んでますね。
ゼリーを試してみましょう。


スプーンに少量のゼリーがのせられ、
口に入れた。

嚥下検査4

花子さん、ちゃんと噛んで、
喉の方にずらし、ゴクンをした。

1年9か月ぶりの口からの食べ物だ。

それだけでも喜びだ。

嚥下検査3

鼻から入れられたカメラで見ながら。

もう一口、二口。

大丈夫そうですね。

鼻からのカメラを抜く。

鼻から管を入れて痰の吸引。
ゼリーは出てこなく、
胃まで落ちていた。

Dr.から説明があった。

食べようと思えば、食べれます。
ただ、リスクは大きいです。

口から食べようという目的ではなく、
ある程度のお楽しみと言うことであれば
可能です。

ただ、低空飛行の状態ですので、
どこかでバランスが崩れると、
誤嚥性肺炎や、窒息と言うことが
起こる可能性はあります。

ご主人の熱意も感じます。

食べるのをすべてやめるという
状態ではありません。

少しでも食べて、生活の水準を
落とさないのも大事です。


ありがとうございます。
私も、すべて口からの食事が
できるとは思っていません。

元気な頃は食べるのが
大好きだったんです。

ほんの少しの味見程度でも、
口の中に入れて、
食べさせてあげ・た・い・・です。


嬉しくて、感動して、
最後は言葉が詰まってしまった。



僕が食べさせることになる。
上の写真の、ゼリー半分から。

いつも行く夕方だと、
もしもの場合、Dr.がいなく、
詰まった時、看護師の吸引もできないので、
14時前後に予約して行くことになる。

STも同席してくれるとのこと。



ようやく、ようやく、、、
念願だった、口から食べ物を入れることが
出来る。



2016年7月には、誤嚥性肺炎から、
何も食べられなくなり、
8月には、余命1か月の宣告があった。

その時、どうせだめなら、
リスクがあっても構わないので、
味見だけでもお願いできないかと
Dr.にお願いした。

その時、
医師として危険がわかっていることはできない。
と言われ、口に食べものを
入れることはできなかった。

そこから、二十一ヶ月、何も口に入れてない。



でも、僕は食べられるようになる可能性を信じ、
その時から、口腔ケアと、マッサージを
ずっと続けた。

NPO法人 口から食べる幸せを守る会 
理事長 小山 珠美看護師にメールを送り、
励ましの返事を頂いて
信じ続けてケアをしてきた。

ネットでやり方を検索し、病院へ行ったときは、
30分かけて、欠かさずおこなってきた、

唾液腺マサージ
口腔周辺筋マッサージ
口腔内ストレッチ
ガムラビング
(上記緑色は、クリックすると出てきます。小山さんも)

時には、ナースから注意され、
周りからは、無駄な行為とみられた。

転院した病院でも、
誤嚥でも一番重度な「唾液誤嚥」が
起こっているので、
壁には、

「禁食」

の紙が貼られていた。

でも、あきらめずに、ケアを行ってきた。

専門家のケアは入ってないので、
嚥下機能検査をお願いしても、
自然に良くなることはないので、
断られてきた。


でも、今回、実施していただく。


食べることができる。
努力が実った。


自分で、あまり自慢することはないのだが、
今回は、自信を持って言える。


認知症が進行して、
重度の、
終末期と言われる状態になっても、
リハビリを行えば、
可能性はある。


あきらめずに、やり続けて良かった。



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花子さんのところに行ったとき、
スマホからユーチューブを出して、
音楽を聞かせる。

  
童謡、小田和正、1970年代のヒットソング
いろいろ選びながら、
耳元に置く。

疥癬で個室の時は、大きなボリューム。
2人部屋の時は控えめ。
今は、四人部屋。
耳に近づけて、
周りに迷惑にならないように流す。
 
 
認知症専門病院にいた時から聞かせていた。
  ↑
その頃のことをリンクしようとして検索したら、
 ちょうどユーチューブを聞かせていた記事がこれ。
 その頃の写真が載っていた。
 たった、3年前。
 なんて良い表情をしてるんだ(涙) 
 クリックすると飛びます。 )



ユーチューブで聴かせる音楽を選んでいたら、
偶然、カーペンターズが出てきた。

花子さんと一緒に住んだ頃、
ステレオを買って、
花子さんが最初に買ったレコード。

カーペンターズ ←これ


懐かしく思って聴かせてみた。

そうすると、表情が変わった。

なんと、僕の方を見て、ニコッとした。

しばらくすると、泣き顔。



驚いた。

奇跡だ。



ブログ仲間の岩佐さんが、
お母様にヘッドホンで
音楽を聞かせた記事があった。


そうだ。

確か、昔、カセットに録った覚えがある。


家に帰り、カセットを見つけた。

机の中を探すと、
引出しの一番下の奥に、
カセットテープレコーダーが出てきた。


中に入っていた電池が
漏電している。

出して、よく掃除をし、
電池を入れたら動いた。
再生できる。

スマホを買った時についていて、
しまってあったイヤホンを接続。

ちゃんと音が出る。


今日病院へ行き、さっそく聞かせる。
 
300224


残念ながら笑顔は出なかったが、
目が空中で何かを探すように動く。

泣き顔は出た。
 
 
認知症の人は
音は最後まで、聴こえているという。

返事はできなくても、
こっちの言葉は伝わっている。
 
心地よい音には穏やかに反応する。


もっと早くから聞かせればよかった。
 
 
どこかに、いろんな音楽が録音された
カセットテープは売ってないかな。
 
 
では、花子さんの調子が良いので、
晩御飯。
豚の生姜焼きと、焼酎黒霧島。
ニンニクの漬物が美味い。
 
生姜焼 


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なかなか更新が出来なかった。


1月末からずっと、忙しかった。


身の回りに起きた、事故、事件。


花子さんの今後、

年度末に向かい、仕事も忙しくなる.、
家族会のお仕事、
つどいの参加、お手伝い。
地域、友人、親戚も重なる。
 
 
みんな、自分が受けたことなので、
出来る範囲でこなしている。


目いっぱいの、息苦しさもあるが、
それにも増して、充実感もある。





今日の講演を終わらせ、

ほんの少し、気持ちに余裕が。


でも、手帳を見ると、
まだ、すべの日が埋まっている。



少しはゆとりを持たないとな~



その心のゆとりが、
花子さん。


今日行ったら、
久しぶりの笑顔。

20180213 

肌もつやつやしている。
少し、太ったかな。

栄養が800kcalから、1200kcalに増えた。
水分も、1日400ccから、600ccになる。


中心静脈栄養、経鼻経管栄養の時は、
体温37.3℃が平熱だった。

いつも、氷枕をしていた。


胃瘻をしてから、まだ一度も氷枕をしていない。

36度台でキープしている。


酸素、血圧、排泄も、問題なし。
 


凄く順調。

嬉しい。



今月はバタバタしていて、
一日おきぐらいしか行けてない。

やっぱり、花子さんのところへ行くと
こころが安らぐ。



疲れているが食欲はあるので
大丈夫。
今日の晩御飯

鶏の胸肉をスパイスたっぷりで焼いてみた。
野菜炒め。
ウイスキーのお湯割り。
(シングルモルトでもったいないが
 日本酒を切らしてしまった。)
 
鶏胸肉 

作って、飲んで、だらけて、
これも、安らぎ。


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まずはお知らせ

認知症の人と家族の会 副代表理事で、
川崎幸クリニック院長の、杉山孝博Dr.の
研修講座が開催されます。

ターミナルケア研修講座 

研修テーマ:「ターミナルケア研修講座」
日時 : 2月18日(日) 10時~16時
会場 :横浜市健康福祉総合センター4階ホール
     (JR、地下鉄 「桜木町」駅1分)
参加費:一般        5000円
     家族の会会員  4000円
     学生 特別価格 2000円

テレビ、新聞でも有名な、杉山Dr.が、
昼食をはさみ、6時間みっちり、わかりやすくお話しします。

講座内容一部
これからの高齢者ターミナルケアの特長/
在宅、施設におけるターミナルケア/
告知/尊厳死/緩和ケア/訪問看護と訪問介護 等

こちらに申込書があります。
     ↓
 ターミナルケア研修講座
 
僕も勉強したい。
(多分、受付にいます)





胃瘻からの栄養も順調に入り始め、
Dr.と相談員との面談があった。

栄養も入り始め、痰の吸引も少なくなったので、
療養型病院では、ゴールと考えています。

次をどうするかを考えてください。

病院でのリハビリは限界がありますので、
老健(介護老人保健施設)などの
施設に移り、
リハビリを行った方が良いと思います。

今すぐではないので、
暖かくなる頃を目途に考えてください。



また、新たな課題が出てきた。


医療型療養病院は、医療行為がないと
入院することはできない。

医療行為は3区分に分けられている。

花子さんがこれまで該当していたのは、
医療区分3で、最も重い医療行為に当る、
中心静脈栄養だ。

また、医療区分2の
1日に8回以上の痰の吸引。
 
他に、医療区分1がある。
 

医療療養病院は、2又は3の人が
対象になる。
 
中心静脈が外れ、
痰の吸引は、1日に5回以上。
 
( 以前は10回以上だった。
 少なくなってたと思ったが、
 確認したら、まだ5回)

 

重い医療行為が無くなったのは
喜ばしい。
 

でも、次を考えなければならない。
いつも、そんなことの繰り返し。

 
色々調べながら、考えていく。



今日の花子さん。
  
20180127  

まだ頬はこけている。

今は、800kcal。
徐々に増え、
だんだん、良くなっていく。
 
 
僕も栄養とらないと。

今日の晩御飯。
煮物を作ってみた。
里芋、にんじん、大根、牛蒡、鶏肉。
まだ、鍋にいっぱいある。
3日分だ。

友達からもらった天然鮎。
冷凍したのをたくさんもらった。
お酒は、岩手県酔仙酒造の、はやぶさ紀行。

煮物 

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胃瘻造設の病院から
これまでの療養型病院へ再入院をして
2日が過ぎた。
 
 
インフルエンザの面会禁止が解除され、
今日も、病院へ行ってきた。
 
 
 
順調だ。
栄養が入り始めている。
 

顔つきも良い。
 
大きな笑顔も出た。
スマホを忘れて、
写真を撮れなかったのが残念。 
 
  
 
ようやくここまで来た。
 
 
長かった。



2年前、
2016年7月に誤嚥性肺炎から
水分だけの抹消点滴になった。

食べることが出来ず
日が経つ。

2016年8月にDr.から余命1ヶ月の宣告。

そのまま看取りをするなら、
この病院のままで迎える。

延命を希望するなら、
療養型病院への転院を勧められた。

認知症の診断が出てから12年が経っている。
延命をする意味があるのか、とまで言われた。


どうするか、


悩み、苦しみ、
ひと時も頭から離れることなく、
絶えず、考えていた。

以前は、延命は考えていなかった。
認知症は治ることはない。
精一杯生きてきたのだから、
最後は、無理をせず、
静かに迎えようと思っていた。

でも、いざその時になる。
まだ笑顔も出る。
呼びかけに反応する。


このまま死なすわけにいかない。
生きていてほしい。

強い思いが湧き上がり、

2016年9月に転院、胃瘻を決断した。


4か月間なにも胃に入っていないので、
まずは、鼻から水分、栄養へと段階を踏む。

しかし、その最中に、誤嚥性肺炎。
唾液を誤嚥して肺炎になる。


経鼻経管栄養は難しいということで、
2016年10月に、血管から栄養を入れる
中心静脈栄養に切り替わった。


このブログでも、また、周りからも、
僕の行っていることは、
介護者のエゴではないか。
花子さんは望んでいない、
と言われる。

僕の体調も崩れる。
数か月で6㎏体重が減り、
病院へ行ったら、「抑うつ状態」と
病名がついてしまった。


2016年10月には、帯状疱疹にもかかってしまった。

2017年1月、再度経鼻経管栄養
チャレンジしてもらう。

しかし、白湯を入れている段階で、
中心静脈栄養の針から、感染(MRSA)が起こり、
高熱を出す。

経鼻経管栄養、中心静脈栄養
すべてが中止になり、
抹消点滴だけになる。


2017年2月、ようやく熱も下がり
中心静脈栄養が再開した。

だが、Dr.から、
花子さんは、鼻からの栄養、
そして、胃から栄養の、胃瘻。
経管栄養は難しく、
今の中心静脈栄養がベストです。
と言われる。
 
選択肢が無くなった。


2017年3月に再びMRSAの感染。

そして、2017年5月にも。


何度も、何度も、危険な状況に遭遇するが、
花子さんは、いつも乗り越え、
笑顔が出てくる。

2017年7月には疥癬に罹ってしまった。


疥癬が治ったのもつかの間
療養型病院は入院期間が決められていて、

2017年9月に次の病院へ転院

新しい病院へ移った機会に、
これまでの経過と、僕の希望を伝える。

前の病院では、胃瘻は難しいと言われたが、
口腔機能はケアをして良くなっている。
何とか胃瘻まで結び付けたい。

Dr.はチャレンジをしてくれた。

だが、すぐに熱が出る。
また、MRSAの感染が起こってしまった。

2017年10月、感染が治まり、
経鼻経管栄養の再挑戦。

白湯から、徐々に栄養と移って行った。

朝夕、400kcalの栄養が入り始め、
順調に経過。

胃瘻を行うために、手術をする病院と
打ち合わせが入る。


期待をしたところ、
疥癬再発

前の疥癬の卵が残っていたらしい。
疥癬が出ている間は、
他に人に移すといけないので、
個室に隔離。


転院が伸びてしまった。


期待すると、すぐ反動。
こんなことの繰り返し。


そして、
2018年1月胃瘻造設手術が行なわれた。




余命1ヶ月と言われた花子さんは、
まだ生きている。

しかも、相変わらず反応は良く、
表情は豊かだ。



たくさんの障害を乗り越えた、
花子さんの、強い、
生命力に感謝をする。


僕たち家族に、元気を分けてくれる。


ありがとう。 



(今日の日記は、僕のメモとして、
 これまでの経過をまとめたので
 長くなってしまいました。
 また、各日付にはリンクを貼り
 戻れるようにしたので、読み辛くなり、
 申し訳ありません)



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